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マンステールチーズの美味しい食べ方や合うワイン、気になる臭いは?

マンステールチーズとは一体どんなチーズでしょうか!?

ここではマンステールチーズの起源、味や臭いの特徴、ぴったりなワイン、そして美味しい食べ方についてご紹介していきます。

マンステールチーズの味や匂いなどの特徴について


マンステールチーズはウォッシュタイプのチーズで形は直径は約13cm~19、高さは約2.4~8cm、小型のものは直径約7~12cm、高さは約2~6cmの円盤の様です。

皮は淡いオレンジ色でべたべたした状態、中は白色でとても滑らかでねっとりしています。
よく”フォアグラが溶けたようである”と例えられたりします。

臭いが強いと言われるウォッシュタイプのチーズの中でも一際強いと言われていますが、それ対して味はマイルドでほのかなミルクの甘味の余韻が続き、食べやすいと評判です。

熟成が軽いものは夏に、完熟したものは秋から冬にかけて美味しく食べられますよ。

 

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マンステールチーズの起源・意味

フランスとドイツの国境にあるアルザス地方にマンステールの谷があります。

7世紀頃にマンステールの谷に住んでいた修道士たちが山を切り開いて牛を放牧し、その牛乳でつくられたのが起源だと言われています。

また、「マンステール」とは「修道院」を意とする「モナステー(Monastère)」という言葉からの派生語です。

14世紀頃には、マンステールチーズはフランス全土で知名度を上げ、製法がヴォージュ山地を越え、ロレール地方にも伝わり、山の東西で同じチーズが作られています。

1969年にはAOP(保護原産地呼称)に登録されました。

マンステールチーズにぴったりなワイン

マンステールチーズにぴったりなワイン

頂く際はマンステールチーズと同じ故郷であるアルザス産のワインと合わせることがポイントになります。

アルザス産の白ワインのリースリングやシルヴァネールがおすすめですよ。

シルヴァネールは口の中をねっとりとさせた粘性とマンステールチーズの同調感を。
リースリングはレモンスカッシュのような爽やかさでマンステールチーズのクリーミー感との対比が楽しめますよ。

マイルドなマンステールチーズであれば、アルザス産の唯一の赤ワイン、ピノ・ロワールもぜひお試しください。フレッシュで軽めの赤ワインになります。

マンステールチーズの塩味により、ワインの果実の味がとても引き立ちますよ。

アルザス産のワインが手に入らない場合は、違う産地の赤ワイン、白ワインでも合いますので、軽めの赤ワインや白ワイン、ロゼワインを試してみてくださいね!

また、スパークリングワインの泡とマンステールチーズのクリーミーさの同調を楽しむこともできます。

 

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マンステールチーズの美味しい食べ方について

そのままで食べる場合は、美味しく食べるために、食べる約30分前から冷蔵庫から出しましょう
ここでは美味しい食べ方や組み合わせなどを6つ紹介いたします。

・熱々の茹でた皮つきじゃがいもと共に(マンステール地方での食べ方)

 

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→チーズじゃがバタといった感じ。
これがまずい訳ありませんよね!?

クミンシードとはちみつと共にデザート風に(クミンシードのスパイシーで強い香りがマンステールチーズの匂いが和らぐそうです。)
→ワインにぴったりですよ!

グラタン(柔らかく茹でたじゃがいもにマンステールとにんにく、クミンを乗せて)

コロッケ(じゃがいもとタラのコロッケの中心にマンステールを入れて)

バケットやラオ麦パンと共に

タルトレット(贅沢にフォアグラや栗と共に)

ワインのお供にはもちろん、おかずにもイケます。
火を通すと独特な香りが幾分落ち着き食べやすくなりますよ。


マンステールチーズの食べ方や合うワイン、臭いのまとめ

マンステールチーズについて紹介してきました。

チーズ通の好みといわれるウォッシュチーズという事で強烈な匂いに少し戸惑う方もおられるかもしれません。

匂いが気になる方場合、表皮を取ると食べやすくなりますよ。中身だけ味わうのなら挑戦できるかもしれませんよ!

初めはそのままorデザート風で!加熱すると匂いが緩和するので、余って熟成が進んだものはグラタンやコロッケなどお料理に使うといいですよ!

ぜひ一度お試しください。