メキシコの名物料理といえば”タコス”や”ワカモレ”などが知られていますが、名物スイーツといえばまず一番目に挙げられるのが「ブニュエロス」です。
ここではそんなブニュエロスについて
・どんな食べ物?
・かんたんレシピ
・東京で食べられるお店
などくわしく紹介していきます。
もくじ
ブニュエロスとはどんなもの?
ブニュエロスとは?
✔️ブニュエロス(Buñuelos)は主にメキシコで食べられている、サクサクとした食感を持つ甘〜い揚げ菓子です。
材料には小麦粉、卵、砂糖、バターまたは油脂、そして香りづけにシナモンやバニラが使用され、これらの材料を混ぜ合わせて生地を作り、薄い円形にのばして揚げます。
揚げた後には、砂糖やシナモンをまぶしたり、シロップでコーティングされるものもあったりします。
ブニュエロスの起源・歴史
ブニュエロス(Buñuelos)の起源はとても古く、紀元前2世紀、小麦粉とチーズのボールを揚げる地中海あたりで食べられていた”フリッター”が始まりと言われています。
そして時を経て地中海地域から中東、スペイン、そしてラテンアメリカに広まってきながら地域により味や形が変化し、様々なバリエーションが誕生したと言われています。
そのバリエーションはとても豊富で
- キューバでは8の字型
- コロンビアではボール型
- ニカラグアでは、ブニュエロスはキャッサバ粉と粉チーズから作られる
などなど形や素材まで様々。
”ブニュエロス”の名前だけが残り、それぞれがもはや別物と言えるほど進化していってますよね(笑
レシピも国によって異なりますが、すべて小麦粉、ベーキングパウダー、砂糖が使われているのがポイントです!
ブニュエロスのかんたんレシピ
かんたんで美味しいブニュエロスのレシピを2種紹介します。
スタンダードな家庭風ブニュエロスのレシピ
【材料】
・小麦粉:2カップ
・卵:1個
・砂糖:1/4カップ
・ベーキングパウダー:1/2小さじ
・シナモン:1/2小さじ
・塩:1/4小さじ
・牛乳:約1/2カップ
・植物油:適量(揚げるのに使います)
・さいごのコーティング用砂糖とシナモン:適量
【作り方】
- ボウルに小麦粉、ベーキングパウダー、シナモン、塩を入れて混ぜる
- 別のボウルで卵と砂糖を混ぜ、滑らかになるまで混ぜ合わせる
- 小麦粉のボウルに卵の混合物を加え、少しずつ牛乳を加えながら生地を作ります。滑らかな生地ができるまでよく混ぜる
- 生地をラップで覆って約30分間休ませる
- 生地を少量ずつ取り、手で丸めて薄くのばします。好みのサイズにカットする
- 大きめのフライパンに植物油を熱し、生地を揚げて両面がきつね色になるまで焼く
- キッチンペーパーで余分な油を取り除きます
- ボウルに砂糖とシナモンを混ぜ、揚げた生地にまぶせば完成〜
材料も日本のスーパーで簡単に手に入るものばかりですし、調理方法も簡単です!
残った場合でも密閉容器に入れて常温でで最長 3 日間保存できますよ。
メキシコ式の”穴あきブニュエロス”のレシピ
こちらは後に紹介する”型”を使って作ります!
揚げる前の生地が、先に紹介したものに比べゆるい(水っぽい)のですが、これは型に付けるためなのでご安心ください。
【材料】
小麦粉 :1と1/2カップ
砂糖:大さじ3
ベーキングパウダー:小さじ1/2
塩:小さじ1/4
卵:2個
バニラエッセンス:大さじ1
無塩バター:(溶かしたもの)大さじ2
牛乳:1と3/4カップ
使い方はかんたん♪
【作り方】
- ブードプロセッサーで生地の素材を混ぜ合わせ、ボールに移す
- 鍋に植物油入れ温める
- ”型”を油で熱して取り出す
- ”型”の下部をボールに入れた生地に付ける
- 油に入れ、生地を落とす
- 頃合いを見計らいひっくり返す
- きつね色になったら完成
あとは砂糖&シナモン、もしくはシロップなどでお好みの味付けで頂きましょう。
動画でも造り方を確認してみてくださいね♪
”型”はこちらからどうぞ↓
↓こんな形もあります。
ブニュエロスが東京で食べられるレストラン
都内に1件確認でたブニュエロスを提供しているお店を紹介!
カーサテキーラTokyo
東京都新宿区歌舞伎町1丁目7−5 新宿トーシンビル B1
ブニュエロスまとめ
日本国内ではレストラン、およびパン屋さんやスイーツ店などでもまずみることができないブニュエロス。
しかし作り方は意外と簡単なので、お家で作ってみてはいかがでしょうか?