今話題のメキシコ料理”チミチャンガ”をご存知ですか?
ここではそんなチミチャンガについて
・どんな料理?
・その歴史
・食べることができるレストラン
を紹介しています!
もくじ
チミチャンガとはどんな料理?
チミチャンガ(Chimichanga)を分かりやすく、簡単に説明すると”揚げブリトー”です!!!
フィリング(詰め物)をトルティーヤ(小麦粉の薄いパン)で包んで揚げて作られるもので、オーブンで焼いて作られる事もあるのが特徴です。
メキシコ料理の一種ですが、特にアメリカ合衆国のテキサス州やアリゾナ州などで人気があります。
アメリカのテキサス・メキシコ料理レストランやテキス・メクス料理のテイクアウトメニューで見つけることができます。
一般的なチミチャンガのフィリング(詰め物)には、牛肉、鶏肉、豚肉、チーズ、野菜、ビーンズなどが素材が使用されたいわゆる”ジャンクフード”。
これらの具材はスパイスやハーブで味付けされ、一緒に包まれたトルティーヤを揚げることで外側をカリッとさせ、中の具材を温かく、柔らかく調理されます。
その仕上げに、サルサやソース、グアカモレなどのトッピングで味が決定づけられる訳です!
チミチャンガの歴史・由来
チミチャンガの起源については具体的な起源ははっきりとは分かっていませんがいくつかの説があります。
その中でも有力な説を紹介しますね♪
チミチャンガの始まり・説1
もっとも古そうなのがメキシコのソノラ州が起源です。
この地域では、トウモロコシのトルティーヤを具材で包んで揚げる料理が古くから存在しており、それが後のチミチャンガの原型となったと言われています。
そこから”チミチャンガ”になったといわれているようです。
チミチャンガの始まり・説2
一つの説では、テキサス州やアリゾナ州のメキシコ系アメリカ人の家庭で、残ったトルティーヤや具材を利用して作られた料理として始まったと言われています。
家庭料理のアイデアから生まれたと考えられている説です。
チミチャンガの始まり・説3
もう一つの説は、アリゾナ州のレストランであるエル・チャルロ(El Charro)がチミチャンガの発祥地であるという説。
1922年にオープンしたレストラン『エル・チャルロ』の創業者、モニカ・フリエデルが、トルティーヤを揚げて新しい料理を作り出したという逸話があります。
という事でエル・チャルロがチミチャンガを最初に提供した場所という情報もあります。
その他には?
・20世紀はじめに鉄道建設のためにアリゾナに移民してきた中国人がチミチャンガの生みの親だという説
・レストラン『Macayo’s』の創始者・ウッディジョンソンが作り出したという説
・ツーソンのレストラン 『Club 21 』が1940年台に初めてチミチャンガをメニューに登場させたという説
ただしいずれの説も確証されたものではなく、チミチャンガの正確な起源についてはいくつもあるようなんですよね。
『Macayo’s』や『El Charro』といったレストランが起源であることを掲げてはいるものの、お互いを敵視するわけでもなくゆる〜い感じなのがなんとも笑
ですが、1900年代中期には一般化し、テキサス州やアリゾナ州のメキシコ系アメリカ人のコミュニティで発展して広まったのは間違いなさそうです。
東京でチミチャンガが食べられるお店
チレス原宿
東京都渋谷区神宮前1丁目8−24 OZ原宿ビル
Modern Mexican MAYAluz
東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 ヒカリエ 7F
ラ・ホイヤ
東京都渋谷区広尾5丁目16−3 小安ビル 2F
この情報は記事執筆時のものですので、チミチャンガを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認するのがお勧めです!
チミチャンガの作り方
チミチャンガの基本的な作り方です。
本場でもお店や家庭によって具材や味がかなり違うようなのでお好みでアレンジして食べると良いですよ♪
材料
・トルティーヤ
・フィリングの素材(牛肉、鶏肉、豚肉、チーズ、野菜、ビーンズなどご自由に!)
・サラダ油
・調味料(塩、コショウ、チリパウダー、コリアンダーを適量)
作り方
- フィリングの準備
選んだフィリングを調理します。例えば、肉や野菜を炒めたり、調味料やスパイスで味付けします。
フィリングはしっかり味付けし調理しておことで美味しく仕上がります。
(チーズは包み込みの時に入れるのがおすすめ!) - トルティーヤの準備
直径が約20cm程度のものを用意し広げます。 - フィリングの包み込み
トルティーヤの中央に十分な量のフィリングを乗せます。 - 包み込み
フィリングが乗ったトルティーヤの四方を内側に折り畳み、フィリングを完全に包み込むようにします。 - 揚げる
フライパンもしくはお鍋でオイルを熱し、チミチャンガを入れて両面を揚げます。
オイルは中程度の温度で加熱し、表面がカリッとするまで揚げます。
チミチャンガが完成したら、仕上げにお好みでサルサやソース、グアカモレ、サワーソースなどを添えて食べると美味しいですよ!
ちなみにオーブンで焼いても調理可能です。
その場合は約200度程度の温度で表面がカリッとするまで焼きます!
(オーブンによって熱の通りが違いますので、焦げないよう小まめに確認しながらやってみてくださいね。)
→作るのが面倒場合はこちらをそのまま揚げるのもアリっ!!!
サルサソースは定番のHEINZ(ハインツ)で間違いナシ!
まとめ
まだあまり知られていないメキシコ料理のチミチャンガですが、徐々に認知度が高まってきていています。
私的なイメージでは、揚げタコス+春巻きなんですが、どのように思いましたか?
なんにせよとても美味しいので是非一度お店で?作って?食べてみてください!