ベトナム料理

ベトナム料理ホビロン(バロット)とは?味や意味、日本で食べる方法!

ベトナム料理と聞いてあなたはまずどんなものが浮かんでくるでしょうか?

ベトナムの食べ物といえば米粉の麺がモチモチと美味しいフォーやベトナム風サンドイッチのバインミー、エビとハーブがよく合う生春巻きなど、どれも日本人の口にとっても合う美味しいものばかりですよね!

ですが「もっとマニアックなベトナム料理を食べてみたい!」という人にチャレンジしてほしいのが今回紹介するホビロンです。

見た目はなかなかハードルが高そうですが、食べてみると実はとっても美味しい一品なんですよ。

今回はそんなベトナム料理『ホビロン』の特徴や味、美味しく食べる方法や歴史、意味、そして日本で食べる方法などについてまで紹介していきます!

ホビロンとはどんな食べ物?気になる味やうずら版について!

ホビロンとはどんな食べ物?気になる味やうずら版について!

ベトナム料理のホビロン(hột vịt lộn)とは、孵化する前のアヒルの卵のことです

 

普通のゆで卵は無精卵ですが、ホビロンは有精卵
なので卵が生まれてから時間とともに孵化に近づいていくのですが、その途中段階のものを加熱したものになります。

これを聞いただけでも「えっ?」と思ってしまいそうですが、さらに見た目がなかなかグロテスク!!!

屋台などで売られているものは生まれてから14日から21日ほどのものですが、その中日(なかび)、18日のものが特に美味しいと言われているのだそうです。

卵が生まれてからどのくらい日にちが経ったかにも寄りますが、生まれて3週間ほど経ったものはアヒルの羽や頭、くちばしなどの形がはっきりと分かるものもあります

 

お店によってはバロット(Balut ”タガログ語”)という名前で売られていたりもしますがホビロンと同じです。

というのもこのホビロン、フィリピンではバロットという名前で広く親しまれています

なのでベトナム料理でもあり、フィリピン料理でもあると言えますね。

ホビロンは種類によって味が異なる

アヒルの形がまだ出来上がっていないものは、ゆで卵のような濃厚な味が、そしてある程度の形が分かっているものは鶏肉のような味になるのが特徴です。

また卵の中にスープも含まれていてその味はまるで鶏ガラスープの味なんですよ!

うずらの有精卵のチュンクッロン

うずらの有精卵のチュンクッロン

うずら版のチュンクッロンというものもあり、こちらはホビロンと比べて小さいのでグロテスクさが抑えられています。

単純に小さいので初心者はチュンクッロンの方が食べやすいかもしれませんね。

ホビロンと同じ屋台で売られていることも多いので同時に買ってみては?

ホビロンの選び方と美味しい食べ方

ホビロンの選び方と美味しい食べ方

ホビロンを美味しく食べるにはコツがあります!

まずホビロン選び方ですが、

  • 卵自体が青くなっているものほどひよこに成長しています。
  • 卵自体が黄色いものほどひよこになっていません

これはお好みで選んでみてください。
ですがせっかくなので青いものを選んでみてはいかがでしょうか?

屋台売られているものは熱い場合が多いので注意しましょう!

◇食べ方◇

1,卵の平たい方を上にして、テーブルなどにぶつけてヒビを入れてください。

2,殻を上の部分を少しだけむいたら、そこに直接口を付けて中のスープを飲みます。

卵ではなく、鶏ガラスープのような優しい味が口いっぱいに広がりますよ!
(ちなみに育っているものの方がより鶏の旨みが強くなります)

3,スープを飲み干したら、残りの殻をむいていきましょう。

4,卵が出てきたら、ホビロンと一緒に提供される塩やビネガー(お酢)、ライムなどをお好みでかけて食べます。
殻の下部(尖っている方)は食べられないことはないのですが硬くて美味しくないので、残しましょう。

コチラはフィリピンでの模様ですが、ホビロン=バロットですので参考に!

ホビロンの歴史や意味、由来

ホビロンはベトナム語の北部方言で、黄身やヒヨコなどが混ざったアヒルの種という意味です

そんなホビロンの歴史は17世紀ごろにさかのぼります。
もともとは中国人がフィリピンに伝え、フィリピン国内でメジャーな食べ物になりました。

その後フィリピン人がベトナムを含む東南アジア各地へ渡った際に、広まっていったと言われています。

だからフィリピンでも広く親しまれているんですね、納得!

現在ベトナム人の間では滋養強壮剤として食べられており、疲れている人や病人、妊婦などに特に人気があります。

ホビロンは日本でも食べられる?通販は?

普段なかなか目にすることがないホビロンですが、日本でも食べられます

ベトナム食材店やフィリピン食材店で、ホビロンを取り扱っているところがあり、1個200円程度で購入することが可能です。

また通販でも販売しているお店があります。

こちらはフィリピン食材やバロットの名前で検索するとでてきますよ!
6個入りで1,000円ほどですね。

ベトナムやフィリピンで買うと1個数十円なので割高ですが、日本でも食べられると考えれば安いですね。

まとめ

ホビロンはベトナム料理の一つで、孵化する前のアヒルの卵なんです。

見た目はグロテスクですが、味は濃厚でとても美味しいですよ。

ベトナムやフィリピンでは滋養強壮効果もあると言われているので、疲れている時にスタミナ補給に食べるのもよいですね!?

現地or日本でも手に入れることができるので、ぜひ一度チャレンジしてみてください!