アルコールドリンクの1つのジャンルであるカクテル。
今回紹介するモスコミュールというカクテル、居酒屋からおしゃれなバーまで多くの酒場で多くの日本人に親しまれているカクテルですが、どんなものかよく知らない方も多いのでは?
ここではそんなモスコミュールとはどんなものか?
その度数や味、カロリーにカクテル言葉の意味から自宅で作れる簡単作り方のレシピまでまとめました!
モスコミュールのデータ | |
タイプ | ロングカクテル |
アルコール度数 | 12度前後 |
ベース | ウォッカ |
味 | 中口 |
カクテル言葉 | けんかをしたらその日のうちに仲直り |
もくじ
モスコミュールとはどんなカクテル?その度数や味、カロリーなど特徴
モスコミュールはウォッカをメインにライムとジンジャーエールを使って作られたカクテルです。
モスコミュールは「モスコー・ミュール(Moscow Mule)」という正式名称です。
そのことばの意味は「モスクワのラバ」。
ラバ(ロバと馬の雑種)に後ろ足で蹴り飛ばされるように強く酔いが回るという理由からそのような名前になったのだそうです。
モスコミュールの味
強いアルコールですがクセが少ないウォッカにジンジャーエールの爽やかさ、ライムの苦味が重なりさっぱりしたあじわいでとても飲みやすいカクテルです。
ジンジャーエールをどんなものにするかによって大きく味が変わります!
そして若い女性なら甘口のカナダドライで飲みやすい仕上がりに、大人の味を楽しみたいならウィルキンソンの辛口ジンジャーエールで作ると”ショウガ”の風味が効いたビターな味に仕上げるのがおすすめです。
モスコミュールの度数
気になるモスコミュールの度数は12度前後、もちろん使うウォッカのアルコール度数や混ぜ合わせ方によって変わってきます。
「ウォッカ」はクセが少なく飲みやすいので
- お酒を控えたい日はウォッカ少なめ
- 酔いたい日はウォッカ多め
などで分量が多少変わっても味が変わりづらく安定した味が楽しみやすい(逆に言うと作りやすい)のが特徴ですね。
12度前後というアルコール度数はワインとほぼ同じということで”がぶがぶ”飲むと酔っ払ってしまう危険性があるので飲みすぎないように気をつけましょう(笑)
モスコミュールのカロリーは?
ロングカクテルをつぐタンブラーの容量は通常10オンス(300ml)になりますがそこに氷とモスコミュール180mlを注いだ場合のカロリーは150kcalほど。
参考までに「氷結ストロンググレープフルーツ」350ml缶が192.5kcalです。
→モスコミュール350mlだと290kcal・・・
そう考えるとカロリーは少し高めかな?という感じがしますね。
と入っても”栄養素がふくまれず、熱として分解されやすく、蓄積されにくいエンプティカロリー”なのでそれほど気にしなくても良いかも。
モスコミュールの由来や歴史
モスコミュールは第二次世界大戦直後の1946年にアメリカで生まれました。
ハリウッドにある「コックンプル」というレストランで生まれたという説が最も有力です。
そのはじまりはコックンプルに集まった
- ウオッカを売りたいお酒販売の営業
- マンジンジャービアを仕入れすぎてしまったレストラン店主
- 銅製のマグカップを売りたいメーカー
その3人がそれぞれを売り出すために考案されたのだそうですよ!
誕生は”売上目的”出会ったのでしょうが誕生からすでに70年以上、これだけ長い間愛されている理由はやはりその味、作りやすさ、お値段のバランスの素晴らしさにあるのだと思います。
モスコミュールのカクテル言葉の意味は?
各カクテルにそれぞれある”カクテル言葉”。
モスコミュールのカクテル言葉は「けんかをしたらその日のうちに仲直り」です。
勝手なイメージですが
友人や恋人と喧嘩してしまってもモスコミュールの味のようにスッキリ水に流して元のように仲直り
という感じでしょうか!?
ビターなその味がその日のケンカをすべてリセットさせてくれそう、そんな素敵なカクテル言葉じゃありませんか?
モスコミュールの作り方のレシピ&美味しいアレンジ法
モスコミュールは自宅でもかんたんに作ることができます。
基本のレシピと&少し変わったアレンジレシピを紹介します。
■スタンダードなモスコミュールの作り方
◇材料◇
・ウォッカ 90ml
・ライムジュース 45ml
・ジンジャーエール 45ml
・氷 適量
◇作り方◇
タンブラーに材料を注ぎステア(混ぜ合わせる)する。
たったこれだけで完成です。
更に美味しく!
ライムジュースではなく本物のライムを1個用意し、
- 半分を絞って
- もう半分をグラスに
のようにすればより本格的な見た目と味になりますよ!
■モスコミュールの美味しいアレンジ方法!
- ライムをゆず・かぼすに
- ジンジャーエールを変えてみる
- ウォッカをテキーラや香草系リキュールにチェンジ
③の香草系リキュールはアブサンやイエガーなどがおすすめ。
実際にこれらのアレンジモスコミュールが出されているお店もあるほど!!!
この様に使われる材料をお好みのものに変えてみることでより自分の好みにマッチした美味しいモスコミュールが見つかるはずですよ!
モスコミュールとは?度数や味、カロリー&言葉のまとめ
モスコミュールについてお話してきましたがいかがでしたか?
飲みやすいのでタンブラーでがぶがぶ飲んでしまいがちなモスコミュールですが、意外とアルコール度数が高い上にカロリーもそれなり。
飲み過ぎには気をつけつつ楽しみましょう!
そして酒場でのむのももちろんいいですが、家で好みのアレンジを楽しむのもアリですね!