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ネグローニのカクテル言葉の意味や由来、味や度数は?定番+αのレシピ!

世界には私たちが知らないカクテルがまだまだ多く存在します。

ネグローニというカクテルを知っていますか?

ここではそんなネグローニの意味や由来、度数、そして美味しい作り方をご紹介します。

ネグローニのデータ
タイプ ロングカクテル
アルコール度数 25~30%前後
ベース  ジン
 中口
カクテル言葉 初恋

ネグローニとは?味やアルコール度数やカロリー

ネグローニとは?味やアルコール度数

ネグローニはカンパリリキュールとジンをベースに作られたロングカクテルです!

ネグローニの味

使われるカンパリの苦味やベルモットのハーブの香りで奥深い味わい

甘さは控えめでビターなのみ口特徴でそのスッキリした香りもあり食前酒としても親しまれています。

ネグローニのアルコール度数

ベースがジンということで、アルコール度数はちょっぴり高めの25~30度前後です。

ネグローニは見た目よりもアルコール度数も高めで、苦みもある大人の味わいです。

カンパリリキュールはカシスのような赤い色をしている事から”甘いお酒なのでは?”と思われる方もいらっしゃいますが、苦みが強めのお酒なんですよ。

ロックですので氷が溶けていくとともに味わいも少しずつ変化するのが特徴、時間と共に変化するその味をじっくり楽しみたいカクテルです。

使われる材料の度数はそれぞれ

・ジン        40度〜
・カンパリ      25度
・スィートベルモット 18度前後

となっています。

ネグローニのカロリー

ネグローニのカロリーはグラス一杯で200kcal程です。

お酒は度数と糖度が上がるほどカロリーも高くなります。

強めのお酒を組み合わせているのでこれくらい担ってしまうのは仕方ないですね。。

使われる材料それぞれのカロリーは

・ドライジン 100ml=284kcal
・カンパリリキュール  100ml=270kcal
・スィートベルモット 100ml=117kcal

このようになっています。

ネグローニの由来と名前の意味

ネグローニ(Negroni)は、1962年に発表されたイタリアのフィレンツェの老舗レストランの「カソーニ」の常連客だったネグローニ伯爵にちなんで作られたカクテルです。

ネグローニ伯爵は、とても美食家だったようです。

元々、伯爵は食前酒として「アメリカーノ」というカクテルを飲まれていました。

「アメリカーノ」は、カンパリとスィートベルモットをソーダで割ったものですが、アルコールの強いカクテルが好みだったネグローニ伯爵の

「ソーダの代わりにジンで割って欲しい!」

というリクエストから出来たと言われています。

そこでネグローニ伯爵本人からの許可を得て「ネグローニ」という名のカクテルが誕生しました。

ちなみに、この「ネグローニ」を作ったレストランは、様々な変遷を経て2001年にセレブ御用達ファッションブランドのロベルト・カヴァリの傘下になり、現在も「カフェ・ジャコーザ・ロベルト・カヴァッリ」として営業を続けています

ネグローニのカクテル言葉とその意味

ネグローニのカクテル言葉とその意味

ネグローニのカクテル言葉は

初恋

・カンパリはオレンジの果皮で作られた苦みが特徴のリキュール
スィートベルモットは、甘い味わいをもたらします。

初恋のような甘酸っぱい中にも苦みを感じる”ほろ苦い”青春のような味わいを持つネグローニ。
まさに『初恋』のカクテル言葉にぴったりですね!?

ジンがベースなので、少しアルコールが強く感じるかもしれません。
それもまた一興。

初恋相手と甘く苦い時間を過ごすのも良し。
一人で初恋を思い出しながら甘く苦い時間を過ごすのも良さそうです。

また、オレンジのスライスを入れると更に爽やかに感じます。

これも青春の爽やかさなのかも!?

ネグローニの作り方&美味しいアレンジ方法!

ますはじめに基本のネグローニのレシピを紹介します!

□材料

・ドライジン 30ml
・カンパリリキュール 30ml
・スィートベルモット 30ml
・氷
・オレンジスライス

 

□基本の作り方

  1. オールドファッショングラスに氷を入れます。
  2. ジン、カンパリリキュール、スィートベルモットを入れる。
  3. グラスの中で混ぜます。
  4. 最後にオレンジスライスを入れて出来上がりです。

オレンジスライスをオレンジジュースに変更するとさらに飲みやすくなります!



オールドファッショングラスの大定番↑

ネグローニの大人アレンジ!

ネグローニはそのままでももちろん美味しいですが、色々アレンジが出来るも特徴です。

ここでは大人っぽく楽しめる2つのアレンジを紹介します!

伯爵が愛したクラシックアレンジ

こちらはネグローニ伯爵のオリジナルの作り方。

材料や基本的な作り方は、ネグローニと同じです。

ただ一点違うのは、炭酸ソーダを15ml足してレモンを絞る点です。

当時のネグローニ伯爵がどんな気持ちでこのカクテルを飲まれていたのか考えながら、嗜むのも良さそうですね。

より大人の味わいにアレンジするには

 

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・アンゴスチュラビターズを数滴垂らす。
(アンゴスチュラビターズは、苦みの強いアルコール飲料です。)

・辛口が好みの方は、ジンを多めにその他のものを少し減らす。

マドラーでオレンジスライスを潰しながら飲むと、オレンジの味わいを強く感じることが出来、渋い大人の味を感じられます。

最後に・・・

ネグローニは、こんなカクテルを作って欲しいと頼んだ人にちなんだ名前がついたカクテルです。

自分の名前がついたカクテルが、後世まで語り継がれ愛されているなんてロマンティックですよね!?

また、そのカクテル言葉にあるように「初恋」のほろ苦さや甘酸っぱさを感じ、当時の気持ちを思い返すのも良いかもしれませんね。

この当時を思い返す時間も、大人の時間。

静かに時間の流れを感じながらその味わいを楽しめるカクテルです。