マレーシア料理

ナシレマッとは?意味や歴史、ナシゴレンとの違いからレシピまで!

アジア圏の旅行は格安でかつ女子旅にも人気のリゾート地も多いため毎年注目されていますね。
旅行ツアーなどですと格安で行くことができ、日本語が通じる事も多いので安心していくことができます。
私も海外旅行に行ってみたいなと思うのはアジア圏が多いですね。

そんなアジア圏の中でもマレーシアは料理がおいしいことでも注目されています。
どのようなおいしい料理があるのでしょうか
食いしん坊な私にはとても魅力的な話題です。(笑)
今回はそんなおいしいマレーシア料理の中でも「ナシレマッ」という料理について紹介していきたいかと思います。

ナシレマッとはどんな料理?具材や味、カロリー!

マレーシア料理・ナシレマッ(nasi lemak)は東南アジアのインディカ米(長いお米)をココナッツミルクなどで炊いた(蒸した)ものの事をいいます。

具体的には

  • インディカ米
  • ココナッツミルク
  • タコノキ属の葉(香り付け)

これらの材料が使われています。

マレーシアの炊き込みご飯?のような感じでしょうか?

基本的にココナッツミルクは必須ですが、その味付けは地域によって違うようで、甘めのものや辛い味のものなど色々な味があるようです。

そしてこのナシレマッはカロリーが高いので、朝に食べ過ぎないように国が注意喚起を促したりもしているんですよ!

健康志向な国が今多くなってきていますし、ココナッツミルクは意外とカロリーが高いことで有名なので、高カロリーなご飯になってしまうのはわかりますよね。

そしてそんな”ご飯”に

  • マレーシアの辛味噌『サンバル
  • チキンや海老
  • 小魚
  • 味付け調理したピーナッツ
  • ゆで玉子
  • キュウリ

などの好みのおかずをワンプレートにのせ一緒に食べます。

本来ナシレマッは”ご飯”のみを指しますが、おかずを含めたワンプレートまるまるがナシレマッと言われています!

ナシレマッの歴史や名前の意味、由来

ナシレマッの歴史や名前の意味、由来

ナシレマッは直訳すると

・ナシ→ご飯
・レマ→アブラ

を指す「油ご飯」という意味です!

ですが油は材料に入っていません。

この”ナシ”はココナッツミルクの油分のことを指すようです

ナシレマッは、マレーシアの一般家庭ではポピュラーに食べられる家庭料理で、主に朝食で食べられることが多いです。

その起源は中世マラッカ王朝のスルタン時代と言われています。

夫を失った貧困の母子の母親が仕事に出ている間に、いつも同じ方法で調理する食事に飽きていた子がご飯をアレンジした事が起源だそう。

そのおいしさと手軽さ、食べごたえから屋台での販売、レストランなどでの提供などと広がり、今はマレーシア一般家庭の朝食の定番となりました。

そして現在、お隣のシンガポールでマレーシア料理が一般的に食べられていることもあり、このナシレマッもよく食べられています。

ナシレマッとナシゴレンの違いは?

似ている料理で、日本でも人気が高い「ナシゴレン」という料理があります!

ナシレマッとはどう違うのでしょうか?<

まずはじめにナシレマッは蒸し料理です!

それに対しナシゴレンの『ゴレン』は”炒める”という意味、そもそもチャーハンのような焼き飯料理です!

ナシゴレンは

サンバル・ケチャップマニス・トラシ・ブラチャン、などといった、マレーシアやインドネシアの調味料と鶏肉や牛肉、エビなどと一緒に多めの油で炒めたものになります。

最後に目玉焼きをトッピングすることが多く、日本で食べられるナシゴレンも多くは目玉焼きがトッピングされています。

→→→一番簡単な見分け方はご飯の色!

  • ナシマレッは白
  • ナシゴレンは茶色

なので見たらすぐに分かりますよ!!!

マレーシア料理・ナシレマッのレシピ!

そんなナシレマッの簡単レシピを紹介していきましょう!

◇材料(4人分)◇
インディカ米・・・2合
ココナッツミルク・・・100cc
水・・・200cc
ショウガ・・・少々
パンダンリーフ・・・1枚
塩・・・小さじ1/4
きゅうり・・・1/2本
ゆで卵・・・2個
殻焼きしたピーナッツ・・・少々
サンバルソース・・・大さじ2

 

◇作り方◇

  1. ショウガは薄くスライスします。
  2. パンダリーフも細かく刻んでおきます。
  3. 米をとぎ、水、ココナッツミルク、①と②を入れて通常通り炊飯器で炊き上げます。
  4. 炊きあがったらよく混ぜて、お皿に盛りつけます。
  5. ゆで卵は半分に切ります。
  6. ご飯を盛り付けたお皿にゆで卵半分、きゅうり、ピーナッツをトッピングします。
  7. サンバルソースはきゅうりの上に添えて完成です。

インディカ米は水につかりすぎると割れてしまうので時間を置かず、すぐに炊くようにしましょう。

食べ方としてはそのまま食べてもよしサンバルソースを混ぜ込んで混ぜご飯みたいに楽しんでもよいでしょう。

通常は葉で包んで蒸してつくったりしますが、炊飯器で炊いてもちゃーんと本場の味に仕上がります

マレーシアではそれぞれの家庭でトッピングに違いがあったりするようで、それがその家庭のおふくろの味になっているみたいですよ!

味のキメ手、定番のサンバルソース&パンダンリーフがはコチラ↓



まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はマレーシアの伝統的な家庭料理・ナシレマッを紹介させていただきました。

一見さっぱりと食べられそうですが実は意外と高カロリーなんですね!?

 

サンバルソース&パンダンリーフさえ手に入れれば家庭でも意外と簡単に作れるので一度試してみてください!