世界には私たちが知らないカクテルが多く存在します。
コモドールというカクテルを知っていますか?
今回はコモドールのカクテル言葉の意味や由来、度数、そして美味しい作り方をご紹介します。
コモドールのデータ | |
タイプ | ショートカクテル |
アルコール度数 | 25%前後 |
ベース | バーボン・ウイスキー |
カクテル言葉 | 責任 |
コモドールの名前の由来
View this post on Instagram
コモドール(commodore)は1920~1930年代にアメリカ合衆国アハイオ州南西端にある都市、シンナシティで登場したバーボン・ウイスキーがベースのショートカクテルです。
その名は、海軍の提督、艦長を意味しています。
その名の通り海軍提督、艦長の「大人の男性」のイメージで作られたのかもしれませんね。
ベースのバーボン・ウイスキーに柑橘系を混ぜ、アンゴスチュラ・ビターというラム酒にリンドウの根から取れる苦み成分ジェンシアン等から出来た苦みが強いお酒を入れます。
その為、少し大人っぽい雰囲気でキリっとした味わいです。
香りもとても豊かで大人の味わい、お酒と対等に向かい合いたい時に最適なカクテルとも言えますね。
コモドールのカクテル言葉とその意味
コモドールのカクテル言葉は「責任」です。
コモドールの名前の意味が、海軍の”提督・艦長”を意味している事からも”なるほど!”という感じ。
海軍の提督・艦長と言えば戦隊や軍艦を指揮する立場ですから、もちろん責任がついて回って来ますよね。
責任がついて回るだけにその味わいはちょっぴり辛口ですが大人の夜を演出するにはぴったり。
・コモドールと1対1の落ち着いたお酒の時間を過ごしてみるのも、コモドールを引き立てるスパイスになるかもしれませんね。
・もしくは真剣なお相手との話し合いにコモドール、本気の気持ちを伝える時のお供にもいいかもしれませんよ!?
コモドールの味の特徴
コモドールの味は、酸味と苦み、そこに酸味とほんのり甘みが感じられるのが特徴です。
また、ウィスキー・バーボンの辛味も合わさり、複雑な大人の味わいのカクテルです。
一筋縄ではいかない、海の男!そんなイメージさえも浮かんできます。
また、レシピによってはシュガーシロップを多く入れることで苦みが少し和ら落ち着いたた味わいになります。
コモドールのアルコール度数は?
コモドールのアルコール度数は大体25度前後です。
使われるバーボン・ウイスキーは、とうもろこしを原料としているウィスキーの一種です。
(アルコール度数が40度以上のものがバーボンと呼ばれています)
ベースにするバーボン・ウイスキーの度数が銘柄にも寄っても違いがあるのでそれによってコモドールの度数も変わってきますね。
想像する味わいよりは弱めではありますが、沢山飲むとしっかり酔っちゃうので注意。
バーボン・ウイスキーはカクテルにすることでその度数は和らぎます。
男っぽいカクテルを飲んでみたいけれど、バーボンって何だか敷居が高そうだし、アルコールがちょっときついかな?
という方へ、まずコモドールを飲んでみるとバーボンの良さに目覚めちゃうかもですよ!?
男の海のカクテル・コモドールの作り方
◇材料◇
・ウィスキー・バーボン 40ml
・レモンジュース 20ml
・シュガーシロップ 適量
・アンゴスチュラビターズ 2〜3回ふりかける
◇基本の作り方◇
・シェイカーにウィスキー・バーボン40mlに対してレモンジュースを20ml入れます。
・シュガーシロップ、アンゴスチュラビターズをお好みの量を入れシェークして、カクテル・グラスに注げば完成!
酸味が強い方がお好みの方は、レモンジュースを多めにしても良いですよ。
レモンジュースではなくその場で絞ったレモンを入れるとより一層香りが引き立ちます。
香りを楽しみたい方にはオススメです。
バーボン・ウイスキーは、風味の豊かなお酒、その風味に負けない柑橘系のジュースやリキュールがとても良く合うんです。
そして
最後に
バーボン・ウイスキーをベースにしたカクテル『コモドール』。
辛口でありながらも、レモンの酸味や苦みも味わうことが出来る大人のカクテルです。
カクテルの意味でもあるように、責任ある海の提督や艦長をイメージしながら、カクテルをじっくり味わってみるのも乙。
舌で感じる味覚をフルに使い、鼻に抜ける余韻を楽しめる大人って素敵ですよね。
少し大人っぽいカクテルを味わってみたい方におすすめです。