オレキエッテ。皆様聞いたことありますか?
あまり日本では馴染みがありませんね。
聞いた事がない方も多いのではと思います。
オレキエッテって一体何?カンタンレシピやぴったりな激ウマソース、その起源・由来は?
そんな疑問をお持ちの方に是非ご覧頂きたい記事です。
もくじ
オレキエッテとはどんなパスタ?
オレキエッテ(Orecchiette)はショートパスタの一種です。
イタリア語で『耳たぶ』という意味で、その名の通りパスタが耳たぶのような形をしています。
一般的に普及している形はドーム状をしています。
手触りから厚さは様々で、表面がざらついているものから滑らかなものまで。
さらに盛り上がっている中央部が厚いものから薄いものまであり、それら全てを総称してオレキエッテと呼んでいます。
→大きさは大体人差し指の第一関節から第二関節ほど(3〜4cmほど)です。
スパゲティ、マカロニ、ペンネと比較すると聞きなれませんよね。
実際、日本国内で消費されているものは、殆どがイタリアから輸入されたものです。
市販のものはスーパーなどで購入しやすいのですが、セモリナ粉(小麦の一種)とぬるま湯さえあればご家庭で簡単に手作りでもできます。
セモリナ粉はオンラインショップで500gあたり400円~800円ほどですので、手作りのハードルが低く、手作りを提供しているレストランもあったりしますね。
オレキエッテの起源・由来
由来はまさしくそのまま”耳たぶのような形”をしているため=オレキエッテと呼ばれています。
・発祥地に関しては2つの説があり、13世紀頃のイタリアのプーリア州であるという説と、フランスのプロヴァンス地方が発祥地であると言われています。
それぞれの説は・・・
フランス発祥説
フランスを発祥とする説は元々プロヴァンス地方で作られていたオレキエッテが13世紀南イタリアを支配した際にプーリア州に広まったというもの。
イタリア発祥説
プーリア州を発祥とする説はプーリア州の南に位置する都市、ターラントが発祥の地ではないか!?とも言われています。
現地ターラント人では耳たぶという表現の他に小石、や小さい耳とも呼ばれ親しまれています。
また、オレキエッテは当時、乾燥させたしてものが流通していたようで(当時は生パスタが主流だった)、飢饉への備えとして使われていました。
長期間の航海に多く積まれていたとの事です。
オレキエッテの美味しい食べ方
・アルデンテに茹でる事が一般的です。
乾麺、生麺とあり、乾麺であれば20分程、しっかりと茹でます。
生麺であれば3~5分ほどの茹で時間がおいしく食べれる茹で時間です。
現地ではオイルベースのソースとみじん切りにしたブロッコリーを和える事が多いですね。
・ジェノベーゼソースにもよく合います、勿論トマトソースにも。
・アラビアータや鶏肉やツナ、トマトソースと和えてもおいしいですね。
→様々なソースを合うので、現地では広く親しまれています。
また、オレキエッテを揚げてハチミツや溶かしたチョコをコーティングするとお菓子としても食べる事ができます。
メインとして食べられるオイルソース以外にも様々な食べ方ができますね!!
かんたん激ウマソースオレキエッテのレシピ
それではオレキエッテのレシピのご紹介、もっともスタンダードなソースです!
今回は市販のオレキエッテを使用し、カンタンに作れるとても美味しいオイルソースを使った食べ方です。
超簡単!本格オレキエッテ料理!オイルベースの本場の味!
◇材料 ※2人前です◇
・オレキエッテ(130g)
・ブロッコリー(1/2)
・にんにく(1片)
・アンチョビ(1尾)
・鷹の爪(少々)※輪切りでOKです
・オリーブオイル(適量)
・粉チーズ(適量)
・塩、ブラックペッパー(適量)
◇作り方◇
- フライパンにオリーブオイルを入れ熱し、みじん切りにしたにんにくを炒める。(中火)
- にんにくの香りが立ったら弱火にし、アンチョビを加え炒める。(弱火)
- アンチョビが溶けたら茹でてみじん切りにしたブロッコリー、鷹の爪を入れ炒める。(弱火)
- 塩、ブラックペッパーで味付けをする。
- 茹でたオレキエッテを入れ軽く炒める。(弱火)
- しっかりオレキエッテとソースを混ぜ、お皿に盛りつける。
- 最後にお好みで粉チーズをかけたら完成。
これだけで食卓が明るくなり、とってもオシャレになります!
肉類を使用しておらず、ブロッコリーがメインのためカロリーも控えめでダイエット中の方にも最適ですね。
具材が物足りないという方は・・・
- スライスした半玉ほどの玉葱をレンジで熱し、一緒に炒め加える
- 細く切ったパプリカを一緒に炒め加える
これでまた違った食感+されてボリューミーになりますよ!
パスタ・オレキエッテについて&かんたんレシピのまとめ
オレキエッテのご紹介、いかがでしたでしょうか。
色々なソースと合うパスタのため、お酒のつまみから主食までいろんなシーンに活用できますね。
レシピでは市販のオレキエッテをご紹介しましたが、手作りでも意外とカンタンに作れるのがオレキエッテの特徴です。