カクテルは味や種類のバリエーションが豊富とあって私たち日本人にとってもすでに馴染み深く、老若男女問わずに人気がありますよね。
今回紹介する「ラスティネイル」というカクテルは
「あのX JAPANの曲名じゃないの?(笑)」
といった感じであまり詳しく知らない方も少なくないのではないでしょうか?
ここではそんなラスティネイルのカクテル言葉の意味、度数、作り方のレシピまで紹介していきます。
→レシピはとっても簡単なので、自宅でもすぐに作ることができますよ!
ラスティネイルのデータ | |
タイプ | ロングカクテル |
アルコール度数 | 30〜35%前後 |
ベース | ウイスキー |
味 | 甘口 |
カクテル言葉 | 私の苦痛を和らげる |
もくじ
ラスティネイルとはどんなお酒?味やアルコール度数は?
ラスティネイル(rusty nail)はウイスキーがベースのロングカクテルです。
ウイスキーに、ドランブイと言うリキュールを混ぜて作られます。
ラスティネイルの味は?
味の特徴はなんといってもアルコールと甘みの強さ!!
アルコール度数が高いウイスキーと更にモルトウィスキーをベースにして製造されるドランブイを混ぜるため、アルコール度数が高くて甘いカクテルになります。
ラスティネイルはドランブイの甘くまろやかな味わいが、ウイスキーの深いコクとマッチするカクテルです!
度数は?
ラスティーネイルのアルコール度数は使用するウイスキーの種類や、配合量によって変わってきます。
一般的には30〜35度前後と、アルコール度数が高めになっています。
甘くて美味しいカクテルですが、飲み過ぎると危ないので注意です!
ラスティネイルのカクテル言葉の意味は?
全てのカクテルには特有のカクテル言葉というものが存在しています。
ラスティネイルのカクテル言葉は、「私の苦痛を和らげる」です。
仕事やプライベートで嫌なことや苦痛を感じることがあっても、甘くてアルコール度数が強いラスティネイルを飲めば、きっと忘れることができる、という意味が込められているのでしょうか!?
強めの甘さが疲れた身体に染み渡り。。
ストレス社会で生きている現代日本人にとって頼もしいカクテルと言えるかもしれませんね!?
ラスティネイルの名前の意味、由来と起源
ラスティネイルの起源
ラスティネイルは第2次世界大戦後、1960年ごろに誕生したたカクテルです。
その始まりには2説あり、もともと”ドランブイ”をロックで飲んでいたところ、
- 氷が溶けて薄くなってしまった
- ドランブイが甘すぎた
のでスコッチウイスキーを足したことから始まった!と言われています。
どちらにせよドランブイの近くにスコッチがあり、偶然のちゃんぽんで産まれたのに間違いなさそうですね(笑)
ラスティネイルの名前の由来
ラスティネイルの名前の由来は、その言葉の意味から大きく分けて2つあります。
錆びた釘
ラスティ(rusty)は英語で「錆びた」や「錆び」を表します。そしてネイル(nail)の意味は「釘」や「爪」。
ラスティネイル(rusty nail)は「錆びた釘」を指します。
カクテルの色が錆びた釘のように赤茶色なため、ラスティネイルの名前が付けられたと言われています。
古めかしい物
ラスティネイルはイギリスの俗語で”古めかしい物”という意味を持っていて、そこから付けられたとも言われています。
ラスティネイルの作り方のレシピ&アレンジ方法
ラスティカクテルの基本の作り方とアレンジ方法を紹介しますね。
とにかく簡単ですのでお家でもすぐに作れちゃいますよ!
■基本の作り方
◇材料◇
・スコッチウィスキー 45ml
・ドランブイ 15ml
・氷 適量
◇レシピ◇
- ロックグラスに氷を入れます
- スコッチウイスキーとドランブイを注いで軽くステアすれば完成です。
スコッチウイスキーとドランブイの配合量によって、味やアルコール度数は変わります。
甘めの方が好きな方は、スコッチウイスキーとドランブイをそれぞれ30mlずつに変えてみてください。
かなり甘くなりますが、ウイスキーが苦手な方でも飲みやすくなります。
レモンを入れて爽やかに飲むのもまた美味しいですよ!
冬にピッタリのラスティネイルアレンジ
◇材料◇
・スコッチウイスキー 35ml
・ドランブイ 15ml
・お湯 適量
◇レシピ◇
- ロックグラスにスコッチウイスキーとドランブイを注ぎます
- お好みの量のお湯を注いで混ぜれば完成です
氷の代わりにお湯を入れれば、寒い冬にもピッタリなカクテルになります。
香りがとても良く身体が温まります。
乙類の焼酎をお湯割りして飲む”あの”感じですね!!
まとめ
ラスティネイルは”ウイスキー”に”ドランブイ”を混ぜて作る、甘めのカクテルです。
アルコール度数は高いですが、甘さも強いので飲みやすくなっています。
カクテル言葉の「私の苦痛を和らげる」の通りちょっと”しんどい”時に身体に染み渡る一杯。
自宅でも簡単に作ることができるので、試してみてはいかがでしょうか!?