美食の国として欧米各国で知られるペルー。
そんなペルー料理の中でも最もよく知られる代表料理が「セビーチェ(セビチェ)」です。
ここではそんなセビーチェについて
・どんな料理?具材や味について
・セビーチェとマリネの違い!
・家庭で作れる本格レシピ
・東京で食べられるレストラン
などについて紹介していきます♪
もくじ
セビーチェとはどんなもの?その味や起源
セビーチェとは?
✔️セビーチェ(Ceviche)は魚介類を酸味のあるシトラスソースで味付けした料理で、ペルーやエクアドルといったラテンアメリカ食べられています。
使われる魚介
タイやスズキ、ティラピアなどの白身魚のほか、エビやイカ、タコなど、地域によってはその周辺で獲れるマグロやサバ、カニやカキなどあらゆる魚介類が使われたセビーチェが存在します。
使われる野菜
薄くスライス切りにしたタマネギやトウモロコシ、セロリ、パプリカやコリアンダー(パクチー)、アボカドなどがつかわれるほか、サツマイモのスライスやトウモロコシが添えられたりもします。
レモン汁やライムジュースを使ったソースが味のキモで、”さっぱりとした酸味の魚介サラダ”という味わいです。
セビーチェの起源
諸説ありますが、最も古い説は約2,000年前、現在のペルー北部で栄え始めた沿岸文明であるモチェ族がバナナ パッションフルーツの発酵ジュースを使用して魚がマリネされていたのがはじまりというもの。
かなり古くからセビーチェの原型はあったようです。
加熱調理せずに生で食べるため、新鮮な状態で調理しすぐに消費するために身近なものを使って作られるようになったと考えられています。
セビーチェとマリネの違い!
セビーチェとマリネは同じであって違うと言えます、その理由は↓
✔️セビーチェは料理の名前、マリネは調味液に食材を漬けるという「調理法」のことをいいます。
ということで、”セビーチェ”は魚介類の”マリネ”した南米の料理なんです。
要するに、様々な”マリネ”した料理の中の一つがセビーチェである!という風に捉えると理解できるかと思います。
セビーチェの本格レシピ
食材の種類や味の種類も豊富なセビーチェ。
ここではペルーの家庭やレストランで食べられているトラディショナルなセビーチェの本格レシピを紹介します。
[材料]
スズキの身 :1kg
ライム汁 :1カップ
レモン汁 :1/2カップ
オレンジジュース :1/2カップ
塩 :大さじ1
レッドオニオン :1個
刻んだパクチー :大さじ2
刻んだ黄唐辛子 :1本
塩コショウ
[作り方]
- スズキの身を一口大に切る
- ボウルに塩大さじ1、ライム汁、レモン汁、オレンジ汁を注ぎ、そこにスズキの身を一入れる
- スライスした玉ねぎと刻んだ黄唐辛子をさらに加え、冷蔵庫で少なくとも2〜3時間冷やす
- 盛り付け皿に玉ねぎと刻んだ黄唐辛子を並べ、その上に魚を乗せ、漬けた柑橘類の果汁を少し加えパクチーを飾る
お魚についてはスズキ以外でもヒラメ、タラ、フエダイといった白身魚でももちろんOK!
そのほか、先にも紹介したようにお好みの野菜&魚介でアレンジして楽しむのもアリですね。
そして現地ではさつまいもやトウモロコシが添えられている事も多いので、お好みで盛り付けて楽しんでみてください。
↓スパイシーさのポイントになる黄色唐辛子はこちらからどうぞ♪
セビーチェを東京で食べられるお店
都内には実はペルー料理レストラン(及びBar)がたくさんあり、どのお店でも大体セビーチェは提供されています。
ここではそんなペルー料理店でもセビーチェが美味しいと評判のお店をピックアップし紹介します!
べポカ
東京都渋谷区神宮前2丁目17−6
ALDO アルド
東京都港区南青山3丁目3−23
ミスキー
東京都八王子市明神町3丁目11−13
ペルー南米酒場 HUANCHACO
東京都新宿区百人町1丁目24−8 B1
アルコイリス 五反田店
東京都品川区東五反田1丁目15−5 2F
この情報は記事執筆時のものですので、セビーチェを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみるのがおすすめです!
セビーチェまとめ
ペルーの国民的料理のセビーチェ。
「今まで知らなかったっ!」という方でも、どこかで食べたことがある方も意外と多いのではないか?と思います。
食べたことのない方もせっかくなのでお店やご自宅で味わってみてはいかがでしょうか。
家庭でも意外と簡単に作れるのでLet’sチャレンジ!