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ホッケンミーとは?東京で食べられるお店やかんたんレシピまで!

ホッケンミーとは?東京で食べられるお店からかんたんレシピまで

マレー系住民が多いことからマレーシア料理がそのままシンガポール名物になる事が多いのですが、その一つが今回紹介する『ホッケンミー』

ここではそんなホッケンミーについて

・どんな料理?(味や起源についてなど)
・東京で食べられるお店
・かんたんで美味しいレシピ

をくわしく紹介していきます!

ホッケンミーとは?

ホッケンミーとはどんな料理?

ホッケンミー(Hokkien mee)はシンガポール・マレーシアの玉子麺及びビーフン麺を使った濃厚なエビのダシが効いた焼きそばです。

小麦を使った卵麺のみが使われる事が多いですが、現地では卵麺とビーフンを組み合わせ使われるお店も存在します。

具材には、エビ、イカ、豚肉、鶏肉などのシーフードや肉類、玉子が使用され、サンバル(チリ)とライムの絞り汁で爽やかな味付けなのが特徴です。

ホッケンミーの起源は?

シンガポールとマレーシア両国に起源説があるみたい・・・。

シンガポール起源説

ホッケンミーの起源は1940年代にシンガポールに移住した福建省アモイ出身(ホッケン族)の黄成(兄)と黄铜(弟)の二人の兄弟がこの料理を作り、兄はローチョー地域、弟はトンセン通り付近に屋台を出して販売し始めた、という説。

クアラルンプール起源説

1905年に中国福建省安渓市から移民としてクアラルンプールに到着したオン・キム・リアン氏は太い黄色の麺で作られた麺スープを販売開始したが、のちに売上が停滞・・・。

そこで麺を濃口醤油で炒め、豚骨、エビの頭、ティポー(ヒラメの干物)で作ったスープで煮込むという新しい料理がホッケンミーという説。

年から考えると、マレーシアの方が古いのでそちらが起源のような気もしますが、ホッケン族がそれぞれ別の地域で作り、独自に進化したとも考えられるという事ではっきりとし

シンガポールとマレーシアのホッケンミーの違い

マレーシアのホッケンミー

ホッケンミーはシンガポールだけでなく、マレーシアでも食べられているのはここまで読んで頂いた通りですが、両者見た目に大きな違いがあります。

シンガポールの物は麺や具材そのものの色なのに対し(味については先述↑)、マレーシアでは黒い醤油が使われ濃い色&ラードで光り、ニンニクの風味があるのが大きな特徴です。

この他、”ペナン式”というマレーシアのペナンで食べられている、エビの出汁を使ったピリ辛のスープタイプのホッケンミーも存在しています。

東京でホッケンミーを食べられるレストラン

ホッケンミーがいただけるシンガポール料理店を紹介。

威南記海南鶏飯 日本本店

東京都港区芝浦3丁目4−1 田町グランパーク 1F

シンガポール海南鶏飯 日本橋タワー ダイニング

東京都中央区日本橋室町2丁目1−1 日本橋三井タワーB1

松記鶏飯

東京都千代田区神田司町2丁目15−1

ペナン レストラン

こちらではペナン式の”汁ありタイプ”を頂く事ができますよ。

東京都港区芝2丁目4−16 加藤ビル 1F

この情報は記事執筆時のものですので、ホッケンミーを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店に確認してみるのがおすすめです。

ちなみにWikiに「日本では東京都渋谷区に専門店がある。」という記述がありますが、当該店舗「ヤックマン」は既に閉店していますのでご注意ください。

ホッケンミーのかんたんレシピ

シンガポールスタイルのホッケンミーのレシピです。

材料が多めなので大変そうに感じるかもしれませんが、材料を切り、調味料を準備しとはどどん炒めていくだけなので意外とかんたんに出来ますよ♪

【材料】(2人分)

  • 焼きそば:一袋
  • ビーフン:100g(水で戻しておく)
  • エビ:200g(頭を外し殻をむいて背ワタを取り除く)
  • イカ:(お好みで)
  • 豚バラ肉:100g
  • ニンジン:30g(細切り)
  • 青梗菜:50g
  • ニラ:数本(3〜4cmの長さに切る)
  • にんにく:2かけ(みじん切り)
  • 植物油:大さじ2
  • 醤油:大さじ2
  • オイスターソース:大さじ1
  • 砂糖:小さじ1
  • 鶏ガラスープ:200ml
  • 白胡椒:お好みで調整
  • サンバルソース:お好みで
  • レモン:お好みで

【作り方】

  1. エビの頭、ガーリックを香り立つまで炒めます
  2. 豚バラ肉とエビを加えて炒め、色が変わるまで調理します
  3. ニンジンとイカ、青梗菜を加えてさらに炒めます
  4. 醤油とオイスターソースを加え、全体をよく絡めます
  5. 鶏ガラスープを加え、煮立たせます
  6. 焼きそばとビーフンをフライパンに加え、ソースと絡めます
  7. 砂糖と白胡椒を加え、味を調整します
  8. ニラを加えて仕上げ、必要に応じて塩や醤油を加えて味を調整してください
  9. 出来上がったらお皿に移し、お好みでレモンとサンバルソースを添えれば完成!

具材は好みに合わせ自由に選んでOK!

インドネシア・マレーシアで使われる酸味のある辛味調味料の『サンバルソース』でもっと本格的に


インスタントを使えばもっとカンタンに楽しめますよ♪

ホッケンミーまとめ

様々なスタイルがあるホッケンミー。

タイプによって見た目以上に味もかなり違う面白い料理です。

何より2種の麺を使うのが特徴的ですよね。

しかしこれがまた面白い食感なので、ぜひ一度味わってみてください!