世界中に数え切れ無いくらいの種類があるカクテル。
今回紹介するファジーネーブルは居酒屋からオシャレなバーまで日本中どこでも飲むことが出来る超メジャーカクテルです!
そんなファジーネーブルですが、由来や意味など意外と知らない事ってあったりしませんか?
ここではファジーネーブルの意味やカクテル言葉、そしてアルコール度数や作り方まで紹介していきます!
ファジーネーブルのデータ | |
タイプ | どちらもある |
アルコール度数 | 5度前後 |
ベース | ピーチリキュール |
味 | 甘口 |
カクテル言葉 | なし |
もくじ
ファジーネーブルはどんなカクテル?アルコール度数や意味、カロリー!
ファジーネーブルはピーチリキュールをオレンジジュースで割って作られるカクテルです。
英語で書くと「fuzzy navel」、その意味は
・fuzzy=毛羽立ったの意→桃のこと
・navel=おへその意→ネーブルオレンジのこと
この2つが合わさっているからなんですね!
ファジーネーブルの味
桃の甘みにオレンジの酸味が合わさってカクテルというよりはフレッシュジュースのよう。
作り方によってはアルコール感もほぼ感じないようにすることが出来、お酒が苦手な方でも飲みやすくできますよ!
ファジーネーブルの度数
一般的に飲まれているファジーネーブルのアルコール度数は5度前後です!
ピーチリキュールのアルコール度数は15度前後、それに合わせるオレンジジュールの量によってファジーネーブルの度数は変化します。
そしてたくさん氷が使われているので作ってから時間が経つにつれ、段々と薄まっていきます!
作る人によってはオレンジジュースに香り付け程度にピーチリキュールを入れる程度の”ほぼジュース”のようなものも。
ファジーネーブルのカロリー
ファジーネーブル一杯のカロリーは150kcalほどです。
カクテルの中では多くも少なくもない方です。
材料それぞれのカロリーは
・ピーチリキュール100ml 196 kcal
・オレンジジュース100ml 40 kcal
となっているのですが
タンブラー 10オンスの(300ml)にドリンク180ml分、氷120ml分として計算した場合です。
他の情報ではこれよりももっと高いカロリーと紹介されていますが、リキュールをよほど濃くして作った場合でないとそれほどにはなりません!
ファジーネーブルの由来や歴史
ファジーネーブルの誕生は1980年代とその歴史はまだ浅いのです。
1980年代、アメリカでピーチリキュールが使われ有名になった「ピーチツリー・トニック」というカクテル、そのリキュール・”ピーチツリー(Peachtree)”を使い誕生したのが「ファジー・ネーブル」でした。
まだ誕生して3〜40年というカクテルとしてはかなり新しい部類のものになります。
今ではファジーネーブルが「ピーチツリー・トニック」より断然有名になってしまいましたね!
ファジーネーブルのカクテル言葉
ファジーネーブルにカクテル言葉はありません!
そもそも誰が付けたのか分からない「カクテル言葉」ですが、特に新しいカクテルには付いていないものが多いみたいです。
この先さらに多くの人々に飲まれ、愛されるうちに自然とカクテル言葉が語られるようになる日が来るのかもしれませんね!?
ファジーネーブルの作り方&美味しいアレンジ法
ファジーネーブルはリキュールとオレンジジュースの割合によって味、アルコール度数が大きく変化します。
”これが正解”という作り方があるわけではないので、みんな思い思いに楽しんでいるって素敵ですね!
ここではスタンダードなファージーネーブルの作り方から、美味しいアレンジ方法まで紹介していきます。
基本のファジーネーブルの作り方
用意も手順もとてもカンタン!お家で気軽に楽しめます。
◇材料◇
・ピーチリキュール 40ml
・オレンジジュース 160ml
・氷 適量
◇作り方◇
タンブラーに材料を注ぎステア(混ぜ合わせる)する。
リキュールとジュースの割合は基本1:4をベースにお好みの量に調整していくといいでしょう。
ピーチリキュールは
- ボルス ピーチ
- クレーム・ド・ペシェ
- ピーチツリー
こちらが使われることが多いです。
タンブラーのふちにオレンジを挟めば見た目がより本格的になりますよ!
ファジーネーブルの美味しいアレンジ法
ファージーネーブルのアレンジその1
◇材料◇
・ピーチリキュール 40ml
・烏龍茶 160ml
・氷 適量
◇作り方◇
タンブラーに材料を注ぎステア(混ぜ合わせる)する。
あれっ?
と気づいた方も多いはず、オレンジジュースを烏龍茶に変えると「レゲエパンチ」というカクテルになります!
フルーティーさと甘さが一段引っ込み、サラッとしてごくごく飲みやすいカクテルになります。
ファージーネーブルのアレンジその2
◇材料◇
・ピーチリキュール 50ml
・オレンジジュース 130ml
・冷凍マンゴー 適量
◇作り方◇
タンブラーに材料を注ぎステア(混ぜ合わせる)する。
氷を冷凍マンゴーに変えるだけでよりフルーティーでトロピカルな味わいになります!
ピーチリキュールをベースに合わせるものを変えるだけでカンタンにアレンジできるのがファージーネーブルのいいところ。
一見合わなそうな組み合わせでも作って飲んでみると意外とちゃーんと美味しくなります。
思い浮かんだら何でもとりあえず試してみると新しい発見があるかもしれませんよ!
ファジーネーブルとは?度数や意味、作り方のまとめ
ファジーネーブルは
- 簡単に作れて、飲みやすくアレンジもしやすい
- 1980年代から飲まれるようになった
- カクテル言葉はない
そんなカクテルです。
ご家庭でも簡単に作れる&アレンジもカンタンなので家族や恋人パーティーなどといろいろな場面で楽しめますね。
そんなフルーティーなファジーネーブルを楽しんでみて下さい!