メイク用品や、韓流スターやアイドル、韓国料理など様々な文化が今日本では大流行です。
若い方から年配まで虜にさせてしまう韓国・・・。
特に韓国にはおいしい料理がたくさんあり、食い倒れツアーも多数用意されていて大人気です。
そんな韓国グルメの中でも「ポンテギ」という珍味を知っていますでしょうか?
一部の方にとても注目されているんだとか・・・。
今回はそんななぜか訳あり感を感じてしまう「ポンテギ」とはどんなものか?気になる味や栄養、食べ方まで詳しく紹介していきたいと思います。
もくじ
ポンテギとはどんな虫?臭いや味、栄養など
✔️ポンテギ(번데기)とは蚕(カイコ)のサナギです。
そう、高級生地であるあの”絹を作る蚕のさなぎ”なんです!!
繭から絹を取る際に繭を丸ごと茹でてるのですが、絹を取ったらその中から出てくるサナギを調理して食べるんです。
繭から出てきたサナギをさらに塩、もしくはしょうゆで煮て味を付けると完成。
韓国では屋台などに置かれてあったり、市場や一般のスーパーなどでも購入ができるポピュラーな食べ物として親しまれています。
スーパーでは缶詰のコーナーにあることが多く、お酒おつまみや、栄養補給として口にする方が多いです。
食堂及びレストランではお通し(パンチャン)として出されることも多いので思わぬところで遭遇するかもしれませんね(笑)
→ちなみに実は日本でも現在長野県では”蚕”を食べる文化が残っているんです。
このようにスーパーでもパックで売られているいるんですよ↓
日本でも同じようなものがあるなんてびっくりですね!!!
現地でも苦手な人はいる!
ポンテギの本場である韓国でも若い女性などの間では好き嫌いがはっきり分かれてしまうんだとか!?
それはやはり、カイコの虫らしい独特な見た目に原因があるのかもかも。。
女性で苦手な人がいるというのはなんだか理解できますね。
日本食でもイナゴの佃煮は美味しいですが見た目が・・・という方も多いですもんね!
臭いや味、栄養
缶詰を開けた時が臭いはとても独特で、足の裏のような臭いがします。
(例えが良くなくってすみません)
味は、良く言えば干した桜エビのような味に苦みがプラスされたような感じといいます。
個人的な感想としては”美味くも不味くもないかな”という感じ、しかしその見た目と相まって受け入れられない方が多いのかも?と思いました。
しかしたんぱく質を多く含み栄養が豊富なため、健康志向のために食べている!という方も多いんだそうです。
ポンテギの歴史や意味、由来
いつ頃から食べられているのか、詳しい時期などは不明です。
しかし絹が生産された頃から中のサナギを食べられたと言われている事からその始まりはからり古いとみて間違いないでしょう。
韓国でも食糧難だった時期に、貴重なたんぱく源として食されたようです。
カイコは特に人間が生きていくうえで必要な栄養素を多く含むといい、カイコを食して当時の人々は食糧難を乗り切ったのでしょう。
現在韓国の屋台では煮詰めたものを1カップ100円ほどで販売しており、その手軽に栄養補給できる感じが受けているの・・・かな?
缶詰でGET!ポンテギの食べ方
韓国食材店や通販などで缶詰を手に入れた際は、どのようにして食べるのが良い?そして美味しいのでしょうか?
その方法をいくつか紹介していきます。
① そのまま食べる
意外と多いのがそのまま食べるです!
中の汁気で食感が少しヌルっとしていて好き嫌いが分かれ
てしまうかな?と思います。
既に食べ慣れている方なら問題ないと思うのですが、はじめての方は臭いと見た目でなかなかなインパクトかも・・・。
② 油で揚げる
臭いや食感を落ち着かせるにはこの食べ方がとてもおすすめです。
しかし飛び跳ね注意!ポンテギの水気をしっかり切ってから油でカラッと素揚げにします。
この場合は臭いが少し軽減されてだいぶ食べやすくなります!
結構油の温度が高いとカイコがポンポン飛んで行ってしまうので低めの温度で揚げましょう。
食感もパリッと感が出ておつまみになる一品になります!
③ 汁ごとフライパンに入れて煮詰める
汁気が無くなるまでフライパンで炒める方法ですが、この場合臭いが出てしまう場合があるので注意しましょう。
もちろん換気扇をしっかりと回して火を入れましょう。
味が良く染みて、臭いも飛んでかなり食べやすくなりますよ。
塩味よりも、しょうゆ味の方が煮詰めるには味が染みていいようですね。
また、ごまやコショウなどで味をアレンジするとより美味しく食べられますよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回は韓国の有名な珍味『ポンテギ』について詳しく紹介させていただきました。
なかなかの見た目で、私も最初は驚きました(笑)私は韓国で実際に食べた時「意外とイケるかも?」と思いました。
そして始めての方には素揚げが食べやすいのではないかと感じました。
缶詰ならばお土産にもいいですし、ちょっとした話題作りにもいいかもしれませんよね。
日本でも長野県などでカイコを食べる文化があるようなので、まったく馴染みのない食材というわけでもありません。
興味のある方は是非一度ポンテギにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?