日本人に親しみやすい食べ物が多い台湾料理、その中でも人気の麺料理がタンツー麺です。
ここではそんなタンツー麺について
・どんな味、具材?
・起源や歴史
・家庭でも作れるレシピ
・東京で食べられるレストラン
などを詳しく紹介していきます♪
もくじ
タンツー麺とはどんなもの?
タンツー麺はどんな味?
✔️タンツー麺(担仔麺)は海老のダシが効いたスープ、つるっとした中細のストレート麺にエビや肉ミンチなどの具材がのった、主に台湾南部の屋台などで食べられている麺料理です。
具材には先ほど紹介したように、エビや肉ミンチのほか刻んだニラやもやし、パクチーのほか、茶葉蛋(台湾式ゆで卵)が麺の上にのっています。
タンツー麺の起源や歴史、言葉の意味
タンツー麺の起源は1895年、台南出身の紅玉頭という人物が路上で販売したのが始まり。
そしてのちに台南に「小月擔仔麵」をオープンし徐々に広がっていきました。
→そして起源とタンツー麺という名前には大きな繋がりがあるんです。
タンツー麺のことばの意味
✔️タンツー麺の繁体字『擔仔麵』の”擔仔”は天秤棒のこと。
紅玉頭が初めに路上でタンツー麺を販売した時、天秤棒で食材や器具一式を担いで売り歩いたことからこのような名前になったのです。
中国四川省の”担々麺”も同じ意味なんですよ!
↓禁断のインスタントで気軽にいただけますw
タンツー麺のレシピ
まずはじめにスープを作り、続けて肉ミンチを作ってから全てを合わせていきます!
スープづくり
実はこんなにシンプルなんですよ!
[材料]
有頭海老:5〜6尾
豚骨スープの素:大さじ1
醤油:大さじ4
塩:少々
水:1L
- エビを頭と身を分け背わたを取り殻を向いておく
- 鍋で少量の油で海老の頭、殻を香りが出るまで炒めたら、水1リットルと豚骨スープの素を入れる
- 沸騰したら弱火にし1時間〜煮込む
- 醤油、塩を入れ味を調節する
- スープを濾して完成
豚骨スープはこちらを使えば簡単ですよ♪
肉ミンチを作る
台湾まぜそばなどにも使われる”肉ミンチ”、これがスープと合わさることで旨味が倍増するんですよ!
[材料]
ひき肉:400g
エシャレット:50g
五香粉:大さじ1
ニンニク:2かけ
紹興酒:大さじ1
醤油:大さじ3
砂糖:小さじ2
- 刻んだエシャレット、ニンニクを炒め、色が変わり始めたらひき肉を入れる
- 醤油、酒、五香粉を入れ、かき混ぜながら軽く沸騰させたら、蓋を閉めて弱火で少なくとも1時間煮込む
五香粉が台湾らしい味のポイントになります、紹興酒は調理酒で、エシャレットは玉ねぎで代用可能です!
↓五香粉は必須!
全てを合わせタンツー麺を作る
ではスープ、肉ミンチと麺を合わせていきましょう。
[トッピング材素材]
先ほど作った肉ミンチ・エビ
野菜(ニラ、茹でもやし、パクチーなど)
茶葉蛋(台湾ゆで卵)
- 先ほど作ったープで海老の身を2分茹でる
- 麺を茹でる
- 器に麺をあけ、スープを注ぎ、肉ミンチ、エビをのせ、野菜やを茶葉蛋をのせたら完成
茶葉蛋があるとより本格的な見栄えになりますね!
タンツー麺が食べられる東京のお店3選
台湾料理店の中でも”台南”料理を出すお店ってあまり多くないんですよね。
日本で食べられる貴重な担仔麺のお店です!
台湾小皿料理 台湾ターミー
東京都港区東新橋1丁目5−2 汐留シティセンターB1
台南担仔麺 新宿店
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45−1 常盤ビル 1F
台南担仔麺
東京都千代田区西神田2丁目1−13 2F
この情報は記事執筆時のものですので、ブンボーフエを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみるのがおすすめです!
タンツー麺まとめ
台南発祥のタンツー麺、日本人の口に合う美味しい料理です。
食べられるレストランは少ないので、インスタントやイチからの調理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
日本には無いその味にプチ驚きしつつ、その美味しさに納得する事間違いなしですよ♪