アルフレードパスタ、ご存知でしょうか?
あまり聞き慣れないパスタですよね。
今回はアルフレードパスタとはどんなものか、おいしい食べ方、起源や由来までご紹介しております。
まるで人の名前のようで、どんなパスタなのか気になりますよね!!
もちろんカンタン激ウマレシピもご紹介しておりますので、是非最後までご覧くださいね。
もくじ
パスタ・アルフレードとは?
アルフレードはイタリア語ではフェットゥチーネ・アルフレード( Fettuccine Alfredo)といい、チーズとバターを中心に作られたソースのパスタ料理の事をいいます。
チーズはパルミジャーノ、レッジャーノチーズ、それとバターや生クリームを使うことも。
使われるフェットゥチーネ(フィットチーネ)はきしめんのようなパスタで、タリアテッレともよく似た幅広のパスタのことです。
ソースにチーズをたっぷり使用しているため、とてもクリーミーで濃厚な仕上がりになっています。
アルフレードの起源・由来、カルボナーラとの違い
アルフレードとはローマ発祥の料理で、発案したシェフの名前が由来となっています。
「アルフレード・ディ・レーリオ」というシェフが「アルフレード」というレストランを経営していました。
1914年、妊娠中で思うように食事が摂れない妻のためにアルフレードが工夫をして誕生したのが始まりです。
そしてその後、旅行中のハリウッド俳優(ピックフォードとフェアバンク)がアルフレードに立ち寄りました。
食べた食べたパスタが非常においしかったため、アメリカに伝わり食材やレシピが急速に広まっていったとという逸話があり、現在アメリカでは生クリームたっぷりアルフレードソースがレトルト食品として広く販売されているのだそうですよ!
ちなみにアルフレードパスタは『フェットゥチーネ・アル・ブッロ』という料理を元に作られたと言われており、ローマでは”フェットゥチーネ・アル・ブッロ”とも呼ばれる事もあるんだとか。
アルフレードとカルボナーラの違い
それにしてもその見た目がカルボナーラと酷似しているという事で、ぱっと見ただけではどっちがどっちか分からないことも(汗)
材料もだいたい似ている2つですが明確な違いがあります、それはカルボナーラとの違いは卵使用の有無!!
卵を使用しないのがアルフレードパスタの特徴です。
味に関してはアルフレードはバターとチーズの風味が強く前に出るためより、カルボナーラよりもコッテリとした味わいです。
アルフレードパスタの特徴は
玉子は使わず、バターを使いチーズたっぷりでクリーミーなソースとして仕上げます。
・地域によってはバターの変わりに生クリームを使い仕上げる、というところもあるようですね。
具材にはブロッコリーやエビ、鶏肉、ベーコンなどを使用します。
チーズはパルミジャーノ、レッジャーノチーズを主に使用しますが、パルメザンチーズなどを使用し安価に抑える方法などもあり、幅広い食べ方で多くの人々に親しまれています!
アルフレードパスタのレシピ
さて、続いてはレシピのご紹介!
エビとアンチョビを使用した本格味の仕上がりになりますが作るのは簡単です!
チーズたっぷりの料理なので、チーズ好きにはたまりませんね。
チーズたっぷり濃厚アルフレードパスタ!<材料※2人前です>
・パスタ(230g)※フェットチーネがオススメです!
・パルメザンチーズ(300g)
・にんにく(1片)
・アンチョビ(缶詰のもの1尾)
・エビ(6尾ほど)
・オリーブオイル(適量)
・バター(大匙2)
・パセリ(三つ葉でもOK)
・塩、ブラックペッパー(適量)
・白ワイン(大匙1)
□アルフレードパスタの作り方
- エビの殻を剥き、背ワタをとって塩ゆでする。
- フライパンにオリーブオイルを入れ熱する。
- バター、みじん切りにしたにんにくを入れ炒める。(中火)
- 香りがでたらパルメザンチーズを半分くらいとアンチョビを入れて溶かす。(弱火~中火)
※焦げないように注意しましょう。 - ブラックペッパー、塩、白ワインを混ぜる。
- ブラックペッパーなどを混ぜたものとエビを【4】に加え煮立たせる。(中火)
- 茹でたパスタを加え和える。
- パルメザンチーズを入れ、塩、ブラックペッパーで味を整える。
- お皿に盛りつけて完成。
火を強くしすぎないようにしてチーズを焦がさないようにするのがポイントです。今回はエビを使用しましたが、ベーコンなどと一緒に炒めるとお肉の旨味が出てオススメです。
白ワインを入れる際は、イッキに蒸発してしまわないうように火力を調節しましょう。
→イメージとしてはチーズフォンデュのソースでパスタを頂く感じに近いかな。。
って思うとカルボナーラよりかなりパンチ力ありそうでしょ!?
どうですか!?食べたくなってきませんか。
パスタ・アルフレードとは?その起源やカルボナーラとの違いのまとめ
アルフレードパスタについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
カルボナーラとの違いは”なるほど”という感じで、素材の通りアルフレードはより濃厚でクリーミーなんです。
また作る際、ソースには色々な具材が合うため、お好みにアレンジがしやすい頼もしい一品です。
チーズたっぷり濃厚ソースを是非一度味わってみてください!