モルタデッラという名前は聞いたことがなくても、ボローニャソーセージという名前は聞いたことがあるのでは?
モルタデッラとはボローニャソーセージのひとつなんです。
今回はそんなモルタデッラとはどんなものか?美味しい食べ方や簡単激ウマピザのレシpiまで紹介していきます!
もくじ
モルタデッラとはどういう食べ物?その特徴・意味は?
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モルタデッラ(mortadella)とは豚肉を細かいひき肉にを用意し、豚の喉の部分の脂身をサイの目状に切ったものを混ぜ、蒸してつくったソーセージの一種です。
その名前の意味や由来はラテン語の 『murtatum 』(マートルベリーで味付けされたソーセージ)からきたもののようです。
脂身の他には、ピスタチオや黒こしょう、パプリカを加えて作る場合もあります。
色味は全体的に薄い桃色をしていて形は円筒形か楕円形となっていますが、フランクフルトよりもかなり太目な直系が特徴です。
ハムとの明確な違い!
ハムのように生でそのまま美味しく食べることができるので、同じ仲間と思われることが多いですが製造行程が全く違います。
ハムは豚肉など肉の塊を塩漬けした加工食品ですがモルタデッラは、ひき肉に脂身を加えてペースト状にした後、動物の腸、またはそれに代わるものに詰めて蒸したものです。
そのため肉の塊を加工したハムとは風味や味わいに違いがあります。
モルタデッラの起源は?
イタリアのエミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャという所で、長い間つくられてきたソーセージです。
モルタデッラは、ブラジルやアメリカでもとても人気のあるソーセージで、国によって呼び名はそれぞれですが、日本ではボローニャ産のソーセージということで、ボローニャソーセージ、ボロニアソーセージと呼ばれていることが多いですね。
ブラジルでは、「モルタデーラ」と呼ばれるソーセージがあります。
ブラジルは、移民が多い国として知られていますが、特にイタリア系移民が多く存在します。
そんなイタリア人がブラジルにモルタデッラを持ち込み、それが「モルタデーラ」の元祖になったと言われています。
こちらで食べられるモルタデーラは、イタリアのものに比べ黒こしょうなどの香辛料が強く、味も濃く作られています。
モルタデッラの美味しい食べ方!?
生臭さもほとんどなく、そのままでも美味しいので柔らかな舌触りを楽しむために薄くスライスして食べられることが多いですね!
このようにモルタデッラの特徴からそのまま生で食べられることはもちろん、スライスしたものをパンに挟んで食べたり、レモンやライム汁をかけてそのまま食べたりされることが多いのですが、厚く切って炙るなどして熱を加えて食べてもとても美味しいです。
こんな風に色々な調理法で使えるのは、モルタデッラが塩辛くなく、優しい味をしているからでしょう。
もちろんワインと合わせて!
モルタデッラは同じ地域で作られているボローニャワインとの相性が最高!
ボローニャ(エミリア・ロマーニャ)では様々な種類のワインが作られていますが、その中でも辛口の赤やスパークリングがモルタデッラにはオススメです。
スッキリ癖の少ない”モルタデッラ”には甘くないワインで味わう
のがいいですよ!
モルタデッラを使ったピザのレシピ
モルタデッラは、素材が良いお肉で、生でも食べられる程なので出来るだけシンプルに頂くことがおすすめです!
具材として使うよりは、本来の味を楽しむことが1番です。
ただ、気分を変えてモルタデッラとチーズとバジルソースだけの素朴なレシピを、少し丁寧に作ってみてはいかがでしょうか?
モルタデッラピザのレシピ
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ピザ生地 200g
モルタデッラ お好きな量
バジル 適量(フレッシュの方が美味しい)
モッツァレラチーズ 80g
■作り方
- バジル・胡桃・にんにく・塩・オリーブオイルをフードプロセッサにかける。←バジルソース完成!
- 延ばしたピザの生地にバジルソースを塗り、モルタデッラとモッツァレラチーズをのせ、200℃の15~20分焼いて完成です。
焼いている間もちょこちょこ様子を確かめ時間を調節してください!
端の焼き目が出来上がりの目安です。
まとめ
見た目はハムと似ていても、まったくの別物だということは意外でしたね。
モルタデッラは、そのものの素材を楽しむことが大事ですが、色々な種類の野菜やチーズと一緒に頂くなど、食べ合わせを工夫して楽しむと、より一層食事の時間が充実すると思います。