フランス料理

クロミエチーズとカマンベールチーズの違い!美味しい食べ方は?

フランスには400種以上のチーズがあるそうです。
その中で白カビタイプのチーズといえば、カマンベールがよく知られていますよね!

ここではそれによく似た『クロミエチーズ』の起源、特徴、美味しい食べ方、クロミエチーズとカマンベールチーズの違いについてご紹介します。

クロミエチーズの起源

フランスのイル・ド・フランス地方、Coulommiers(クロミエ)という地名が語源だそうです。

クロミエチーズはブリーチーズの仲間です。

「西のノルマンディ(カマンベールの産地)、東のブリー」と対比され、ブリーチーズはカマンベールと並ぶフランスの代表的なチーズです。

1000年以上前から作られている白カビチーズのことです。数あるブリーチーズの中で、「ブリー・ド・モー」と「ブリー・ド・ムラン」と「クロミエ」の3つが「ブリー三兄弟」といわれています。サイズは前から大(直径約35cm)、中(直径約24cm)、小(直径約13㎝)となります。

クロミエチーズの特徴について

かすかにツンとした匂いがあり、ふかふかの白カビが自然にできる柔らかいチーズ。
無殺菌乳製、殺菌乳製と分かれ、それぞれ風味が違います。

  • 無殺菌乳で作られたクロミエは深いコクとアーモンドの様な香ばしい風味が特徴です。
  • 殺菌乳製では、とても口どけがよく、クリーミーでチーズ特有のクセがないです。

クロミエチーズとカマンベールチーズの違い

クロミエチーズとカマンベール、見た目はどちらも白くよく似ていて、何が違うのか疑問に疑問に思いますよね。そもそもクロミエチーズって何でしょう!?

クロミエチーズとカマンベールチーズの違いは4点、説明。

産地

カマンベールチーズのそもそもの産地はノルマンディ地方のオージュ渓谷南のカマンベール村。

それに対して
クロミエチーズは産地がイル・ド・フランス地方のクロミエ村、という産地の違いがあります。

味について

何より我々消費者にとって一番大きな違いは味です!

チーズの製法は双方ほとんど同じですが、カマンベールチーズはコクとうま味があり、赤ワインとよく合います。
日本でもカマンベールチーズは作られていますが、日本人好みの味でつくられています。熟成具合を途中で止めているそうです。

本場フランスでのカマンベールチーズはもっと熟成されてもっと濃厚な味わいが特徴でアンモニア臭が強めになります。

一方クロミエチーズの方は熟成していてもアンモニア臭が強くなく、牛乳の甘味の様でとてもクリーミー落ち着いた風味で食べやすいと言われています。

 

カマンベールチーズの匂いが苦手な方にはクロミエチーズがおすすめですよ。

大きさ

カマンベールチーズは平らな円柱形で面の直径10.5cm~11cmで重さ250g以上

クロミエチーズも同じく、平らな円柱形ですが、面の直径が12cm~15cmで重さが400g~500g

白い見た目はとても似ているので、クロミエチーズの方がひとまわり大きいですね。

AOC指定

AOCとは・・・

Appellation d’Origine Contrôlée(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ)」の略で、原産地名称統制と訳されます。
フランスが国の法律で農産物の品質を守るためのシステムです。

引用:https://liledefromage.com/aop/

カマンベールチーズの中でも、乳牛の品種を限定され、厳しい規定や表見をクリアし、1983年に「カマンベール・ド・ノルマンディ」とAOCに認定されたチーズがあります。

クロミエチーズにはAOCには認定されたチーズはありません。
しかし、認定されなくてもおいしいチーズには変わりありませんよね!?

クロミエチーズの美味しい食べ方


クロミエチーズはスーパーに売っていない場合は、輸入食材を扱う店か、Amazonや楽天市場などのECサイトでも購入できます。

<美味しい食べ方>

・そのままをワインと共に
相性の良いワインは、コクのある赤ワインか軽めのフルーティーな赤ワイン。

・くるみやレーズンの入ったパンにのせて

・オムレツにいれて
クロミエチーズが熱でトロっと溶け出しチーズ好きには堪らない一品

・野菜のチーズ焼き
耐熱皿に茹でたアスパラやナスなどの野菜、その上にクロミエチーズをのせてトースターかオーブンで焼く。
クロミエチーズが溶け出すので、それをまたパンにつけて食べるととても美味しいですよ。

・クロミエときのこのパイ包み
冷凍パイシートを使用し、解凍したパイシートを半分に切り、200℃に予熱したオーブンで10分加熱する。
塩コショウでソテーしたきのことひと口大に切ったクロミエを下側のシートの上にのせ、オーブンかトースターでクロミエが溶ける直前まで焼き、上側のパイをのせて出来上がり。

サクサクのパイにきのこのうま味と溶け出すクロミエが合わさってとても美味しいですよ。
パーティーなどの前菜としてもおしゃれですね。

まとめ

クロミエチーズはクリーミーで食べやすく、チーズ初心者にもおすすめです。チーズとワインを飲み合わせるのも良いですが、他の料理にも色々アレンジできますのでぜひトライしてみてくださいね。

カマンベールやブリー三兄弟のチーズ食べ比べてみて、ご自身の好きなチーズを見つけてみるのも楽しいですよ。