韓国料理にはさまざまな種類がありますが、あなたはどれが一番好きですか?
冷麺やピビンパ、参鶏湯、サムギョプサル、トッポキなど、どれも本当に美味しいですよね!
そんな中でぜひ一度試してもらいたい韓国料理の一つがタンスユク、どこか懐かしい味で日本人の口にも良く合うんです。
今回はそんなタンスユクについて、韓国語のつづりや食べ方、そして日本でのキットの通販についてや、自宅で簡単に作れるレシピも紹介します!
タンスユクとは?韓国語つづりや味、食べ方!
タンスユクは日本でいう酢豚にとても近い料理で韓国語では『탕수육』というつづりになります。
唐揚げにした豚肉に、タマネギやニンジン、ピーマン、キクラゲやキュウリなどが入った甘辛いあんをかけて食べます。
日本の酢豚は最初から豚肉とあんを一緒に煮込んで提供されますが、韓国のタンスユクは具とあんが別々に提供されることが少なくありません。
理由は唐揚げにした豚肉のカリっとした食感を損なわないためです。
豚肉を食べる直前にあんをのせ絡めるんですよ!
豚肉には衣がたっぷり付いているので揚げたては特に香ばしく、サクサクとした食感。
そしてあんはとろみのあるものから、透明でサラッとしたものまで、お店によっていろいろな種類があります。
味の特徴としては日本の酢豚と比べて酸味が抑えめに作られているのでずいぶん食べやすくなっている印象。
酸っぱさがそこまで主張してこないため、豚肉本来の甘みが口の中に広がっていくのが感じられますよ!
肉みそまぜそばのジャージャー麺と一緒に食べられることが多いのも特徴です。
韓国ではその歴史や意味、由来!
タンスユクを漢字で表記すると、糖水肉、中国語で酢豚のことは糖醋肉と表しますが、ほぼ同じですね!
タンスユクがどのように韓国で食べられるようになったのか、その歴史や由来ははっきりと分かっていません。
ですが中国の酢豚が元となっていることは確かで、古来に中国から酢豚が伝わり、現在の韓国風酢豚”タンスユク”の形になったと思われます。
現在では出前の定番メニューにもなっており、前述したようにジャージャー麺と一緒に注文されることがとても多いようです。
タンスユクの簡単キットが気になる!日本で通販は可能?
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韓国のスーパーではタンスユクを簡単に作ることができるキットが販売されています。
甘酢ソースのレトルトや唐揚げ用の粉とあんがセットになったものなどいくつかの種類があるようです。
豚肉や野菜などの材料を自分で準備すれば、細かい味付けなどを考える必要がないので簡単に作れそうですね!
そこでそのキットが日本でも購入できるか気になったので楽天やamazonなどでは購入可能か探してみましたが、残念ながらありませんでした(汗)
どうしても欲しい場合は韓国まで行くか、旅行する友達に買ってきてもらうしかなさそうですね・・・。
タンスユクの簡単レシピ・作り方
タンスユクのキットがあれば簡単に作れますが、もしキットが手に入らなかったとしても大丈夫、タンスユクはキットが無くても自宅で作ることができます!
そんなタンスユクの簡単レシピ・作り方をチェックしていきましょう。
豚ロース 250g
タマネギ 1/4個
キュウリ 1/2本
ニンジン 1/3本
油 適量
☆肉の下味用調味料
酒 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
塩コショウ 少々
ゴマ油 小さじ1
おろしニンニク 小さじ1/2
☆衣用材料
卵 1個
片栗粉 大さじ3
☆あん用調味料
ケチャップ 大さじ3
砂糖 大さじ1/2
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
水 150cc
片栗粉 大さじ1と1/2
◇作り方
- 豚肉を大体1.5cm幅にカットして、ボウルに入れる
- 肉の下味用調味料を加えて、手で揉みこむ。冷蔵庫で15分ほど寝かせる
- タマネギは1cm幅の放射状に、キュウリとニンジンは乱切りにする
- 別のボウルに衣用材料を入れて混ぜ、冷蔵庫で寝かせた豚肉にまぶす
- フライパンに油を入れて、約170℃に熱する。カットした野菜を素揚げにして、その後で豚肉も入れて唐揚げにする
- 鍋にあん用調味料を入れて中火にかける。とろみが出てきたら、素揚げにした野菜を入れて混ぜ合わせる
- 豚肉とあんを別皿によそえば完成
材料の用意さえできれば後は簡単!
複雑な工程はなく、混ぜて火を通し和えるだけですのでいざ挑戦してみたら意外と簡単にできちゃいますよ!
まとめ
タンスユクは韓国料理の一つで、日本でいう酢豚ととても似た食べ物です。
しかしタンスユクは一般的に豚肉とあんが別皿で提供されるので、豚肉のサクサクとした食感を損なわずに楽しめるのが特徴となっています。
韓国ではキットも販売されている人気の料理『タンスユク』。
日本では簡単に手に入れられないのが残念・・・。
ですが大丈夫、自宅で作ることはが可能です!!!
一見材料は多いように思いますが、使うものは家庭にある基本的な調味料ばかり、時間もかからずに作れるので是非一度チャレンジしてみるのもアリだと思いますよ!!