地球上には実に様々な料理があり地域によって特色があるのはみなさんご存知の通り。
ですが、世界各地様々な場所で根付いている料理が今回紹介する”エンパナーダ”です。
ここではそんなエンパナーダの
・エンパナーダとはどんな料理?中身や味、言葉の意味
・かんたんな本場の味が楽しめるレシピ
・東京で食べられるレストランは?
といった内容について詳しく紹介していきます。
もくじ
エンパナーダとは?
エンパナーダの中身や味
✔️エンパナーダ(Empanada)は、主にスペインや中南米諸国、フィリピンやポルトガルなどで広く食べられている伝統的な料理です。
→様々な国で食されている料理ですが、日本では主にアルゼンチン料理として知られています。
パイ生地で作られた半月形のポケットパイで、お肉をメインとした具材を詰めて焼いて(もしくは揚げる)作られます。
気になる味ですが、外側の生地の”パリッと感”、スパイスが効いた肉の旨みがしっかり感じられます。
ちなみにあくまで私感ですが”洋風胡椒餅”のようにも思いました。
軽食やおやつとして人気がありますが、メインディッシュとしても食べられることがあります。
具材には、挽肉、鶏肉、魚、野菜、チーズなどのさまざまなバリエーションがあり実に様々。
そしてその具材は、地域によって異なる特色があります。
– 例えば –
アルゼンチンでは、挽肉、玉ねぎ、卵、オリーブなどが一般的
コロンビアでは、ジャガイモと牛肉が一般的な組み合わせ
この他にも、野菜、チーズが入ったものや一部の地域では甘いフルーツを使ったものなど、さまざまなバリエーションがあり様々な味が楽しめます。
エンパナーダの起源・歴史、言葉の意味
エンパナーダの起源は初期イスラム国家・ウマイヤ朝(8世紀ごろ)のイベリア半島支配の頃に、スペインとポルトガルで広く食べられていた「muaajanat」(ムアジャナット)が起源だという説があります(諸説あり)。
『ムアジャナット』は菓子パンのようなものでパイ生地のようんなものにひき肉を玉ねぎとトマトペーストと混ぜて塩と胡椒をふって焼いたもの
そこから時を経て生地を折りたたみ具を包んで揚げる現在の形になり、その中で名前もエンパナーダとなっていったと言われています。
その名前の由来はスペイン発祥の料理でその名前はスペイン語の「empanar(パン生地で包む)」という意味。
エンパナーダのかんたん本場レシピ
こちらのページではエンパナーダを”アルゼンチン料理”として紹介しているので、アルゼンチン式のスタンダードなレシピを紹介!
【材料】
(生地)
・小麦粉:500g
・バター:100g
・水:約150ml
・塩:小さじ1/2
(具材)
・牛ひき肉:500g
・玉ねぎ(みじん切り):1個
・パプリカ(赤ピーマン)(みじん切り):1個
・ミックススパイス(赤唐辛子、クミン、オレガノ、パプリカパウダーを混ぜたもの):大さじ1
・オリーブ(スライス):1/2カップ
・レーズン:1/4カップ
・ゆで卵(スライス):2個
・塩:お好みで調整
・オリーブオイル:大さじ2
【作り方】
生地の準備
- 小麦粉と塩をボウルに入れ、バターを加えてクランブル状になるまで混ぜる
- 水を加えて、生地がまとまるように手でこねます。滑らかな生地になるまでしっかりとこねる
- ラップで包んで15〜30分間寝かせます→出来上がり
具材の準備
- フライパンにオリーブオイルを加えて熱し、玉ねぎと赤ピーマンを炒めます
- ひき肉を加えて炒め、ほぐしながら火を通します
- ミックススパイスを加えてよく混ぜ、塩で味を調えます
- オリーブとレーズンを加えてさらに炒めたら出来上がり
いざ調理!
- 生地を薄く伸ばし円形にする
- 生地に肉の詰め物・スライスしたゆで卵をのせるたら折りたたみ、フォークで端を閉じる
- 180°Cに熱したオーブンで約20分焼く→表面が軽く焼けて”カリッ”としたら完成!
そして材料もほとんど日本のスーパーで買えるものばかりなのもポイント。
東京でエンパナーダが食べられるお店
アルゼンチン式のエンパナーダが食べられるお店4選
コスタ・ラティーナ
東京都目黒区駒場1丁目16−12
ミ・チョリパン
東京都渋谷区上原2丁目4−8
アルゼンチングリル
東京都新宿区西新宿7丁目19−22−105
Bar Porteno
東京都墨田区江東橋4丁目25−15 第3東永ビル 2F
この情報は記事執筆時のものですので、エンパナーダを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店に確認してみるのがおすすめ。
エンパナーダについてまとめ
いかがでしたか?
世界中で愛されているエンパナーダ、南米レストランでも食べられる他、たまーにパン屋さんでも見かけることもw
そんな時はぜひ手にとって試してみてください、きっと癖になりますよ!