世界には私たちが知らないカクテルが多く存在します。
マタドールというカクテルを知っていますか?
今回はマタドールのカクテル言葉の意味や由来、度数、そして美味しい作り方をご紹介します。
マタドールのデータ | |
タイプ | ロングカクテル |
アルコール度数 | 10~15度 |
ベース | テキーラ |
味 | 甘口 |
カクテル言葉 | 負けないで |
マタドールとは?その特徴&アルコール度数
⇒⇒マタドール(Matador)はテキーラベースでパイナップルジュースが使われたロングカクテルです!
マタドールの特徴としては、その華やかな見た目とすっきりした飲み口です。
テキーラを使っていますが、アルコール度数が10~15%前後でアルコールに比較的弱い方でも挑戦出来るカクテルです。
また、パイナップルジュースとライムジュースで割っているので非常に飲みやすく軽い口当たりのフルーティーなカクテルです。
また、使うテキーラの種類によっても色合いや口当たりが変化するのもこのカクテルの特徴です。
マタドールの由来や起源
⇒⇒マタドールはスペイン語で闘牛士という意味です!
正確には、牛と戦う闘牛の最後にとどめを刺す闘牛士の中でも花形です。
闘牛士の中のほんの1割という狭き門のマタドール。
(ちなみに闘牛士の総称は”Torero”)
牛にムレータという赤い布を持って、迫ってくる牛に槍を刺します。
勇敢な姿がとても人気のスポーツでした。
最近では、闘牛はスポーツとして曲芸、ひらりと交わすというスポーツとして残っているようです。
では、なぜこのカクテルがマタドールという名になったのでしょうか?
諸説ありますが、このカクテルはメキシコで生まれたと言われています。
闘牛はスペインで盛んでしたので、国が違うのでは?と思われますが、じつはメキシコでは現在も闘牛が行われているんですよ!
300年以上前スペイン人がメキシコに入植するとともに”闘牛”も持ち込まれ、文化として根付いたのだそう。
ちなみにスペインでは観ることが出来なくなった闘牛ですが、メキシコでは今でも観ることが可能です!(シーズンは10~2月)
華麗に舞う闘牛士(マタドール)をイメージしてスッキリとした口当たりのカクテルに仕上げられたのでしょうね!
マタドールのカクテル言葉とその意味
⇒⇒マタドールのカクテル言葉は「負けないで」
このカクテル言葉、マタドールの意味である『闘牛士』そんな彼らへのエールなのかもしれませんね。
自分よりも強い相手へも果敢に挑戦していく様を物語っているかのよう。
ただ、闘牛士は最後にとどめを刺しますが、このカクテルはとどめを刺すような重いカクテルではありません(笑)
むしろ、軽くトロピカルな味わいです。
→これから何かに挑戦していく人へ「負けないで」と贈るカクテルとしては、ぴったりですね。
マタドールの作り方
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・テキーラ 30ml
※ホワイトテキーラを使うとより美しい色合いになります!
・パイナップルジュース 45ml
・ライムジュース 10~15ml
・カットしたフルーツ(オレンジやパインなど)
・氷
□基本の作り方
- テキーラ30mlとパイナップルジュース45mlとライムジュースを10~15mlを混ぜます。
- 更に氷を入れてシェイクします。
- オールドファッショングラスに注ぎます。
その際には、完熟度等や産地による酸味などが変わってくるので味見しながら作ってみてくださいね。最後に、カットしたパイナップルをグラスに飾ると更に華やかな見た目になりますよ!
マタドールをアレンジして楽しむ!
・マタドールのシャーベット
ライムジュースをレモンジュースに変更して、凍らせます。
かき氷にしてレモンの輪切りを飾って完成です。
大人のかき氷といった感じですね!!
・メキシコーラ
パイナップルジュースをコーラに変更、作り方は混ぜて一振りでOK!
炭酸が入る事で、すっきり爽やかさが更に増します。
夏の暑い時期にグビグビっと飲んでみたいのど越し爽やかなカクテルです。
最後に
マタドールは、テキーラをベースにしていますが、大変飲みやすく口当たり爽やかなカクテルです。
フレッシュなパイナップルとライムの香りが心地よく鼻を抜けていきます。
それはまるで華麗なふるまいの闘牛士のよう!
闘牛士をイメージしながら、強いものに果敢に挑戦していく気持ちで飲むと、何だかとてもポジティブな気持ちにさせてくれるようなカクテルです。
見た目の華やかさからも、これから何かに挑戦していく人へのプレゼントとして贈るのも良さそうですね。
贈る方へ、明日の自分へ「負けないで」と気持ちを高揚させてくれる、そんな一杯にいかがでしょうか!?