フランス料理

ヴァランセチーズとは?特徴的な味にピッタリなワインと美味しい食べ方

みなさん、ヴァランセというチーズについてご存知でしょうか!?

ここでは黒くて四角いちょっと変わった見た目や味のチーズ、ヴァランセとはどんな?ことばの意味や美味しい食べ方、ピッタリなワインは?

といった疑問にお答え!早速ご紹介をしていきます!

ヴァランセチーズの特徴・味は?

ヴァランセ(Valencay)は、フランスの中央にあるロワール川付近にあるヴァランセ村で作られているシェーブルチーズです。

シェーブルチーズとは、山羊乳が原料の柔らかくソフトなチーズの事を言います。

また、牛の乳から作られたチーズは温めると溶けますが、このシェーブルチーズであるヴァランセチーズは、溶けることはありません。

このヴァランセというチーズの特徴はその変わった形、三角形の上部だけを切り取ったような、四角すいの形をしています。
一度見ると忘れられない形ですよね。

そして特徴的なグレーの表面が木炭がまぶしてあって、切った時、内側に白い断面が現れます。
この灰のグレー部分と白いチーズ部分が断面がとても特徴的で美しいですね。

どんな味?

山羊の乳から作られたチーズは独特の酸味が特徴的です。
チーズにすると酸味も強くなってしまうので、それを和らげる為にも、この灰がまぶしてあるのです。

熟成が進むと灰の部分が黒からグレーになり、水分が抜けて硬くなっていきます。

味は若いものはほわっとした食感、熟成が進むと酸味が徐々に抜けていき甘く、滑らかさをが感じられるようになります。

表面の色合いを見て食べ頃を判断します。

→1998年に原産地フランスにおいて産地と品質を守る「お墨付き」、AOC(原産地統制名称制度)を取得しました。

ヴァランセチーズの起源・由来・意味

ヴァランセの名前の由来は生産されているフランスの町『ヴァランセ』から。

ヴァランセチーズは正確にいつから作られるようになったのか定かではありませんが、ヴァランセ村があるフランスのベリー地方でチーズが生産されるようになったのは8世紀頃。

この地に侵攻してきたサラセン(アラブ)軍が近隣のボワチエで撃退され、軍が食料として連れてきていた山羊、そして山羊のチーズの製法が置き去りにされたことから始まりました。

そこからいつしか現在の”ヴァランセ”に近づいていったものと考えられています。

ヴァランセチーズにまつわるエピソード

そんなヴァランセチーズには有名なエピソードがあります!

ナポレオンがエジプト遠征に失敗し、ヴァランセ村にある城ヴァランセ城に立ち寄った時の事です。

エジプトで見たピラミッドの形に似ている初期のヴァランセチーズを見て、エジプト遠征の失敗を思い出してしまうではないかと激怒してしまいます。

そして八つ当たりの如く、チーズの上部分を切ってしまったとか。
でもそのお陰か、その時からヴァランセというチーズは、この独特な四角すいの形になった言う訳なのだそうです。

本当かどうかは置いておくにしても、ヴァランセチーズの不思議なエピソードですね!?

 

その他にもこの形はチ-ズ職人がヴァランセ村の教会の鐘の形を真似たという説もあります。

ヴァランセチーズの美味しい食べ方・合うワイン

ヴァランセチーズは、外側を灰で覆われていますがソコがポイント、灰の色で食べ頃を判断できます。
→黒からグレーになるほど熟成し、水分が抜けて硬くなっていきます

・チーズ初心者の方やチーズがちょっと苦手な方は、熟成が進むにつれ山羊乳独特のクセが強くなっていくので、熟成が進む前に食べるのがオススメです。

・逆にチーズ好きの方には熟成が進んだ状態で!
しまった身と豊かなコクが感じられます。

・お料理の箸休めに食べたり、サラダに入れても美味しいです。
サラダに入れると、その味わいだけでなく食感も楽しめるので飽きる事なく食べられますよ!

・レーズン等のフルーツ系のものと合わせて食べると美味しいですよ!

ヴァランセチーズにはこのワイン

ヴァランセチーズが生産されているロワール地域ではワインの生産がとても盛んなんですよ。
そんなワインはチーズともちろん高相性です!!

赤ワインの『ヴァランセ・ルージュ』や白ワイン『ヴァランセ・ブラン』などと合わせて楽しまれています。
傾向としてはフルーティで辛口なワインがいいかもしれません。

その際、ヴァランセチーズはシンプルにハチミツやジャムを少し付けてシンプルに楽しむのがおすすめですね。

[rakuten id=”shop-fromage:10000175″ kw=”ヴァランセ”]

最後に

どうでしたか?

ヴァランセチーズは熟成したタイミングによって味わいが少しずつ変わってその過程で多くの味や食べ方を楽しむことが出来ます。

ナポレオンのエピソードなど歴史に思いを馳せながら、この少し変わった”ヴァランセチーズ”を是非皆さんも味わってみてくださいね。