韓国料理 PR

韓国料理テンジャンチゲとは?本場の具材を使った作り方のレシピ!

健康や美容への効果を期待し、安定の人気の誇る韓国料理!

今では、韓国料理レストランや、インスタント、調味料などを探すのにも苦労しないほど、日本人にとってポピュラーな料理になりました。

今回は、そんな韓国料理の中から、寒くなっていく季節にもぴったりの鍋料理であるテンジャンチゲとはどんなものか?使われる具材や作り方のレシピまで紹介していきます!

韓国料理テンジャンチゲとはどんなもの?

✔️テンジャンチゲは、韓国で食べられている一人鍋で出されるお味噌汁のようなものです。

韓国においては、最もよく作られている家庭料理の一つで、食堂やレストランでもこのメニューは大抵ある!というくらい王道な韓国の料理です。

韓国料理というと辛いイメージがありますが、このテンジャンチゲは辛くないのが特徴です。

1人用の土鍋や石鍋を使い、そこに肉や貝類、煮干しをいれて出汁をとり、そこに韓国味噌、野菜やきのこ、豆腐や魚介類を加えて煮立ててつくります。

具材の種類が豊富で、栄養もたっぷり摂ることができるのがいいところ。

各家庭によって出汁のとり方や、中に入れる具材も異なるため、韓国を訪れた際には食べ比べするのもおすすめです。

日本における味噌汁とも似ていますが、様々な具材を合わせて出汁をとるところや、一度煮立たせるところ、そして汁物というよりも具をたくさん入れて”食べるというところなどがお味噌汁と違っています!

テンジャンチゲの名前の意味や由来!

テンジャンチゲの名前の意味や由来!

テンジャンチゲの意味は韓国語で

  • テンジャン→韓国味噌
  • チゲ→鍋

となります。

テンジャン(韓国味噌)は朝鮮半島で伝統的に作られていて、韓国におる基本調味料の一つです。

大豆を茹でて潰したペーストを団子状に固め、これを写真のように暖かい部屋に吊るし、発酵させています。

こうしてつくられる韓国味噌は、日本の味噌と違って大豆が完全にすり潰されておらず、大豆の形が残った部分が多く含まれています。

大豆と塩水のみで作ることができるので、各家庭で作ることも多い、こだわりの味噌なのだそうです。

テンジャンチゲはこの韓国味噌でベースの味付けをし、鍋でキムチ、肉類や魚介類、豆腐など、具材を豊富に使って煮込んだものなのです!

スンドゥブチゲとテンジャンチゲの違い

スンドゥブチゲとテンジャンチゲの違い

韓国の鍋料理で有名なものに、『スンドゥブチゲ』があります。

日本にある韓国料理レストランなどにおいても、看板メニューに据えているお店も多いので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

それにしても似ているこの2つですが・・・。

そんなテンジャンチゲとスンドゥブチゲの違いは、ベースの味付けと具材です。

テンジャンチゲ味噌で味つけをした辛くないもの

スンドゥブチゲではコチュジャンや唐辛子などをスープに使い、辛味がアクセントになった味付け必ずお豆腐が入っている

このような違いがあります!

スンドゥブとは、韓国で伝統的に食べられる豆腐の一種で、日本でいうおぼろ豆腐に近い食べ物です。

チゲの具材に頻繁に登場することから人々にも馴染み深く、「チゲ」と日常で呼ばれる場合は、このスンドゥブチゲを指していることが多いのだそうです。

ちなみに辛くない”スンドゥブ”もあるそうで、テンジャンチゲにお豆腐を入れたらスンドゥブになるの?
という疑問が湧いてきますが、それを韓国人の友人に聞いてみたところ

「どっちで呼んでもいいんじゃない?」

という答えが返ってきました。

そのあたりは”あいまい”というか”臨機応変に!?”というラフな感じなんでしょうね(笑)

本格テンジャンチゲの作り方のレシピ&ウマ~な納豆アレンジ!

本格テンジャンチゲの作り方のレシピ&ウマ~な納豆アレンジ!

韓国の家庭でも日常的に作られているテンジャンチゲ。
テンジャンを手に入れれば、簡単に本場の味を再現することができます

辛味が苦手な方でも親しみやすい味噌ベースなので、ぜひご家族で楽しんでみてください。

◇材料(4人分)◇

・テンジャン 大さじ4杯
・だし汁 1リットル
・豚肉 400グラム
・長ネギ 好みの量
・しいたけ 大2個
・えのき ひと束
・玉ねぎ 1個
・木綿豆腐 2パック
・おろしにんにく 1〜2かけ分程度

 

◇作り方◇

  1. 豆腐は2cm角に、玉ねぎとしいたけは1cm幅に、長ネギは斜め切りにし、えのきは石付きをおとします。
  2. 豚肉を一口大に切り、鍋に油をしいて炒めます。
  3. 豚肉にいい色がついたら、だし汁を加えて煮立てます。
  4. 玉ねぎ、にんにくを入れて中火で煮立て、玉ねぎがしんなりしてきたらテンジャンを加え、ゆっくり溶かして3分煮込みます。
  5. 残りの具材をすべて加え、中火でさらに3分煮て、ぐつぐつと沸いてきたら完成です。

今回は基本的な具材での作り方を紹介しましたが、具材はお好きなものをなんでも入れてOK

お肉だけでなく魚介類や色々な野菜をたっぷり入れてもめちゃ美味しいですよ!

アクセントに辛味が欲しい方は、青唐辛子や韓国唐辛子を最後に加えて煮立てると美味しいですよ!

味のキモはやはりテンジャン
非常に香り高く、煮立てるほどに風味もよくなります

テンジャンチゲは韓国でご飯と一緒に食べるのが一般的で、白米と合わせるお食事のメインの一品にぴったりです。

本場のテンジャンで作ると香りがとってもイイですよ↓

美味しいアレンジレシピ!

様々な具材で作られるテンジャンチゲですが、最近韓国で”美味しい!!!”と話題になっているのが納豆を使ったテンジャンチゲのアレンジです。

その作り方は簡単!!

テンジャンを溶かしてスープを煮立てた後に、他の具材と一緒に納豆も加えて煮込むだけです。

納豆はお味噌と同じ発酵食品なので相性バッチリ!コクの深さが増し、とっても美味しくなりますよ。

ぜひ一度お試し下さい♪

まとめ

今回は、日本でも大人気の韓国料理のテンジャンチゲについて詳しくご紹介しました。

一言で言えば”韓国風具だくさんお味噌汁”といった感じでしょうか?

スープというよりは”おかず”という感じでご飯のお供に最高です!

韓国味噌(テンジャン)さえ用意すれば、簡単に本場の味を再現できるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。