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ランプレドットとは?レシピや東京で食べられるレストランまで

ランプレドットとは?レシピや東京で食べられるレストランまで

ピザやパスタに代表されるイタリア料理ですが、”郷土料理”と呼ばれるものもたくさんあるんですよ。

ここではそんなイタリアの郷土料理・ランプレドットについて

・どんな食べ物?味や起源など
・おうちで作れるランプレドットのレシピ
・東京で食べられるお店

について紹介していきます。

ランプレドットとはどんなもの?

✔️ランプレドット(lampredotto)は、牛の第四胃(日本ではギアラとも言われる)から作られるイタリアの煮込み料理です。

イタリアのフィレンツェなどトスカーナ地方で人気があり、ストリートフードとして知られた料理です。

日本では”フィレンツェ風もつ煮込み”といった紹介のされ方をすることも。

ランプレドットの味

作る際、ニンニク、ハーブなどの香味野菜と一緒に煮込まれ、仕上げにはサスサソースが使われるランプレドット。

その味はピリ辛で程よくスパイシーになっていてお酒にも合うと評判で、おでんの牛すじを少しスパイシーにした感じといえば分かり易いかなと。

現地ではパンに挟んで”パニーニ”として食べられることも多いんですよ!

ランプレドットの起源・歴史

ランプレドットはその形と色がヤツメウナギの口に似ていることから、イタリア語でヤツメウナギを意味する「ランプレダ(lampreda)」に由来しこのような名前になったのだそうです。

その起源は中世にあるとされ、赤身肉などの食べやすい部位は貴族によって利用され、一般の人々には内臓が回ってくることが多かった時代。

そこで庶民により内臓を美味しく食べるために工夫され出来たのがランプレドットだったのです。

元々は労働者階級の食べ物として始まりましたが、その美味しさと風味が人気となり、今では多くの人々に愛される料理となりました。

発祥の地・フィレンツェのストリートフードとして、地元の人々や観光客に親しまれています。

ランプレドットのレシピ

【材料】(4人分)

牛の第四胃・ギアラ:1個
オリーブオイル:大さじ3
シャロット:2個(みじん切り)
セロリ:1本(みじん切り)
ニンニク:2-3片(みじん切り)
パセリ:少々(みじん切り)
トマト缶:1缶(潰したもの)
レモン:1個(皮のみ、またはレモンジュース)
塩とこしょう:お好みで
フレッシュバジル:少々(仕上げ用)
パン(サンドイッチに使用する場合)

【作り方】

  1. 牛のギアラをよく洗い、余分な脂肪や膜を取り除きます。食べやすい大きさに切り分けます
  2. 大きめの鍋にオリーブオイルを熱し、みじん切りにしたシャロット、セロリ、ニンニクを炒めます
  3. 切ったギアラを鍋に加え、軽く炒めます
  4. トマト缶を加え、煮込みます。必要に応じて水を加えて煮込むこともできます。
  5. 低温で長時間(約2時間)煮込むことで、第四胃が柔らかくなります。中間くらいの段階で、レモンの皮のみを加えて風味を引き立てます。
  6. 塩とこしょうで味を調えます。
  7. フレッシュバジルを加えて仕上げれば完成

ご飯やパンと一緒に召し上がるもよし、現地のようにサンドイッチに挟んでも美味しいですよ!

とにかく”お肉”を柔らかく煮込むことで、風味豊かなで食べやすく、そして美味しくなります。

伝統的な味わいを楽しんでみてください!

↓ちょっぴり載せるとめちゃ旨くなるサルサソース

ランプレドットが東京で食べられるレストラン

大衆イタリアン マチルダ 銀座

東京都中央区新富2丁目2−8

BASARA

こちらは”ホルモン系肉イタリアンバル”という珍しコンセプトのお店。

東京都品川区大井1丁目53−5 高山ハイツ 1F

サン ヤコピーノ

東京都墨田区錦糸4丁目11−7

firenze bar ADOMANI

東京都八王子市明神町4丁目14−2

coffee mafia 有明

こちらはカフェですが、ランプレドットのパニーニやどんぶりが食べられます!

東京都江東区有明1丁目 6−30 1F

この情報は記事執筆時のものですので、ランプレドットを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみるのがおすすめです!

ランプレドットまとめ

イタリアの”モツ煮込み”、ランプレドットを紹介してきました。

あちらでは主にサンドイッチとして食べられる事が多いですが、わたし的にはお酒のアテにぴったりで最高!

お家で作るのも簡単なので、チェレンジしてはいかがでしょうか。