スペイン料理といえばパエリアなどが思い浮かぶかと思いますが、お菓子やスイーツと言われれば・・・じゃありませんか?
しかしスペインではコーヒー好きが多く、それに合わせ美味しくいただけるスイーツもたくさんあるんですよ。
ここではそんなスペインのスイーツの中でも伝統的な焼き菓子「ポルボロン」について
・ポルボロンとはどんなもの?起源や歴史まで
・おいしいポルボロンの簡単レシピ
・ポルボロンの美味しいお店&どこで買える?
といった内容について詳しく紹介していきます!
もくじ
ポルボロンとは?
ポルボロンのとはどんなお菓子?味は?
ポルボロン(Polvorón)は粉砂糖や小麦粉、ラード(バター)、アーモンドなどを使って作られる焼き菓子です。
形は円形・楕円形のものが一般的で、お口に入れるとホロホロと溶けていくような優しい食感が特徴。
スペインの伝統的なお菓子で、「幸せを呼ぶお菓子」と言われ特にクリスマスシーズンやお正月、パーティーや結婚式などおめでたい時に食べられます。
「ポルボロン」の言葉の意味は、スペイン語で、塵(ちり)を表す「ポルボ」(polvo)に強調語尾の「ロン」(rón)がついたもので、”ちりのように崩れやすい粉”という意味です。
スペインの植民地であったキューバやフィリピンでも非常に人気があり、現在も庶民に親しまれています。
ポルボロンの起源や歴史、言い伝え
ポルボロンの起源については諸説ありはっきりしていないませんが、誕生したのは15〜16世紀ごろというのはどの説でも一致しています。
このような説が〜
・ムーア人がイベリア半島に持ち込んだお菓子が進化したという説
・スペイン南部のアンダルシア地方の修道院で生まれたという説
そしてお祝いの際に食べる時に行われる願掛けのようなものも。
その食感から、口の中に入れてホロホロと崩れて無くなる前に3回「ポルボロン」と言えたら幸せになれる!という言い伝えが昔からあるのだそうです。
ポルボロンの簡単レシピ
【材料】
小麦粉:250g
粉砂糖:125g
アーモンドの粉末:125g
豆乳または牛乳:125ml
バター:125g
バニラエッセンス:小さじ1
小麦粉(トッピング用):適量
【作り方】
- バターを溶かし、粉砂糖を加えてよく混ぜます
- アーモンドの粉末を加え、さらに混ぜます
- 小麦粉を少しずつ加えながら、豆乳または牛乳とバニラエッセンスを加えて生地を作ります
- 生地がしっかりとまとまるようにこね、冷蔵庫で30分ほど寝かせます
- 生地を小さな円形に型抜きし、オーブン皿に並べ170°Cのオーブンで約15〜20分焼きます
- 焼けたら、冷める前にトッピング用の小麦粉をまぶして仕上げます
これが、基本の作り方になります。
✔️元がシンプルなので様々なアレンジも可能で、
・チョコ
・シナモン
・コーヒーやココア
・抹茶
・ドライピール
・くるみなどのナッツ
などなど、お好きなものをを加えて楽しむこともできますよ!
プレゼントする際は一つづつ、紙に包むと現地のものっぽく本格的になります。
崩れやすいので紙の上から少し握ってからいただくといいですよ!
そして食べる際は✔️そのまま食べても美味しい、ドライピールはこちらがおすすめ
東京+αで買えるポルボロンの美味しい店&通販情報
ここで紹介するお店は、実店舗での購入はもちろん、通販でも購入が可能ですよ!
Mallorca/マヨルカ 二子玉川
東京都世田谷区玉川1丁目14−1 二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット 2F
サンパオリーノ東京四谷
東京都新宿区四谷1丁目11−19 悠STANZA四谷ビル
スペイン菓子工房 ドゥルセ・ミーナ
茨城県守谷市ひがし野3丁目11−2
✔️5種類の味のポルボロンが味わえるおすすめ通販
✔️ネット評価が高いポルボロン専門店
ポルボロンまとめ
ポルボロンは子供から大人まで愛されるスペインの伝統的焼き菓子です。
その食感はほんとホロホロ、是非一度味わってみてください!