日本人にも人気があるアルコールドリンクの1つでもあるカクテル。
しかし世の中には私たちが知らないカクテルがたくさんあります。
ダイキリという名前のカクテルは知っていますか?名前だけを聞くと何だか日本酒のような・・・!?。
ここではそんなダイキリの特徴や味、カクテル言葉の意味、そして自宅で作れる簡単レシピなどについて紹介します!!
ダイキリのデータ | |
タイプ | ショートカクテル |
アルコール度数 | 23~30度前後 |
ベース | ホワイトラム |
味 | 中口 |
カクテル言葉 | 希望 |
ダイキリとは?気になる特徴と味、アルコール度数など
⇒⇒ダイキリ(Daiquiri)はラム酒をベースとしたショートカクテルで食前酒とし飲まれています。
一般的にホワイトラムとライムジュース、砂糖だけで作られるとてもシンプルなカクテル。
ホワイトラムのコクのある味わいに、ライムジュースのさわやかな香りが口の中に広がります。
甘めのカクテルなので、女性やお酒が苦手な人にもピッタリな飲み物です。
ダイキリのアルコール度数は、使用するラム酒の種類や分量によって異なります。
そのアルコール度数は一般的には23~30度前後になることが多いです。
ダイキリの歴史と起源
⇒⇒ダイキリは19世紀後半に、キューバにあるダイキリ鉱山で生まれました。
その頃のキューバはスペインの支配から独立をしたばかり。
独立を支援していたアメリカがたくさんの鉱山技師をダイキリ鉱山に派遣していました。
鉱山技師たちは暑さをしのぐためにラム酒にライムを絞り、砂糖を加えて飲んでいました。
そんな鉱山技師の1人であるジェニングス・コックスが、ダイキリのカクテルを命名したと言われています。
多くの鉱山技師たちは休日のたびに街へ出て、ダイキリを楽しんでいたそうですよ。
ラムもライムジュースもキューバでは美味しいものが安価で手にできることもあり生まれたのですね!!!
ダイキリのカクテル言葉とその意味
全てのカクテルには独自のカクテル言葉というものがあります。
⇒⇒ダイキリのカクテル言葉は「希望」です。
ダイキリ鉱山で働いていたアメリカ人鉱山技師たちが、彼ら自身、そしてキューバという国に対して希望を持っていたことを表しているようです。
甘酸っぱくてさわやかなダイキリの味の中に、未来への明るい希望を見ることができます。
ダイキリの簡単レシピとおいしいアレンジ方法
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ダイキリは自宅でも作ることができます。
簡単につくれるレシピと&少し変わったアレンジレシピを紹介します。
■基本の作り方
□材料
・ホワイトラム 45㏄
・ライムジュース 15㏄
・砂糖 ティースプーン1杯
・氷 適量
□レシピ
・シェーカーに材料を全て入れてシェイクします
・カクテルグラスに注げば完成です
砂糖の量はお好みで調整してください。ライムジュースはフレッシュなものを使用すると、よりさわやかになって美味しくなります。ライムジュースの代わりにレモンジュースを使っても大丈夫です。
人気のフローズンアレンジ
暑い日にピッタリな、フローズンダイキリの作り方を紹介します。
□材料
・ホワイトラム 45㏄
・ライムジュース 15㏄
・砂糖 ティースプーン1杯
・クラッシュした氷 適量
□レシピ
・材料を全てミキサーにかけます
・シャーベット状になれば完成です。カクテルグラスに注いで楽しみましょう
シャーベット状なので冷たくて、とても飲みやすいカクテルです。
しかしアルコール度数は高めなので、飲みすぎないように気を付けてください。
有名な作家のヘミングウェイもフローズンダイキリが大好きでした。
彼はラム酒をダブルにして、グレープフルーツジュースを入れ、砂糖を抜いていました。
⇒⇒そんなヘミングウェイVer.は『パパ・ダイキリ』の名前で現在も親しまれています。
まとめ
ダイキリはキューバのダイキリ鉱山で生まれた、ラム酒をベースとしたショートドリンクです。
ライムジュースの甘酸っぱくてさわやかな味が特徴です。
今回紹介したフローズンダイキリ以外にも、アレンジレシピはたくさんあります。
いろいろ試してみてお気に入りのダイキリを探してみてくださいね。