ちょっと小腹が空いた時にいただいたり、アルコールを嗜む際にもぴったりな軽食・ピンチョス。
ここではそんなピンチョスの
・ピンチョスとはどんなもの?
・ピンチョスの簡単おしゃれな作り方
・ポルボロンの美味しいお店&どこで買える?
について詳しく紹介していきます!
ピンチョスとはどんなもの?

ピンチョスはこんな料理!
ピンチョス(pintxos)は、スペインの小さなおつまみやタパス(小皿料理・前菜)の一種です。
食事の前に軽くつまんだり、友人や家族と一緒にワインやビールと共に楽しまれるのが一般的。
ピンチョス発祥の地・バスク地方のバルやパブなどの飲食店でよく提供されており、カウンターに並べられたさまざまなピンチョスを選んで、自分のお気に入りを選ぶことができます。
スペイン語で「ピンチョス」とは「串」という意味を持ちますが、一口サイズの料理がパンの上に飾られて串に刺さずに提供されることも多いんですよ!
具材や組み合わせは多様で、チーズ、ハム、魚介類、野菜、オリーブ、サラミ、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、マリネされた魚などがあらゆるものが使われます。
その自由さが個性につながると同時に、幅広く人々に受け入れられている理由なのかもしれませんね。
ピンチョスの起源・歴史
ピンチョスの発祥は、1930年代にバスク地方、サン・セバスティアンと言われています。
普通のタパスに飽きてしまったラ・コンチャ海岸沿いのバーで、料理のミニチュアを作り、それをバーのカウンター沿いに並べ始め、客が自分で食べられるようなスタイルで提供されたのが始まり。
その名前の由来は、小さく崩れやすい”ピンチョス”を材料を土台となるパンのスライスに留めていた爪楊枝から。
1940 年代には、この傾向はビルバオ、ビトリア ガステイス、パンプローナなどの他のバスクの都市にも広がりの地にスペイン全土、そして世界的に広がっていきました。
簡単おしゃれなピンチョスの作り方

ピンチョスを簡単におしゃれにする4つのポイント
食材を食べやすく串に刺し、盛り付けていればなんでも基本的にはどんな具材でもOKなピンチョス。
ですが、おしゃれにするには4つのポイントがあるので、それを気にして作れば簡単におしゃれに仕上がりますよ。
彩りを意識する
ズッキーニやバジル、トマトなど野菜の鮮やかな色が入るだけでおしゃれ度が上がります。
さらに色の種類が違うものを組み合わせると良いですよ!
鮮やかなソースがいい
チーズ、トマトソース、バジルソース、オリーブオイルなどを使えば、ジューシーな見た目になり、彩りも良くなります。
焼き目が食欲をそそる
バゲットやチーズ、パプリカやプチトマトは焼き目があると”もう一手間”感が出て、おしゃれになると同時により美味しそうに見えますよ。
バリエーションを豊富に
上記3つを意識したものを一つ一つは少なくても良いので、種類を多くする事で見た目が賑やかに見えますよ!
以下では”簡単でおしゃれ”なピンチョスをいくつか紹介しますね♪
簡単美味しいピンチョスの作り方6選
ブルーチーズとフィグのハニーピンチョス
【材料】
バゲット(薄切り):6枚
ブルーチーズ:100g
いちじく(スライス):6個
ハチミツ:大さじ2
バルサミコ酢:小さじ1
ローストアーモンド(スライス):適量
フレッシュミント:少々
【作り方】
- バゲットのスライスをトースターで軽く焼いておきます
- バゲットの上にスライスしたブルーチーズをのせる
- いちじくのスライスをブリーチーズの上に”チーズとずらして”乗せます
- ハチミツとバルサミコ酢を混ぜたソースをスプーンで散らす
- ローストアーモンドとフレッシュミントを散らせば出来上がり
チーズを本場のものにすると見た目はもちろん、香りや味もイッキにレベルアップ。
グリルエビとアボカドのピンチョス
【材料】
生エビ(殻と尾を取り除いたもの):12尾程度
アボカド(スライス):1個
チェリートマト:12個
レモン汁:2 tbsp
オリーブオイル:大さじ2
塩と黒こしょう:お好みで
パセリ(刻んだもの):適量
【作り方】
- 生エビを塩と黒こしょうで調味します
- グリルパンやフライパンにオリーブオイルを熱し、エビを両面焼きます
- アボカドをスライスし、レモン汁をかけておきます
- エビ、アボカド、チェリートマトを竹串に刺して、交互に並べます
- ピンチョスに塩とパセリを振りかけて仕上げます
ガーリックバターエビのピンチョス
【材料】
生エビ(殻と尾を取り除いたもの):12尾程度
バター:50g
ニンニク(みじん切り):2片
パセリ(刻んだもの):大さじ1
塩と黒こしょう:お好みで
レモンのくし形切り:12個
【作り方】
- 生エビを塩と黒こしょうで調味します
- フライパンにバターを溶かし、ニンニクを加えて香りを出します
- エビをフライパンに加え、両面を焼きます
- パセリを加えて全体を混ぜ合わせます
- エビを竹串に刺して、レモンのくし形切りと共に盛り付けます
サーモンとアボカドのクリームチーズピンチョス
【材料】
バゲット(薄切り):6枚
クリームチーズ:100g
スモークサーモン:100g
アボカド(スライス):1個
レッドオニオン(スライス):適量
キャビア:適量
ディル(刻んだもの):少々
【作り方】
- バゲットのスライスをトースターで軽く焼いておきます
- バゲットの上にクリームチーズを薄く塗る
- スモークサーモンをチーズの上に巻いてのせる
- アボカドスライスをサーモンの上に乗せる
- レッドオニオンとキャビアをトッピング
- 仕上げにディルを散らせばイッキにおしゃれ度UP!
高級なキャビア、ちょっぴり購入で安く&無駄を防ぐ!
モッツァレラとトマトのカプレーゼピンチョス
【材料】
バゲット(薄切り):6枚
モッツァレラチーズ:100g(ボール状に切っておくと便利)
トマト(スライス):2個
バジルの葉:数枚
オリーブオイル:大さじ2
バルサミコ酢:小さじ1
塩と黒こしょう:お好みで
【作り方】
- バゲットのスライスをトースターで軽く焼いておきます
- トマトのスライスとモッツァレラチーズを交互にバゲットの上にのせます
- バジルの葉をトッピングします。
- オリーブオイルとバルサミコ酢を混ぜたドレッシングをスプーンでかけます
- 塩と黒こしょうで味を整えて完成
→黒胡椒は粒大き目がおしゃれに仕上がりますよ!
ブルーチーズとナッツのピンチョス
【材料】
バゲット(薄切り):6枚
ブルーチーズ:100g(細かくクラムルにしておくと便利)
ハチミツ:大さじ2
くるみ(クラッシュする):適量
ローズマリー:少々
【作り方】
- バゲットのスライスをトースターで軽く焼いておきます
- ブルーチーズをバゲットの上にのせます
- ハチミツをスプーンでかけます
- くるみをトッピングします
- ローズマリーを少し振りかけて仕上げれば完成!
東京で食べられるピンチョスの美味しい店

そのお店も”ピンチョス”が美味しいと評判のスペイン料理レストランですよ。
ピンチョスバル サンティアゴ 三軒茶屋店
東京都世田谷区太子堂5丁目30−7 kutio1F
ボカピンチョス
東京都葛飾区亀有5丁目28−8
目黒バル ぴんちょ JAPANESE PINCHOS BAR Tokyo
東京都目黒区目黒1丁目6−13
ピンチョスまとめ
そのバリエーションはほぼ無限と言えるピンチョス。
レストラン、もしくはやご自身で作ってみたりして”お気に入りのピンチョス”を見つけてみてください!