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オランジェットとは?その由来・日持ちさせる方法やレモンレシピまで!

おやつからお酒のつまみまで幅広い世代、様々なシーンで楽しむことが出来る『オランジェット

日本のみならず世界中で愛される素晴らしいチョコレート菓子です!

ここではそんなオランジェットとは一体どんなものか?その由来や特徴、プレゼントにもピッタリのかんたんレシピまでご紹介します。

美味しさを持続させるための日もち方法などもご紹介していくので、是非最後までご覧になってくださいね!

オランジェットとは?その特徴!

オランジェット(Orangette)とはフランス生まれのお菓子でオレンジの皮を砂糖に漬けて、チョコレートをかけたりコーティングしたお菓子の名称です。

また様々な種類の柑橘類で作ることができグレープフルーツや柚子などでも美味しく食べる事ができます

製法はざっくりと

  1. まずオレンジピールを作り
  2. 砂糖をまぶし
  3. 溶かしたチョコレートにくぐらせる

という工程で完成します。

柑橘類の皮を剥いて作られるので、ほろ苦い味とチョコレートの甘みのマッチングが楽しめます

↓「OGGI」のオランジェットはフランスの老舗である「サバトン社」のこだわりのオレンジピールを使った高級品!一度食べたらやみつきになりますよ♪

オランジェットの食べ方は?

美味しい食べ方としてはやはりお酒や飲み物と併せて楽しむ方法です。

チョコレートに合うお酒と言えばワインやウイスキーですよね。

オランジェットはビターな仕上がりのため、キレのよい白ワインやほのかに甘みのある赤ワインがよく合います

→白と赤の両方に合うのは個性が強いオランジェットならでは。

もちろんコーヒーや紅茶にもよく合うのでお酒が苦手な人でも安心です!!

大人だけでなく子供のおやつにもGOOD、色んなシーンで使える便利なスイーツですね。

美味しく長く保存!

またオランジェットは乾燥フルーツと砂糖を多く使用するため日持ちするお菓子です。

保存袋やタッパーなどに入れ冷凍保存すると2週間ほど保存が可能になります。

100円均一などの瓶を煮沸消毒し、オランジェットを入れて冷凍すると1年も保存が効くので常備おやつや非常食にもおすすめですよ。

オランジェットの由来・起源は?

オランジェット2

砂糖とチョコレートの歴史とともに中世から近世までに普及していったという説があります

オレンジピールについて

オレンジの起源は中国であると考えられていますが、その皮は紀元前から医療用に使用されていたようです。

その後西へ伝わりお茶などにしたりされたんだそう。

チョコレートの歴史

中世のころ砂糖の製造はシチリア(イタリア)やスペインなど、サトウキビが収穫できる国に限られており、フランスは主に輸入をしていました。

そのため戦争により輸入が途絶えてしまう事もあったため、非常に高価なものとして知られていました。

15世紀半ばころから航海が盛んになるとフランスでもサトウキビの収穫可能な土地が発見され、砂糖が少しずつ普及するようになっていったんですね。

当時サトウキビはチョコレートも同じく高級品として扱われており、飲み物として普及していました。

時間をかけて広がっていったんですね。
1800年後半から様々なチョコレートブランドがフランスで立ち上がっています

その中でチョコレートとオレンジピールとの出会いがありオランジェットが誕生、人々に食べられるようになっていきました。

オランジェットのレシピ

オランジェットーオレンジ

ここでは出来上がった”オレンジピール”で簡単に作れる方法とレモンでイチから本格的に作る方法・2つを紹介しますね♪

プレゼントに最適〜かんたんオランジェット!

オレンジピールはスティックor輪切りどちらでもOK、ここでは市販のものを使用し簡単に自作する方法を紹介します。

◇材料◇

・オレンジピール(400g)
・ビターチョコレート(300g)
・砂糖(適量)

 

オレンジピールのスティックはこちらが使いやすいですよ↓


輪切りであればこちら↓


がおすすめ

見た目のバリエーションや色々な味を楽しみたい!という方はこちらで作ってみてはいかがでしょうか↓↓↓


「どれが美味しい〜?」なんてみんなでワイワイしながら食べたら楽しいですよ♪

◇作り方◇

  1. オレンジピールに砂糖を適量振る。
  2. チョコレートを湯煎で溶かし、温度を50度にします。
  3. 氷水の入ったボウルにチョコレートの器を入れ、温度を26度まで下げます。
  4. 再度湯煎し、温度を30度にします。
  5. オレンジピールにチョコをかけていきます。
  6. 冷蔵庫に入れ、固まれば完成です。

チョコレートをオレンジピールにかける際、かける範囲を工夫すると仕上がりにバリエーションが出ます。
見た目が賑やかになるのでプレゼントにもオススメですね。

オレンジピールに砂糖を振る際、元々の味を見つつ後がけするチョコの甘さも考慮しながら調節します。

お好みで湯煎したチョコにクラッシュしたナッツなどを入れると食べた時の食感がよくなりますよ!

イチから作るレモンオランジェットのレシピ!

オランジェットーレモン

続いてはイチから作るレモンレシピです。
レモンの酸味がチョコレートの甘さを際立たせるためレモン好きにはたまりませんね。

◇材料◇

・レモン(4個)
・砂糖(400g)
・板チョコ(3枚)

 

◇作り方◇

  1. レモンを皮のままスポンジあるいはタワシで洗う。
  2. 鍋に水と一緒に入れ、沸騰してから2分ほどで取り出す。
  3. 氷水に入れ40分放置する。
  4. 薄くスライスしたレモンを氷水に漬け40分放置、氷水を取り替えて更に40分放置する。
  5. クッキングペーパーなどでレモンの水気を切る。
  6. 砂糖を100gほど振りかけ、水気がでてくるまで放置。(約30分)
  7. 鍋に水とレモンを入れ、落し蓋をして10分火をかける。(弱火)
  8. 鍋の中を冷ます。
  9. 砂糖200gを入れ更に火をかけ、煮立ったら火を止め鍋の中を冷ます。
  10. レモンを鍋から取り出し種を取り除く。
  11. 100度に温めたオーブンでレモンを20分毎に裏返して両面焼く。
  12. チョコを溶かしレモンにつける。
  13. 少し冷まして冷蔵庫で10~15分程寝かせる。
  14. チョコが固まったら完成

→レモンは茹ですぎるとスライスしにくくなるため注意が必要です。

→沸騰させる時、水が蒸発してしまったら調節するといいですね。

→時間に余裕がある方は⑪の工程をオーブンでなく2日ほど自然乾燥してもOK!

まとめ

手軽で使える幅が広いスイーツの万能選手オランジェット。

ビターなチョコで作れば普段甘いものをあまり食べない男性も全然イケちゃうと思いますよ!

オシャレな仕上がりになるため大人のバレンタインやホワイトデーなどのプレゼントに最適です。

思い思いの方法でオランジェットを楽しんでみてください!