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カルチョーフィとはどんなもの?かんたんパスタレシピやおいしい食べ方!

カルチョーフィとは?かんたんパスタレシピやおいしい食べ方

イタリアで食べられている『カルチョーフィ』とは?

ここではそんなカルチョーフィについて

・一体どんなもの?味や調理法
・おいしいパスタレシピ
・かんたんおいしい調理法

について紹介していきます!

カルチョーフィとは?味や調理法

✔️カルチョーフィ(伊:carciofi)は食用の植物で、アーティチョーク(英:artichoke)としても知られるものと同じものです。

地中海地域を中心に広く栽培されていて、食べる際は外側の硬い葉を取り除き、内側の柔らかい部分が利用されます。

その料理は主にアンティパスト(前菜)として提供されることが多いですね。

その独特な風味と食感は世界的にも「おいしい」と評判で、地中海地域のみならず他の欧米諸国や、近年では日本でもスーパーで見かけるようになってきました!

カルチョーフィの食べ方・味

火を通すとゆり根やそら豆のと似たようなホクホクした食感でほんのり甘みがあるカルチョーフィは様々な調理方法で食べられています。

茹でる

カルチョーフィをレモンやニンニク、塩胡椒で弱火で煮込む料理でカルチョーフィ アラ ロマーナ(Carciofi alla romana)といいます。

ローマでは多くの家庭で作られる家庭料理です。

グリルする

茹でるのとほぼ同じ味付けのカルチョーフィはグリルとしても楽しまれることが多いです。

カルチョーフィ アラ グリリア(Carciofi alla Griglia)

詰める

カルチョーフィの花床部分をくりぬいて中を空にし、刻んだ茎やチーズ、パン粉、ハーブ、肉などを詰めて焼きます。

カルチョーフィ リピエニ(伊Carciofi Ripieni )、英(Stuffed Artichokes)として広く親しまれています。

→風味が豊かで独特の食感があるのでさまざまな食べ方で楽しまれているんです。

カルチョーフィのことばの意味

アーティチョーク(artichoke)をイタリア語では、カルチョーフォ(Carciofo)といい、の複数形でカルチョーフィ(Carciofi)となります。

カルチョーフィのかんたんパスタレシピ

カルチョーフィの風味を引き立てつつ、シンプルで美味しいパスタのレシピです。

パスタは現地でカルチョーフィと合わせる際によく使われているリガトーニまたはペンネを使うのがポイントです!

【材料】(2人分)

カルチョーフィ:2個(葉を取り除き、花床部分を使う)
リガトーニまたはペンネ:200g
オリーブオイル:大さじ2
ニンニク:2-3片(みじん切り)
レモン:1個(皮のみ、または少量のレモンジュース)
レッドペッパーフレーク:お好みで
塩とこしょう:お好みで
パルメザンチーズ:お好みで(仕上げ用)

【作り方】

  1. カルチョーフィの花床部分を薄切りにし、レモンの皮をおろしておきレモンジュースを予め絞っておく
  2. 大きめのフライパンにオリーブオイルを熱し、みじん切りしたニンニクとレッドペッパーフレークを加えて炒めます。香りが立つまで炒めてください。
  3. カルチョーフィを加えて炒め、軽くこんがりとするまで中火から弱火でじっくりと炒めます
  4. パスタを表示された調理時間通りに茹で、アルデンテに仕上げます。茹で汁を少量取っておきます。
  5. 炒めたカルチョーフィに茹でたパスタを加え、良く絡ませます。必要に応じて少量の茹で汁を加えてソースが絡むように調整する
  6. レモンの皮を加えて風味を引き立て、塩とこしょうで味を調えます
  7. 器に盛り、お好みでパルメザンチーズをかけて完成

シンプルながらもカルチョーフィの風味とレモンの爽やかさが美味しい一品です。

お好みでハーブや他の具材を加えても楽しんでください!

↓パンやパスタのソースに使えるおいしいパテ!

まだあるカルチョーフィのおいしい食べ方

何にでも使える柔軟性がカルチョーフィの魅力!

簡単にできるレシピ2つを紹介します。

カルチョーフィのグラタン

グラタンとはいっても、ホワイトソースは使わない、チーズをメインにした簡単なグラタン。

カルチョーフィの風味とクリーミーなチーズが絶妙にマッチする、美味しい一皿です。

【材料】(2人分)

カルチョーフィ:2個
レモン汁:1個分(レモンジュースと皮のすりおろし)
パン粉:大さじ2
パルメザンチーズ:大さじ3
モッツァレラチーズ:1カップ(刻んで)
オリーブオイル:大さじ2
バター:大さじ1
塩とこしょう:お好みで

【作り方】

  1. カルチョーフィの一番固い葉を取り除き、半分に切り(柔らかい場合は茎も含めて)、内側のひげを取り除きます。
  2. レモン汁を加えた水に約10分間浸し、塩水で6〜7分間茹でてよく水を切ります。

  3. オーブンを180℃に予熱します。
  4. パン粉、パルメザンチーズ、オリーブオイル、バター、みじん切りにしたニンニクをボウルで混ぜてクランブル状にします。
  5. 耐熱皿にオリーブオイルを塗り、カルチョーフィを並べます。
  6. カルチョーフィにチーズをふりかけ、その上にモッツァレラチーズのスライスを置きパン粉をふりかけます。
  7. パセリのみじん切りで風味付け。その上にバターをたっぷりかけて、オーブンで20〜分間、様子をみながら表面がこんがりとするまで焼きます。
  8. グラタンを取り出し、少し冷ましてから盛り付けます。

クリーミーなチーズとカルチョーフィの風味が絶妙に調和した美味しい一皿、ぜひお試しください!

カルチョーフィのカルパッチョ

素材の味を味わえる&簡単に作れるカルパッチョです。

【材料】

カルチョーフィ:4個
パルミジャーノ・レッジャーノ:60g
エキストラバージンオリーブオイル:大さじ4
レモン: 1/2個
バルサミコ酢 :1/2カップ
塩コショウ:適量

【作り方】

  1. カルチョーフィの外側の革のような葉ととげのある先端を取り除き、半分に切って内部のひげを取り除く
  2. 冷水とレモン半分の果汁を入れたボウルに入れ、約10分間放置します
  3. その間に、バルサミコ酢、エキストラバージンオリーブオイル、塩、コショウ少々を加えてソースを作り、混ぜてから、パルメザンチーズを薄いフレークに切る
  4. カルチョーフィの水気を切り、マンドリンか小さなナイフで薄く切り、皿に置き、用意しておいたソースをふりかけ、最後にフレークチーズをかけてテーブルに盛り付ける

さらにタイム、マジョラム、ミントなどの香りのよいハーブを刻んで豊かにすることができますよ!

カルチョーフィまとめ

カルチョーフィについて紹介してきました。

あらゆる方法で調理して美味しく頂くことができるのでこれだけ世界中で親しまれているんですね。

今回紹介したレシピは”イタリア”っぽさが感じられるかんたんなものばかり、是非試して味わってみてください。