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ハノイ名物チャーカーラボンとは?レシピや東京で食べられるレストランまで

ハノイ名物チャーカーラボンとは?レシピや東京で食べられるレストランまで

ベトナム料理といえばフォーやバインミーなど美味しい有名ですが、ここで紹介するのは『チャーカーラボン』という料理。

日本ではまだあまり知られてはいませんが、地元民に親しまれている”ソウルフード”なんです。

ここではそんなチャーカーラボンについて

・どんな料理?
・家庭でも作れるレシピ
・東京で食べられるレストラン

についてを紹介していきます。

ハノイ名物チャーカーラボンとはどんな料理?

チャーカーラボンとはどんな料理?

チャーカーラボン(Cha Ca La Vong)は、ベトナム・ハノイの伝統的な料理でカープ(鯉の一種)を使用して作られる魚料理です。

カープにターメリックやニンニクなどのスパイスで下味を付け、フライパンで炒めて作られ、食卓にはハーブ(ディルやアサツキ、ニンニク、ピーナッツ)や米麺と一緒に提供され、野菜や麺と一緒にタレにつけて頂きます。

主にハノイの伝統的なレストランや旧市街の屋台でも見かける料理です。

チャーカーラボンの味は?

気になるお味は”タレ”がベトナムの魚醤「ヌクマム」ベースということでいい意味で少々癖がありますが、魚の旨味とハーブの香りが味わえる奥深い味です。

川魚の臭みは油をたくさん使うことで消え白身の淡白な味わいが楽しめます。

それじゃあ脂っこいのでは?と思いきや、一緒に食べる麺(ブン)やハーブの香り&味わいでそれを感じさせません!

チャーカーラボンの歴史・起源

チャーカーラボンは、ベトナムの首都ハノイに住むドアン家によって考案されたと言われています。

19世紀初頭、ドアン家は現在のハノイの旧市街地域に住んでおり、そこで営んでいたレストランでチャーカーラボンが提供されたのが始まりです。

その独特な味わいと組み合わせは、多くの人々に喜ばれ、ハノイの名物料理として広まっていきました。

ハノイの旧市街には「Cha Ca La Vong」というチャーカーラボンの起源になったお店が今も存在し、お店がある通りは”チャーカーラボン通り”と名付けられています。

そしてハノイのチャーカーラボン通りやその周辺地域には、伝統的なチャーカーラボンの専門店が数多く存在し、観光客や地元の人々に人気のある料理として楽しまれています。

ちなみに本店はCha Ca street 14番地にあり、古いお店なのでスペースは少し狭いですが、複数人で行く場合はNguyen Truong To 107番地にある2号店がおすすめです。

こちら↓が発祥のお店

こちら↓が2号店

チャーカーラボンのレシピ

材料が多く”簡単に”とはいきませんが、その美味しさは作って食べてみる価値がありますよ!

【材料】

  • 魚フィレ(カープやホワイトフィッシュなど):500g
  • ターメリックパウダー:小さじ1〜2
  • ニンニク(みじん切り):3〜4片
  • サンバルオレク(チリペースト):小さじ1
  • ヌクマム(ナンプラーでもOK):大さじ1
  • レモングラス(白い部分、みじん切り):1本
  • サラダ油:大さじ4
  • 米麺(ブン):200g
  • ディル(みじん切り):適量
  • アサツキ(みじん切り):適量
  • ピーナッツ(砕いたもの):適量
  • ライムのくし切り:適量

【タレの材料】

  • ヌクマム(ナンプラーでもOK)大さじ1・1/2
  • 砂糖 大さじ1・1/2
  • 酢 大さじ1
  • 水 大さじ1
  • ライムの絞り汁 大さじ1
  • 輪切り唐辛子 お好みで
  • おろしにんにく お好みで
  • マムトム(エビの魚醤) 小さじ1/2
  • ライムの絞り汁 小さじ1
  • 水 小さじ1
  • 砂糖 小さじ1/4

【作り方】

  1. 魚フィレを食べやすい大きさに切り、ボウルに移します。
  2. ターメリックパウダー、ニンニク、サンバルオレク、魚醤、レモングラスをボウルに加え、よく混ぜ合わせ魚が均等に香辛料に絡むようにします。
    それを数十分から数時間、冷蔵庫で寝かせます。
  3. 米麺を茹でザルにあげて水気を切ります。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、魚を炒めます。魚がきつね色になるまで中火で調理します。
  5. 炒めた魚を器に盛ります。
  6. ディル、アサツキ、ピーナッツをトッピングします。
  7. 別の小皿に、ライムのくし切りを添えます。
  8. 米麺と共に、混ぜ合わせた”タレ”にライムを加えながら召し上がれ♪

✔️せっかくなら本格的な素材を用意してみてはいかがでしょうか!?

ヌクマムはこちら

ソースに重要な旨味を加えるマムトム

ベトナムでは”フォー”より一般的な米麺の”ブン”で頂くのが◎

チャーカーラボンを東京で食べられるお店

チャオ ベトナム
東京都新宿区歌舞伎町1丁目3−15 ザ・カテリーナ 1階

ベトナムフロッグ汐留店
東京都港区東新橋1丁目5−2 汐留シティセンタ B1F

この情報は記事執筆時のものですので、チャーカーラボンを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみてください!

チャーカーラボンまとめ

ベトナムはハノイの名物料理『チャーカーラボン』に紹介してきました。

まだ日本ではあまり知られていないですが、とても美味しいので多くの人に味わってほしい魚料理です。

ハノイに行った際には是非味わってみてくださいね。