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イタリアンパスタパッサテッリとは?その特徴と簡単おいしい作り方!

パッサテッリは日本に住んでいると、ご存知の方はあまりいないのではないでしょうか?

しかし、イタリアでは重要とされる祝日の食事に提供されるなど実は特別な料理なんです。

そんなパッサテッリとはどんな材料を使い、どの様に作られ、どんな味なのか知りたくありませんか?
最後には、パッサテッリの定番の食べ方であるスープの作り方までご紹介していきます。

パッサテッリとはどういうもの?その特徴

 

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パッサテッリは(イタリア語: Passatelli 複数形)パン粉、卵、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノから作られるパスタの1種です。

レモン、ナツメグを入れる場合もあります。

茹でた後にスープとして食べるのが昔からの習慣です。

現地では茹でたものにトマトソースとチーズをかけて食べられる事もありますが、やはりスープが基本のようです。
恐らくスープを含んだ時のもちもちとした食感がやはり美味しいからなのでしょうね!

パスタの中ではスパッティと同じ「ロングパスタ」の部類に入りますが、スープには短めに切って入れられるので料理として目にする際は数センチほどの短い状態のことが多いかもしれません。

切った時の断面は丸くなっていてスープがよく浸み込むため、食感としてはもちもちとした感じになっていてとても美味しいです!

パッサテッリの起源、意味、由来は?

パッサテッリは、イタリア・マルケ州北部地域や、エミリア=ロマーニャ州などイタリアの北部で特に食されています

その地域でクリスマス、復活祭などの祝日の食卓にはよく登場するのがパッサテッリです。

料理の中において、プリモ・ピアット(第一の皿)として前菜と主菜の間に提供されます

パスタ料理やリゾット、スープとして調理されることが多い”パスタ”ですが、パッサテッリの名は日本ではあまり知られておりません。

「パッサテッリ」はパスタの種類としての名称になので、それにまつわる語源や特別な意味はありません!

パッサテッリの作り方やバリエーションは?

日本で知られていないと聞くと「作るなんて難しいのでは?」と思いませんか?

でも、材料を揃えることが出来ればご家庭でも作ることは意外とかんたん!
そんなパッサテッリのシンプルレシピをご紹介します。

 

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パッサテッリの基本的な食べ方は、スープの具のように、茹でて食べます。

イタリアでは、人参・玉ねぎ・セロリ・牛すね肉・骨・鳥モモ肉などから時間をかけて作る「ブロード」という洋風のお出汁を使うレシピがスタンダードとされています。

さらにシーフードとの相性も良く、具材に貝類やエビ、イカなどを入れるのもおすすめです。

スタンダード!パッサテッリのスープ <材料3人分>

・乾いて硬くなったパンのパン粉  100g
・パルミジャーノ・レッジャーノ  100g
・卵        2個
・塩        適量
・ナツメグ     少々
・レモンの皮のすりおろし  少々
・小麦粉     大さじ1半分

 

■作り方

  1. パン粉とおろしたパルミジャーノを混ぜて、中央をくぼませます。
  2. そこに卵・塩・ナツメグ・レモンの皮のすりおろしを投入します。
  3. 卵を溶いてから、よく混ぜてこねます。よく混ざったら生地を丸
    め、冷蔵庫で10分程休ませます
  4. これを麺にするのですが、パッサテッリ専用の器具は自宅にはないと思います。
    ポテトマッシャーを使いましょう。
  5. 麺にしたパッサテッリを沸騰させた鳥ベースのスープ(鶏肉、セロリ、にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、トマトでお出汁をとる)に入れ、浮かび上がるまで1~2分ゆでます。
  6. スープと一緒に、パッサテッリと盛り付けて完成です。

→手軽に食べたい時には、コンソメスープの元を使うとイッキに時短が出来ますよ!

違った食べ方も

その他の食べ方として

・ホワイトソースのようなクリーム系のソースで味付けも相性が良いみたい。
ソースをかけて食べる時にも、短時間でも一緒に火を通すと味が馴染んで食感も良くなります。

・茹でたパッサテッリをオリーブオイルでチーズ&ベーコンと炒めても美味しいですよ!

まとめ

パッサテッリの材料や作り方を見ると、ご家庭でも作ることが全然可能ですね!

まだ日本では食べられるお店がなかなか無いので、一念発起作ってみてはいかがですか?

珍しい料理なので、ホームパーティーや来客時にもおすすめのレシピです。
みんなその美味しさにびっくりしてくれるはずですよ!!