イタリア料理

パスタ・ピザ 『カラブレーゼ』とはどんな料理?レシピや意味が気になる!

本日ご紹介するのは、イタリア料理の『カラブレーゼ』。

いつもの食卓がさらにオシャレで華やかに!唐辛子の素材の味を楽しめる料理です。

今回はその意味や起原、パスタ・ピザのレシピまで『カラブレーゼ』とはどんな料理なのか?そのすべてを紹介していきますね。

カラブレーゼとはどんな料理?

カラブレーゼとはシンプルにいうとペペロンチーノよりもさらに唐辛子を使用し、辛みが増した料理のことです。

「カラブレーゼピザ」や「カラブレーゼパスタ」と聞いた事がある方もいらっしゃるかもしれませんし、時には“カラブリア風”と呼ばれる事もあります。

さらにカラブレーゼをもう少し噛み砕いてわかり易くいうと、

  • 唐辛子やニンニクを惜しみなく使用した料理
  • 唐辛子をチーズやサラミに練りこんだイタリア料理
  • 料理そのものは辛くないが、食べるときに辛さを自分好みに調節する料理

 

となります。

唐辛子をそのまま大量に使うのではなく、チーズやペースト状にした豚肉に練りこんだりソースに溶け込ませる事で素材の味を引き立たせるのがカラブリア風の特徴です!

 

パスタ、ピザだけでなく、サラミやサルシッチャなどにも唐辛子を練りこんだものも名称に含まれる事から、総称して“カラブリア風”と呼ばれています。

辛い料理をイメージして暑苦しさを感じる方もいるかもしれませんが、カラブリア風料理はワインと合うのも特徴のひとつです。

主食としても、おつまみとしても食卓を賑わせる事ができる料理なんですね。

カラブレーゼの起源は?

ブーツの形をしたイタリアのつま先の部分に“カラブリア州”という地域があります。
まさにこの地域からカラブレーゼは生まれました。

時は中世に遡ります。
カラブリア州は外国人に支配されている歴史をもっており、人々の生活は貧しいものでした。
気温が高い地域のため、食料の確保にも一苦労です。

そこで人々は、南米から当時持ち込まれた唐辛子を使用し、年中食べる事が出来る保存食を作ったのがカラブレーゼの起源といわれています。

かつてカラブリア料理は“ピアット・ポーヴェロ”(貧しい食事)と言われていたんです。

保存する食材も高価なものは手に入らなかったため、手に入りやすい価値の低い部分の肉や、安い魚。
安定的に収穫できる野菜などが唐辛子を使って保存されました。

 

今ではカラブリアで唐辛子は最もポピュラーな食材として扱われ、家庭のテーブルなどには必ずといっていいほどオイル漬けの唐辛子が置かれています。

この辺りはイタリアの中でも辛いもの好きで有名な地域なんだとか。

現在では唐辛子をいかに多く食べる事ができるかを競うペペロンチーノフェスティバルも開催されているほど、唐辛子が地域に根付いています。

カラブレーゼはどうやって食べる?

唐辛子、にんにくをふんだんに使用したカラブレーゼピザ、パスタなどが代表的ではありますが、カラブリア風となると幅広い食べ方があります

ペースト状にしたトマトと豚肉などに唐辛子、にんにくを和えてパンに塗って食べたり
マリネ風の味付けに青唐辛子をまぶして食べる魚料理もあります。

サラミに練りこんで酒の肴にするという方法、牛や豚の内臓を唐辛子で辛く煮込んだシチューなんてものもあるんですよ!!!

カラブレーゼの食べ方は「辛さを調節する」というのポイント

自分の好みの辛さで食べるのが”粋”な食べ方なんですね。

辛いものが苦手な方でも調節して食べる事ができるため、大人数でも食べやすい料理となっています。

カラブリア州の方では、意外と辛くないカラブリア風の料理もあるそうですよ!!!

カラブレーゼピザの作り方んのレシピ

ではカラブレーゼピザの作り方のご紹介します!
揚げ茄子がとろりとして、唐辛子の辛みが食欲をそそります。

 

◇カラブレーゼピザ材料>※生地2枚分◇

・ピザ生地(市販のものでOK)
・唐辛子(粉末状)※イタリア産のものがオススメ
・ホールトマト(大きいサイズのものを1缶)
・唐辛子入りのサラミ(適量)
・茄子(4本)
・にんにく(2片)
・モッツァレラチーズ(80g)
・オイル漬け唐辛子(適量)※イタリア産のものがオススメです。

・唐辛子入りオリーブオイル(適量)
※普通のオリーブオイルでもOK
・黒コショウ(適量)
・塩(適量)

 

◇カラブレーゼピザの作り方◇

  1. フライパンを熱してオリーブオイルをひきにんにくを弱火で炒める。
  2. ホールトマトを入れ、つぶしながら中火で7分ほど熱を入れます。
    ※にんにくの色が変わってきたらトマトを入れるのがポイント。
  3. 唐辛子(粉末)を入れます。
    ※食べる際調節できますので、味見をしながら入れてみて下さい。
    ピリ辛程度でよいのでやや少なめがオススメ。
  4. とろみがでてきたら塩を適量加えて味を調えてソースの完成です。
    ※唐辛子を入れすぎるとパサパサに仕上がってしまうので入れすぎ注意。
  5. 茄子をざく切りにし、油で揚げます。
    (油の量は茄子を半分ほど浸すくらいで大丈夫です。)
  6. ピザ生地にオリーブオイルを塗りトマトソースを伸ばす。
  7. 塩、黒コショウで味を整えながらそれぞれカットしたサラミ、チーズをのせる。
    揚げ茄子も忘れずに!
  8. 230度に温めておいたオーブンにピザ生地を入れて様子を見ながら10分~15分ほど焼いて完成
・焼いたあとお好みでバジル、パセリなどを乗せるとオシャレな仕上がりになります。
・食べる際はオイル漬け唐辛子で味をお好みに調節して下さい。
・見た目重視!唐辛子をそのまんまピザに乗せちゃってもOKですよ。

 

唐辛子の味と、やや多めににんにくを使用した事によりソースにコクがでます。

辛みを調節できる事がポイントですので辛さが足りないという方は、ソースにみじん切りにした青唐辛子を入れると辛みがアップしておいしく召し上がれます!

カラブレーゼパスタの作り方・レシピ

続いてはパスタです。ピザよりも簡単に作れるのが特徴です。
少し辛いですが、馴染み深い味がするので、カラブリア風初心者にはオススメです。

◇まるで地中海!カラブレーゼパスタ材料◇
・パスタ2人分
・ほたて(お好みです。好きなだけ入れましょう。)
・えび(お好みです。好きなだけ入れましょう。)
・カラブレーゼペースト(なければペペロンチーノペーストでもOK)
・にんにく(1.5片)
・塩コショウ
・オリーブオイル
・白ワイン(適量)

 

◇パスタ カラブレーゼの作り方◇

  1. ほうれん草、えび、ほたてをそれぞれ耐熱皿に分けてレンジで熱する。
    ※えびとほたては白ワインに浸し、蒸しましょう。
    出汁は取っておきましょう。
  2. オリーブオイルでみじん切りにしたにんにくを炒める。
  3. にんにくを炒めているフライパンに茹でたパスタを入れる。
  4. カラブレーゼペーストを加える。
  5. 「1」の具材、出汁を入れ、塩コショウと和えながらサッと炒める。
    ※味見をして素材に味が染み込んでいなければ追いカラブレーゼで整えます。

・お好みで白身魚などを入れてもいいですね。
・白ワインとカラブレーゼペーストは量に気を付けてましょう!
白ワインを入れすぎるとべちゃべちゃになってしまうカラブレーゼペーストを入れすぎると味がしつこくなりすぎるので少しづつ入れるといいですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

”カラブレーゼ料理”、聞き慣れないので食べるのも作るのもハードルが高く感じるかもしれませんが、ポイントは唐辛子!

辛味が調節できるので、いちどハマると唐辛子の消費量がどんどん増えていっちゃう、なんてことも(笑)

トウガラシを食材とのマッチングを楽しむものなので意外ととっつきやすいんですよ。

夏に食べると食欲増進に、寒い冬の日も体の芯からポカポカとしてくる料理。
汗をかきながら食べるのもよいし、冬には家族や友人と食べながら温ります。

みなさんお試しになってみてください。
ではではっ!