各国に定番の”朝ごはん”があるようにシンガポールにも定番の朝ごはんがあります、それがこれから紹介する”カヤトースト”。
ここではそんなカヤトーストについて気になる
・どんな料理?(味や起源についてなど)
・かんたん美味しい作り方&食べ方
・東京や大阪で食べられるお店
といった情報をくわしく紹介していきます!
もくじ
カヤトーストとは?
カヤトーストとはどんなもの?
✔️カヤトースト(Kaya Toast)はトーストしたパンの間に”カヤ”とスライスしたバターが挟まれている、シンガポールおよびマレーシアの定番の朝食です。
→カヤトーストの主役は「カヤ」と呼ばれるジャム、カヤはココナッツミルク、卵、砂糖などを主成分として作られます。
パンは日本で食べられているようなふわふわのものではなく、薄いトーストをパリパリに焼いたものが使われています。
(ふわふわなパンで作るお店もある)
そしてだいたいのお店で半熟玉子とコーヒー(もしくは紅茶)がセットで提供されます。
カヤトーストの味
カヤをたっぷり塗って作るのですが、やさしい甘さが特徴のカヤトースト。
実際にカヤトーストを現地で食べたことのある私の友人は
って言ってました笑
サンドしてから最後に軽く焼き上げるお店もあり、ココナッツとバターのいい香りが特徴です。
カヤトーストの作り方&食べ方
かんたん!カヤトーストの作り方
せっかくなので”カヤジャム”から作ってみませんか?
カヤジャムの作り方
【材料】
卵:2個
砂糖:120 g
パンダンリーフ:2枚
【作り方】
- 鍋にココナッツミルクを加え中火で温め、沸騰する直前で火を止めます
- 別のボウルで卵をよく混ぜ、砂糖を加えて砂糖が溶けるまで混ぜます
- 温めたココナッツミルクを卵と砂糖のボウルに少しずつ加え、よく混ぜます
- 混ぜた液を再び鍋に戻し、中火で加熱します。パンダンリーフを加え、時々混ぜながら約30〜40分間煮詰めます。カヤが滑らかなペースト状になるまでじっくり煮詰めます
- 火から下ろし、パンダンリーフを取り除き完成〜
砂糖の量によって甘さの加減が可能ですが、少なすぎるとジャムらしい”ねっとり”感が出ないので気をつけてくださいね!
パンダンリーフはこんな感じの葉っぱ
ジャムを購入しちゃえば簡単に味わえちゃいます
カヤトーストの作り方
材料はカヤジャムと有塩バター、そしてスライスしたパン。
- パンをしっかり目に焼き、表面に焦げ目をつける
- パンにカヤジャムをたっぷり塗り、スライスした有塩バターをのせる
- もう一枚のパンでサンドすれば完成!
作り方自体はなんて事ない普通のサンドイッチ笑
カヤジャム同様バターもたっぷりにするのが美味しくなるポイントです。
カヤトーストの美味しい食べ方
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お店のセットでは温泉卵と一緒に提供されるカヤトースト。
カヤトーストと温泉卵は別々に食べても良いのですが、醤油を少し垂らした温泉卵にカヤトーストをつけて食べるのが現地流!!!
独特な甘しょっぱい味に最初は驚くかもしれませんが、食べ進めていくうちにクセになり止まらなくなりますよ。
東京や大阪でカヤトーストが食べられるお店
現在カヤトーストを提供する日本のお店は少なく、SNSでは、あちらでカヤトーストを食べた人が日本でなかなか食べられない!と嘆く声が多数・・・
しかし食べられるお店は東京と大阪にあるんです!
東京でカヤトーストが食べられるお店
ヤクンカヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)東京国際フォーラム店
東京都千代田区丸の内3丁目5−1 区画名称:C-1 1 東京国際フォーラム 1階
ヤクンカヤトースト(Ya Kun Kaya Toast)霞が関ビル店
東京都千代田区霞が関3丁目2−5 霞が関ビルディング 1F 霞ダイニング
「ヤクンカヤトースト」は、1944年の創業時から続くカヤトーストの老舗が日本にオープンしたお店、以前は新宿にもありましたが閉店してしまったみたい(残念)
大阪でカヤトーストが食べられるお店
東南アジア食堂マラッカ
大阪市北区黒崎町5-14
この情報は記事執筆時のものですので、カヤトーストを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店に確認してみるのがおすすめです。
カヤトーストまとめ
シンガポールの定番の朝ごはんカヤトースト、初めて半熟卵につけて食べた時の不思議な感覚をぜひ味わってみてほしいです♪
お店で食べるのもいいですし、ご家庭でもかんたんに作れるのでぜひ試してみてください!