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パスタ&ピザ・フンギとはどんなもの?レシピや意味が気になる!

フンギという名前の食材をご存知ですか?

パスタやピザなど様々なイタリア料理に使われる『フンギ』。

ココではそんなイタリア料理でよく使われるフンギについて、一体どういうものなのか?
またそのレシピなどもご紹介していきます!

フンギの意味とは?その特徴!

フンギ(Funghi)とは、きのこを意味するフンゴ(fungo)の名詞の複数形の事をいいます。

ですのでピザ&パスタ・フンギはきのこが入った(のせられた)パスタやピザ、ということになります。

イタリア料理で使われる有名なきのこといえば、「ポルチーニ」と「トリュフ」ですね。

これらはイタリアで昔からよく採れるので料理に使われていました。そんなきのこがのった料理が「〜フンギ」と言われるんです!

「ポルチーニ」と「トリュフ」は、世界3大きのこのうちの2つにあたり、あとの1つは日本の松茸なんですよ。

ポルチーニについて

ポルチーニについて

ポルチーニは、独特の香りと歯応えが特徴です。

イタリア語で「子豚」という意味なのは、全体が丸々と膨らんでいる様が子豚に似ているからです。

また、日本語では「ヤマドリタケ」と呼ばれますが、これは山鳥の色と体型を思わせるためにそう呼ばれるようなりました。

こちらはマツタケやトリュフ同様に値段が高いのですが、その理由は人工栽培がまだ確立しておらず、野生下での収穫でしか期待できないからです。

さすが3大きのこポルチーニ、とっても希少なんですね!

トリュフについて

トリュフについて

トリュフは、セイヨウショウロの1種であり世界3大珍味の1つです。

地下で育ち、成熟すると地表に表れます。黒トリュフ、白トリュフと種類がありますが、黒トリュフは黒いダイヤと呼ばれ希少とされています。

白トリュフはさらに希少価値が高く、黒トリュフの3倍の価格とも言われています。ポルチーニと同様、人工栽培が確立していません。

どちらのきのこも香りが高くて、世界中で人気のあるきのこです。

フンギを使った料理の由来は?

 

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古代ギリシャ・ローマ時代からヨーロッパではマッシュルームを「神様の贈り物」と呼ぶなど、きのこは古くから人々に親しまれてきました。

イタリアでは、きのこは旬の時期を逃すと売り場から姿を消してしまい、冷凍したものか、乾燥させたものが多く出回るようになります。

乾燥させたものは、旨み成分が増えるという利点がありますが、舌触りや香りが新鮮なものと比べ、どうしても劣ってしまいます。
ですので「出汁」を取るために料理のソースとして使われることが多いです。

また、きのこはリゾットでも多く使われますし、「フリッティ」いわゆる、揚げ物料理でも人気です。

きのこを主役にした有名なイタリア料理に木こりという意味の「ボスカイオーラ」というものもあり、パスタやピザを使ったレシピのほか、スープに使うこともあります。

きのこなど、山や森、その近くの田舎で採れる食材を使うことが由来とされています。

イタリア全域で食べられている料理で、この地域の料理である、この食材を使う、などという厳密な定義は無いとされていますが、きのこを贅沢に使う料理です。

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パスタフンギとのレシピ

ここでは『パスタ・フンギ』、そしてきのこを使った炒め料理『トリフォラーティ』を紹介します。

 

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パスタ・フンンギは、”これがないと!”や””この方法で!”といった決まりは特にありません
きのこをたっぷり入れることで旨味が出るので簡単に美味しく仕上がります。

こちらでは優しい味付けのレシピを、ご紹介します。

◇材料◇

パスタ      1人前分
ひき肉      30~50グラム
キノコ類     適量
(マッシュルームやきくらげ、乾燥ポルチーニがおすすめ)
無糖の生クリーム 100ml
塩・コショウ   適量
粉チーズ     お好み
オリーブオイル  少々

 

■作り方

  1. パスタを茹でる。
  2. 茹でている間にオリーブオイルできのこを炒めます。
  3. 具材にざっと火が通ったようであれば、さらに生クリームを加えて炒めます。
    数分煮詰めたら、味をみて、塩味が足りなければ加えます。粉チーズもお好みで入れましょう。
  4. パスタを具材を炒めたフライパンに入れて加熱します。
    その際、パスタの茹で汁を大さじ1杯加えます。
  5. お皿に盛り、お好みで粉チーズかけて完成です。

きのこの旨味が出るので味付けはお塩だけでも美味しく出来ます!
簡単なのでサッと作ることが出来ますね。

トリフォラーティのレシピ

 

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北イタリアのピエモンテ地方の郷土料理に「トリフォラーティ」という名前の料理があります。
肉料理の付け合わせにされることが多いです。

トリフォラーティとは「トリュフのような」という意味の料理のことで、トリュフ以外のきのこや他の材料を使って「トリュフに匹敵するような風味のする料理」を作ります。

「トリフォラーティ」はイタリアンパセリを大量に使用するのですが、イタリアンパセリの代わりにオレガノが入ると「フンゲット」という料理になります。

フンギがきのこなので「きのこのような」という意味の料理名です。

そんなトリフォラーティを紹介します!

◇トリフォラーティの材料(5人分)

舞茸       1パック
ぶなしめじ    1パック
マッシュルーム  1パックの半分
にんにく     1片
イタリアンパセリ 15枝(お好みで調整してください)
バター      15グラム
オリーブオイル  大さじ2
白ワイン     少々
塩・故障     適量

 

■作り方

  1. 舞茸、ぶなしめじは石付きを切り落としてから小房に分けます。
  2. マッシュルームは縦5ミリ幅に切ります
  3. イタリアンパセリはみじん切りにして、にんにくはすりおろします。
  4. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて、弱火で加熱し、にんにくの香りがしましたら、バターときのこを加えてさっと炒めます。
  5. すぐに蓋をすると、きのこから水分が出てしんなりしてきます。
  6. 蓋をとり、ワインとイタリアンパセリを加え10分程炒めます。
  7. 塩胡椒で味を整えます。

炒めるだけで完成の簡単イタリア料理

味の決め手はニンニク・バター、ワイン、これが入ることでただのきのこ炒めから”フンギ料理”になります。

イタリア名産のきのこを使うと、よりイタリア料理らしさがUPしますよ!

まとめ

今回は”フンギ”について紹介してきました。

フンギはきのこ(フンゴ)の複数形って聞いて”そのまんまじゃん!?”と思った方が多いのでは無いでしょうか(笑)

そんなきのこの豊かな香りを楽しみながら、フンギを是非味わってみてください!