タリオリーニというパスタはについてみなさんご存知ですか?
日本ではあまり馴染みがないこのパスタ、ですが魅力的なパスタなんです。
今回はタリオリーニの意味や特徴、レシピ、そして”似た名前のパスタ”タリアテッレとの違いをご紹介していきます。
もくじ
タリオリーニとは?その特徴やタリアテッレとの違い。
タリオリーニ(tagliolini)は1~3mm幅の細い卵を使用して作られるのが特徴のロングパスタです。
イタリアのピエモンテ州で特に人気の伝統的なパスタでそちらの地域では方言で『タヤリン(Tajarin)』と呼ばれ親しまれています。
卵のほかに塩、小麦粉、オリーブオイルなどと合わせて作られるもので、基本は生パスタですが、乾麺も存在します。
もちもちとした弾力があるのが特徴で喉越しがよく食べやすいパスタです。
タリオリーニとタリアテッレとの違い
似ている名前のパスタや、見た目が似ているものとよく混同されてしまうタリオリーニの特徴です(悲)
よく似ている名称にタリアテッレがありますが、幅が違います。
・タリアテッレは幅8~9mmとタリオリーニの倍以上の幅がありますね。
見た目が似ているリングイネ。
・同じ様な細いパスタ”リングイネ”との違いですが、リングイネは全体的に平べったくなっているのが特徴です。
タリアテッレ、リングイネ、それぞれタリオリーニとは形状が違いますね!
タリオリーニの食べ方は?
茹で方ですが、生パスタということでくっついてしまうので、お湯に入れる前によくほぐすのがポイントです。
ゆで時間は3〜4分くらいと短めでOK。
そして細いパスタのため、様々なソースとよく絡みます。
魚介類のソースとよく合わせて食べられることが多く、アンチョビやカラスミなどと和えてもおいしく召し上がる事ができます。
タリオリーニが親しまれているピエモンテ州は山の麓のため、現地では茸類とスープにして食べられることも多いようです。
農夫たちのパスタとしても愛されているようですね。
山の幸、海の幸のそれぞれのソースに良く合うパスタで料理のバリエーションを選びませんね!?
また、生のパスタなので保存は冷凍がオススメですね。
2ヶ月ほどは保存可能なんですよ!
タリオリーニの由来は?
名前の由来は『タリアーレ(Tagliare)』、イタリア語で「切る」が語源となっています。
イタリアのお肉料理で『タリアッタ(切り分けたの意)』というものもありますが、そちらも”タリアーレ”が語源とかちょっと紛らわしいですね・・・(汗)
地域によってはフェットゥチーネと呼ばれる地域もあるようですが、そもそもフィットチーネは別のパスタとして呼ばれるのが一般的です。
フィットチーネはタリオリーニよりも幅が広いパスタで5~8mmほどの幅があるので全く違うものになります。
タリオリーニのソースレシピ
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先程もお話したようにタリオリーニ山や海の幸に合いますので、どんなソースにも合うパスタです。
今回は海の幸、ウニのソースでのレシピを紹介!
濃厚なソースとトマトの甘みのハーモニーがたまりません。
生パスタ独特の食感がソースと良く絡み病みつきになること間違いなしですので是非試してみて下さい。
トマトとウニのソース!タリオリーニパスタ
・パスタ(230g)
・ホールトマト缶(1缶)
・にんにく(1片)
・オリーブオイル(適量)
・生クリーム(50ml)
・ウニ(大きい台1台)
・塩(適量)
・鷹の爪(適量)
・お湯(50ml)
・カラスミパウダー(適量)
・芽ネギ(適量)
□作り方
- パスタを茹でる。
- フライパンを軽く熱し、オリーブオイルを入れる。
- みじん切りしたニンニク、鷹の爪を入れ香りが出る程度炒める。(弱火)
- パスタのゆで汁とみじん切りしたホールトマトをいれソース状にする。(中火)
- 生クリームとウニを入れ軽く混ぜ合わせる。(弱火)※ウニが固まらないように注意。
- 茹でたタリオリーニを加えて絡める。
- 塩で味を調節。
- 皿に盛りつけ、カラスミパウダー、芽ネギを振りかけて完成。
・ウニと良く合うのでお勧めです。
・芽ネギがなければ細めのネギでも全然OK!
▼まとめ
タリオリーニの紹介をしてきました。
いろんなソースに合うので、バリエーションが楽しめ飽きが来ないのがウレシイですね。
海の幸と山の幸で食卓のカラーがガラッと変わるので、忙しい毎日を助けてくれるパスタ間違いなし。
細っそーいパスタに興味がある方は是非一度試してみてはいかがでしょうか!?