韓国にはたくさんの美味しいグルメがありますが、タッカンジョンという料理を知っていますか?
タッカンジョンは韓国人の間では定番グルメとして知られており、気軽に食べることができると人気です。
日本人の口にも良く合う、食べやすい味付けですよ。
今回はタッカンジョンとはどんな料理なのか?
ハングル表記、ヤンニョムチキンとの違い、そして自宅でできる簡単本格レシピ・作り方も紹介していきます!
もくじ
タッカンジョンとは?味などの特徴!
タッカンジョン(닭강정)は甘辛いソースがかかった鶏のから揚げです。
見た目はツヤツヤとした照りが特徴で、食欲そそるその見た目が特徴です。
販売されているほとんどのお店でタッカンジョンには骨が付いていません。
骨なし、そして一口サイズなので食べやすいですね。
衣はカリっとしていますが、中はとってもジューシー、甘辛いタレと鶏肉の旨味が口の中に広がっていきます。
お店によって辛みや強いものや甘みが強いものなど異なるので、食べ比べも楽しいですね。
屋台などで売られているものはサツマイモやフライドポテト、餅、ナッツなどが付け合わせとして一緒になっている事が多いです。
タッカンジョンはカップに入れて販売されていることが多く
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このようにテイクアウトのおやつとしてよく食べられています!
タッカンジョンとヤンニョムチキンとの違いはココ
ヤンニョムチキンがあります!
タッカンジョンと良く混合されるものに、両者は非常に似ており、韓国人でさえ違いが分からないこともあるそうですが、主な違いは以下の通りです。
骨なしか骨ありか!
タッカンジョンでは主に骨がありませんが、ヤンニョムチキンは骨が付いています。
骨なしということで一切れが小さく食べやすいのでカップ売りされて”おやつ”として親しまれているのかも!
衣が異なる?
タッカンジョンの衣はサクサクしていますが、ヤンニョムチキンの衣はどちらかと言うとしっとり感が強いです。
熱々で食べるか、冷めても食べられるか?
タッカンジョンのタレには水飴が使われているので、冷めてもツヤツヤしており美味しく食べることができます。
一方のヤンニョムチキンの衣には砂糖が使用されているため、熱々で食べることを想定してあるのが特徴です。
タッカンジョンの歴史や意味、由来
タッカンジョンのタッは韓国語で鶏を、カンジョンは小さなお菓子を意味します。
甘辛くて一口大のサイズ感が、まるで小さなお菓子のようなことから名前が付けられたと言われています。
タッカンジョンの歴史は仁川市がはじまり。
国際空港があることでも知られ、港町でもある仁川市の新浦市場が発祥です!
昔の船乗りたちが長い航海の中でも、鶏のから揚げを冷めても美味しく食べられるように考えられたのがタッカンジョンです。
味付け自体がとても美味しいと人気に拍車がかかり、韓国全土に広がっていきました。
簡単本格タッカンジョンのレシピ・作り方!
タッカンジョンのソースって作るのが難しそうですが、実は自宅でも簡単に本格的な味を出す事ができるんですよ。
揚げずに作れる簡単で本格的なレシピ・作り方をチェックしていきましょう!
鶏もも肉(むね肉でもOK) 560g
塩コショウ 適量
牛乳 適量
小麦粉 大さじ3 ※
片栗粉 大さじ2 ※
ケチャップ 大さじ2 ※
コチュジャン 大さじ1 ※
粉唐辛子 お好みで ※
醤油 大さじ1 ※
酒 大さじ1 ※
水飴(はちみつでもOK) 大さじ1 ※
ラー油 大さじ1 ※
おろしニンニク 小さじ1 ※
いりゴマ 適量
◇作り方
- 鶏もも肉を食べやすい一口大の大きさにカットする
- 軽く塩コショウをして、牛乳を肉が浸るくらいまで入れる。そのまま30分置く
- 小麦粉~おろしニンニクまで”※”印の調味料を混ぜ合わせる
- ボールやバットなどに片栗粉と小麦粉を入れて混ぜ、肉の表面にまぶす
- フライパンに油を多めに敷き、肉を焼く
- 肉に火が通ったら残った油を軽くふき取る。混ぜておいた調味料を弱火にかける
- タレが沸騰してきたら、肉を入れてタレをからめ、いりゴマをまぶして完成!
冷めてもおいしいタッカンジョン!
ちょっと材料は多めですが、”揚げなくても”作ることができるので工程は意外と簡単です。
お酒のおつまみやご飯のおかずに、冷めても美味しいので一度にたくさん作っておいてもいいですね。
↓キットを使ってもっと簡単に作ることも↓
まとめ
甘辛いソースでからめた鶏のから揚げの韓国料理タッカンジョンは骨がない一口大サイズでさくっと食べやすく、食べ歩きにもぴったりです!
タレに水飴を使用しているのでツヤツヤな見た目で、冷めても美味しく食べることができますよ。
作り置きできるので韓国では屋台でよく売られているというのも納得です。
自宅でも簡単に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪