韓国料理はさまざまな種類があり、日本人の口に合うと美味しさからとても人気なのはみなさんすでにご存知ですよね!?
焼肉の中ではサムギョプサルやカルビが有名ですが、ぜひ一度チェレンジしてもらいたいのがチャドルバギです。
名前だけ聞くと馴染みが薄そうですが、とても美味しく、そして多くの日本人のお口にも絶対合う美味なお肉です。
今回はそんな韓国料理『チャドルバギ』とはどんなものなのか?その特徴や歴史、名前の意味、そして美味しい焼き方&食べ方を丸ごと紹介していきますね!
チャドルバギとはどんな食べ物?
チャドルバギ(차돌박이)とは、牛のあばら部分の霜降り肉の焼き肉のことを指します。
韓国国内では人気の焼肉メニューの一つで、注文をするとチャドルバギが薄くスライスされ運ばれてきます。
白く脂身が多い部分が使われるため、脂っこくならないように薄くスライスされるのですね。
約厚さ2㎜ほどに切ると脂身がちょうどよい具合になり、一番美味しいとされています。
薄いお肉ということで、”焼きしゃぶ”みたいな感じですね!?
プルプルとした食感の脂身はジューシーで牛本来の旨味を存分に味わえますよ。
タレは日本式の焼き肉と違い、酸味のあるさっぱりしたもの(ポン酢っぽい感じ)が出されますが、酸味と脂分といい具合に合わさってとても美味しいですよ!
そのタレはチャヤソースと呼ばれるもので、チャドルバギ+野菜(ヤチェ)ソースということから名付けられたもの。
ネギや青とうがらしなどを刻んだもの(ヤチェ)とごま油が入っています。
チャドルバギは韓国では牛焼肉を提供しているお店で食べることができます。
お店によってはメニュー表示が「チャドルベギ」となっていることがありますが、同じものなので安心してくださいね!!!
チャドルバギの歴史や名前の意味、由来

チャドルバギは韓国語で「ともばら肉」のという意味です。
『ともばら肉』って日本語であまり聞き馴染みがありませんが、牛あばらの霜降り肉のことです。
牛あばらを直角にカットした際、白い脂がピンク色の肉の中にあり、それがまるで石英(チャドル)のように見えたことから名付けられたともいわれています。
チャドルバギが韓国国内でいつから食べられるようになったのかは、はっきり分かっていません。
しかし、本場韓国では創業50年の歴史を持つお店もあることからかなり前から食べられていたのは間違いなさそうです。
今では韓国人の間で定番の焼肉メニューで、サムギョプサルやカルビなどと並んで、よく食べられています。
チャドルバギの焼き方&こんな食べ方で美味しい

チャドルバギの美味しい焼き方と、おすすめの食べ方について見ていきましょう。
◇チャドルバギの美味しい焼き方
チャドルバギがテーブルに運ばれてきたら、網や鉄板の上で焼き始めましょう。
肉は薄くスライスされているので、すぐに焼きあがります。
焦げないように注意してくださいね!
焼きあがったチャドルバギを置く小皿などを準備しておくとスムーズです。
脂身の多さが気になる人は、網焼きがおすすめ。余分な脂が網の下に落ちるため、脂分を控えめにすることができますよ。
わからない場合はお店方にお願いすると焼いてくれますよ!!!
◇チャドルバギのおすすめの食べ方
チャドルバギの食べ方をいくつか紹介します。
定番はサンチュに包んで
最も定番の食べ方が、サンチュに包む方法です。
かるくタレにつけてから味噌だれやニンニク、ネギキムチなどと一緒に、サンチュに包んで食べましょう。
シンプルにチャドルバギの味を楽しめます。
サラダ感覚で食べる
レタスやキュウリ、トマトなどが入ったサラダをチャドルバギと一緒に注文してください。サラダをチャドルバギで包むようにして食べると、さっぱりとした味になり美味しいですよ!
脂っこさが気になる人には・・・
テンジャンチゲに入れて食べる
最後に紹介するおすすめの食べ方はちょっぴり変わった方法です。
焼きあがったチャドルバギを、熱々のテンジャンチゲに入れてみましょう!
甘辛い味噌味のテンジャンチゲと、ジューシーなチャドルバギとの相性がバツグンです。
白いご飯にも良く合いますよ!

その他にも家庭では野菜をチャドルバギで巻いて蒸して食べたり、トッポギのタレにつけて食べる猛者もいるなど、それはもう色々な食べ方を楽しむことができます!!!
まとめ
韓国料理のチャドルバギとは、牛あばらの霜降り肉の焼き肉です!
薄くスライスされた状態で運ばれ、その大胆な脂身は牛本来の旨さを感じさせてくれます。
普通にタレにつけて食べてももちろん美味しいのですが、それ以外にも美味しい食べ方がたくさんあります。
いろいろ試しながらお気に入りの方法を見つけてみてはいかがでしょうか!?