寒い日に食べたくなるのが、温かい料理ですよね!?
日本には鍋物を始め、心と身体がポカポカになる温かい料理がたくさんあります。
トムカーガイという料理をご存知ですか?一度食べると病みつきになる人も多い、とっても美味しい温かい料理です。
今回はトムカーガイについて味や具材、カロリー、歴史、意味、そしてお馴染みのカルディなどで売っている素を使った簡単アレンジレシピなどを紹介します。
トムカーガイとは?味や具材、カロリーなどの特徴!
トムカーガイ(英語:Tom Kha Gai タイ語:ต้มข่าไก่)とは、鶏肉を使用したココナッツミルクスープのことです。
現在主にタイやラオスで良く食べられているこちら。
具材は鶏肉がメインですが、代わりに海老が入ったものもあったりします。
タイのスープといえばトムヤンクンが有名ですが、現地ではトムカーガイはそれと並ぶ知名度と人気なんですよ!
本場のトムヤンクンは強い辛さが特徴で、辛いものに弱い人にとっては苦手なことも少なくありません。
タイ人でも辛さに弱い人は意外と多いんです!!!
一方トムカーガイはトムヤンクンよりも辛みが抑えられており、ココナッツミルクのまろやかさで食べやすくなっています。
鶏肉とココナッツミルクの他にガランガル(ショウガの一種)やフクロタケ、コブミカンの葉、唐辛子、レモングラス、コリアンダー、ナンプラー、ライムの果汁などが用いられるのが一般的。
作り手によって用いられる材料は変わりますが、共通しているのはたくさんのハーブを入れること。
たくさんのハーブの豊な香りとココナッツミルクのまろやかさ、そしてボリュームたっぷりで食べ応えのある鶏肉が見事にマッチする一品です!
気になるカロリーは?
カロリーは100gあたり約97kcal、スープボウル1杯分で、約292kcalとなっています。
→→ちなみにトムヤムクンは100gあたり約65kcal、トムカーガイはココナッツミルクを使用しているため、トムヤンクンよりもカロリーは高いです。
トムカーガイのことばの意味と由来&歴史は?
タイ語でトムカーガイのトムは「煮る」、カーは「ガランガル」、そしてガイは「鶏肉」のことです。
つまりトムカーガイは「鶏肉とガランガルを煮る」という意味になります。
※ガランガルとは別名「タイショウガ」といわれるスパイスの一種。
トムカーガイの歴史や由来は、残念ながら分かっていません。
現在はタイとラオスで良く食べられており、タイではコリアンダーが、そしてラオスではイノンド(セリ科の一年草)が用いられます。
トムカーガイのカルディのペーストを使ったレシピ&アレンジ法!
とっても美味しいトムカーガイですが、たくさんのハーブを使用するので自宅で作るとなると少し面倒臭そうですよね。
でも大丈夫!
カルディで販売されているトムカーガイの素を使用すれば、自宅でも簡単に作ることができますよ。
カルディのペーストを使った、おすすめレシピとアレンジ法を見ていきましょう。
カルディのトムカースープの素(トムカーガイのことです) 1袋
鶏肉 適量
フクロタケ(しめじなど他のキノコでも代用可) 適量
コリアンダー 適量
パクチー お好みで
◇作り方◇
- カルディのトムカースープの素を鍋に入れて加熱する
- 鶏肉を一口大にカットし、鍋に入れて1分ほど煮込む
- フクロタケも一口大にカットして、鍋に入れてさらに5分ほど煮込む
- 仕上げに刻んだコリアンダーを上から散らせば完成
◇アレンジ法◇
トムカーガイは白いご飯と一緒に食べるのが一般的ですが、茹でた素麺と一緒に食べても美味しいですよ。
茹でた素麺を器に盛って、上から完成したトムカーガイをかけるだけです。さらにお好みでナンプラーを入れると風味が上がります。
↓こちらはレトルトなのでより簡単に楽しめます!
まとめ
トムカーガイはタイとラオスで良く食べられている、鶏肉とココナッツミルクを使用したスープで辛いものが苦手な方にもおすすめなタイ料理です!
ハーブをたっぷり使用しているのが特徴で、心と身体がポカポカと温まりますよ。
カルディで販売されている素を使用すれば、鶏肉とキノコを準備するだけで簡単に作ることができます。
アレンジ法で紹介した様に、素麺と一緒に食べても美味しいですよ。
ぜひ作ってみてくださいね!