皆さまはジャーマンケーキってご存知でしょうか?
実はある地域では定番なケーキですが、その場所はドイツじゃなくって・・・!?
そんなジャーマンケーキの意味や由来、レシピまでをご紹介していきます。
ジャーマンケーキとはどんなもの?
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ジャーマンケーキはバタークリームをチョコレートのスポンジで挟んでいてケーキ上部はココナッツ(ココナッツフィリング)がたっぷりかかっている沖縄県では超定番で地元民に知らない人はいないほどの人気ケーキです!
ココナッツたっぷりなんて南の地方ならではと言った感じのケーキですね!?
ちなみに『ジャーマン』と聞くとドイツが浮かびますが、ドイツのケーキではありません。
それでいてなんとこのケーキ、アメリカではとてもポピュラーなケーキで6月11日が「ジャーマンケーキの日」として記念されているほど。
※その理由は後ほど『由来』で詳しく!
ジャーマンケーキの味などの特徴
通常の様なホールケーキの形をしていたりキューブタイプのものがあったりと、様々な形の物が沖縄にはあるジャーマンケーキ。
ココナッツをふんだんに使用しているため、食べるとココナッツの風味がどっと押し寄せます。
ココナッツ好きにはたまらないケーキですね!
ケーキは基本的にチョコスポンジが使われチョコレートでコーティングされる事が多いのですが、スポンジがココア生地で作られたものもあるなど販売をしている店舗毎に色々な味が楽しめます!
ジャーマンケーキの由来
1852年、アメリカにあるベーカーズチョコレートという会社の創業者、サミュエル・ジャーマン氏が開発した事からその名がついたのだそうです。
ジャーマンケーキはそんな訳で”ドイツのケーキ”ではなく、ジャーマン氏が作ったケーキ”という事なんですね!
アメリカでも人気なジャーマンケーキは沖縄にある米軍基地内から島内に広まり人気に。
ジャーマンと聞くとドイツを連想してしまいますが、ドイツ風のケーキという意味ではなかったことに驚き!!!
米軍基地と南国らしい味のケーキということで沖縄県民に広がり、受け入れられていきました。
ここまで当たり前のように親しまれるようになったのは”基地と南国”という2つの要素を併せ持つ沖縄だったからこそなのかもしれませんね!
ジャーマンケーキのレシピ
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※こちらは参考画像です!
それではシンプル&かんたんに作れるレシピをご紹介致します。
現地本場の味が手軽に!ココナッツたっぶりのカンタンジャーマンケーキ
味の決め手はケーキの上にのるココナッツフィリング。
これさえ出来ちゃえばジャーマンケーキは完成したも同然!
◇材料◇
・バター (100g)
・エバミルク (200cc)
・卵黄 (1個分)
・砂糖 (150g)
・バニラエッセンス (数滴)
・クラッシュナッツ (100g)
・ココナッツ (120g)
・チョコレートケーキ (1ホール)
・生クリーム (適量)
◇作り方◇
- バター ・エバミルクを鍋に入れて馴染んだら卵黄 ・砂糖・バニラエッセンスを入れかき混ぜ、中火で10分ほど煮る。
- ココナッツを入れかき混ぜたら、クラッシュナッツも入れてよくかき混ぜる。
- 火を消して伸ばしやすい固さになるまで冷ます。(ココナッツフィリング完成)
- チョコレートケーキを横2枚にカットする。
- スポンジの間に薄めに生クリームを塗り、スポンジで挟む。
- 合わせたスポンジの上にココナッツフィリングをたっぷり塗る。
- ココナッツフィリングが固まったら完成!上部のスポンジには多めにココナッツフィリングを塗ります。
食べた時に口いっぱいにココナッツの味が広がるメインの部分となりますのでぜいたくに塗りましょう!
温かめのうちにのせて、表面をなめらかにするとより”っぽく”見えますよ!
(固くなったら温め直せばOK。)
ジャーマンケーキはココナッツフィリングが味のカギ!
・ナッツは荒いほうが食感を楽しめますが、細かめの方が見た目がキレイに仕上がるかも。
・多めに作ってトーストに塗ったりしても美味しいですよ。
スポンジ(チョコレートケーキ)はイチから作らなくても大丈夫!!!
まとめ
ジャーマンケーキについてその歴史からレシピまでご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
最近ではご当地の名産品にフォーカスしたTV番組などでも取り上げられる事もあり、沖縄以外でも少しづつ知られるようになってきました!
沖縄を訪れる機会がある方は是非現地の味を楽しんでみてほしいスイーツの一つです。
要冷蔵の製品のため現地からお土産で持ち帰るのは難しいうえ、沖縄以外ではなかなかお店で見かけることが出来ないので興味のある方は是非いちど作ってみてください!