フランス料理

リヴァロってどんなチーズ?臭いや特徴とまさかの美味しい食べ方!

こんにちは。
ここではチーズの本場フランスが原産地のリヴァロ・チーズについてご紹介したいと思います。

リヴァロはまだまだ日本ではあまり知られていないチーズかと思いますが、実はチーズ界では最も長い伝統と歴史を持つものの1つなのです。

今回はそんなリヴァロ・チーズについて特徴や歴史、美味しい食べ方、合わせるのにピッタリなワインは?
といった事を紹介していきます。

リヴァロはこんなチーズ

リヴァロ(Livarot)は、チーズの産地で有名なフランス・ノルマンディー地方にあるリヴァロ村という村で作られるチーズです。

ノルマンディー地方は牧草が育ちやすい気象条件であること、牛が育つのに理想的な地形であることからその地域で育った牛から取れる牛乳を元にチーズが作られるようになりました。

そんなリヴァロは有名なカマンベールやポン・レヴェックと共に「ノルマンディー三大チーズ」と呼ばれています。

起源は諸説ありますが、13世紀にアンジェロという名で作られていたチーズが元になったと言われ、この地方のチーズの中では、最も歴史が古いようです。
その後リヴァロは1600年代後半から食べられていたと言われています。

見て分かるリヴァロ

リヴァロ・チーズの見ためは赤茶色で円盤状の形、グラン・リヴァロ、リヴァロ、3/4リヴァロ、プチ・リヴァロの4サイズ(それぞれ20cm、12.446cm、10.922cm、7.874cm)があります。

そして最も分かりやすい特徴といえば、長い時間熟成させる間に型崩れが起きないよう、側面にレーシュと言われるイグサのひもが5本巻かれていることです。

これが、陸軍大佐の袖口にある階級章の5本線に似ているため、コロネル(陸軍大佐)という愛称がつきました。

現在では安定した製造方法によりレーシュ本来の役割は薄れてしまい、紙テープがトレードマークとして巻かれている事が多くなっています。

1975年、A.O.C(原産地呼称統制)に認定されました。

リヴァロ・チーズの味、臭いなどの特徴

 

View this post on Instagram

 

nonchanさん(@921nonchan)がシェアした投稿

主原料は牛のミルク、外の皮を塩水や酒で洗いながら熟成させるウォッシュタイプのチーズで1年を通して食べられるチーズです。

食べ頃は、製造から6週間前後で、熟成が進むにつれ臭いが強くなりますがそれと同時にとろけるような旨味が増していきます

どんな臭い?

→ウォッシュチーズという事で臭いの性質は納豆系とも言われ強烈です。

そんなウォッシュチーズの中でも『リヴァロ』は特に臭いが強いと言われています
有名なグルメ漫画「美味しんぼ」の中でもこのチーズの臭いがいかに衝撃的かという話題が出ていたほど(笑)

いつも思いますが、納豆とかくさやとか匂いの強烈な食べ物を最初に食べた人ってすごい・・。

味は?

しかしそんな臭いとは対照的にチーズの中身は深いクリーム色をしていて、おだやかで優しくクリーミーな味で個性的なチーズの代表格として知られるほどです。

 

A.O.Cに認定

500種類以上にもおよぶフランスチーズのうち、優れた品質のもののみに与えられる『A.O.C』、その数はリヴァロ・チーズを含めわずか40数種類ほど。

このチーズの味と品質高さは折り紙付きです。

リヴァロ・チーズに合うワイン

リヴァロ・チーズは芳醇・濃厚なのが特徴のチーズですので、ワイン好きの方に好まれやすいチーズです。
チーズの強い風味に負けないボディのしっかりした重め&渋めの赤ワインとよく合います

ワイン以外のお酒では?

ワイン以外のお酒で相性が良いものは「カルヴァドス」です。
これはチーズの生産地であるノルマンディー地方のリンゴを蒸留して作ったブランデー

同じ地域で作られたお酒という事で合わない訳がありませんよね。

さらに日本のお酒ですと日本酒よりも芋焼酎やそば焼酎などハッキリとした風味をもつお酒との相性が良いです。

ぜひお試しください!

おすすめの食べ方!

リヴァロ・チーズの独特の匂いが苦手で、どうしても食べられない・・。

という方は、チーズの表面の皮を剥いて、薄めにカットして食べてみると良いかと思います。

皮以外はまろやかな味ですので、中身だけを食べると抵抗感はないと思います。
さらにクラッカーやパンと合わせると食べやすいです。

よりさっぱりとした味わいを求めるのであれば、熟成が若いものが良いでしょう。

パンだけではなくぶどう、キウイと一緒に、野菜であればアンディーブやセロリに付けて食べると美味しく頂けます。

 

View this post on Instagram

 

takeshihirasawaさん(@hirasawa0824)がシェアした投稿


その他、ニョッキやミルフィーユパイなど火を通すお料理に使うと特徴的な旨味を残しつつ、気になる臭いが和らいで美味しく頂くことができますよ。

さいごに

リヴァロ・チーズは現在日本の店頭ではなかなか手に入れにくいチーズといえます。

昔ながらの製法で作られたフランスが世界に誇る最高品質のチーズ、是非一度お試しください。