ここでは最近話題のメキシコ料理・エンチラーダについて
・どんなものなのか?
・その起源
・ブリトーとの違い
・作り方
・東京で食べられるお店
を紹介していきます。
もくじ
エンチラーダとはどんな料理?
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エンチラーダとは?
✔️エンチラーダ(Enchilada)は、メキシコ料理の一種でトルティーヤを具材で包んでソースやチーズで覆い、オーブンで焼いて作らる料理です。
あちらではお肉と野菜がたっぷり摂れるディナーのメイン料理として親しまれているそうですよ!
エンチラーダの起源
エンチラーダの起源についてはいくつかの説があるようですが、ここでは有力な2つの説を紹介します。
古代メキシコの起源説
一つの説では、エンチラーダは古代メキシコの料理から発展したというもの。
アステカ文明(1428年頃〜1521年)やマヤ文明(紀元前後から16世紀のあいだ)の時代には、トルティーヤやトウモロコシのパンを使った料理が存在しており、エンチラーダの原型がそこから派生したと考えられている説。
スペインの影響説
エンチラーダはスペイン人の到来後にメキシコ料理に取り入れられたとされています。
スペイン人が持ち込んだ小麦粉のトルティーヤやトマトなどの材料が、現在のエンチラーダの要素となったと考えられています。
→いずれにせよ1500年代にまで遡ることができる歴史ある料理と言えますね。
エンチラーダとブリトーの違いは?
エンチラーダとブリトーは、どちらもメキシコ料理の一部で見た目も似ていますが、いくつかの違いがあります!
トルティーヤの包み方
エンチラーダは、具材を包み込む際にトルティーヤを巻いてロール状にするのが大きな特徴です。
また、通常は小さなサイズのトルティーヤが使用されます。
それに対しブリトーは具材を包む際にトルティーヤを折りたたんで包みます。
そしてトルティーヤは通常、長方形の形状をしており、大きなサイズのものが使われます。
調理方法の違い
エンチラーダは通常、具材の上からソースやチーズをかけて焼かれます。
対してブリトーは一般的に具材を包み込むだけであり、焼いたりグリルしたりすることはありません。
ソースの使用
調理方法にも通じる部分ですが、エンチラーダは通常トマトベースのエンチラーダソースやサルサ、チリソースなどのソースが上にかけられます。
しかしブリトーには通常ソースは直接かけられず、具材が包まれたトルティーヤを掴んでそのまま頂きます。
※時に一緒に供される場合もある。
形状とサイズ
エンチラーダはロール状で一つ一つが小さなサイズ、通常一人前に数個のエンチラーダが提供されます。
ブリトーは折りたたまれた長方形の形状で、一人前が一個・大きなサイズで提供されます。
エンチラーダのレシピ!
お家でも意外と簡単に作れるエンチラーダのレシピです。
エンチラーダの材料
・トルティーヤ
・鶏肉、玉ねぎ
・チーズ
・ソースの具材(トマト缶、玉ねぎ、にんにく、コンソメ、オリーブオイル、チリパウダー)
・塩、オレガノ、クミン、カイエンペッパー
エンチラーダの作り方は以下の通りです。
- ソースの準備
玉ねぎ、にんにくをみじん切りにし、オレガノ、クミンを加え炒めてトマト缶、コンソメを加え一煮立ちさせ、塩で味を整える。 - 具材の準備
鶏肉を茹で細長くちぎっておきます。その鶏肉と刻み玉ねぎを炒め、先ほどのソースを少々加えます。 - トルティーヤの上に具材を乗せ、くるっと巻き上げてロール状にします。その上にソースを全体にかけ、さらにその上からチーズを散らします。
- オーブンを予熱してから約180〜200度程度の温度でチーズが溶けて泡立ち、エンチラーダが温かくなるまで焼きます。
焼く時間は約15〜20分程度、様子を見ながら調整してください。 - 仕上げ: エンチラーダが焼きあがったら、お好みでサワークリーム、刻んだコリアンダー、や香草などをトッピングして食べると美味しくいただけますよ!
トルティーヤ以外は日本のスーパーでも簡単に手に入れることができる材料ばかりなのもポイントです!
エンチラーダを食べられる東京のレストラン
エンチラーダが食べられる東京のレストランをご紹介します!
ZONA ROSA(ソナ ロッサ)
東京都渋谷区恵比寿1-12-5 安島ビル B1F
トロ トーキョー 銀座コリドー街
東京都中央区銀座6丁目2−先 銀座コリドー街
ドンブランコ
東京都港区新橋3丁目18−7 桃山ビル 3階
アメンロラ フィエスタ (AMENRO LA FIESTA)
東京都港区六本木3丁目3−15−23
サルシータ (SALSITA)
この情報は記事執筆時のものですので、チミチャンガを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみてくださいね。
エンチラーダまとめ
あちらでは一般的な料理であるエンチラーダ。
メキシコ料理店で食べることができますが、ご家庭でも意外と簡単に作ることができるので調理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ジャンクフード好きなら絶対ハマるその味を楽しんでみてください!