メキシコ料理といえば”タコス”が有名ですが、それ以外にも美味しい料理がたくさんあるんですよ。
その中でも日本人のお口に合うと評判なのがコチニータピビルです。
そんなメキシコ料理・コチニータピビル(Cochinita Pibil)について
ここでは
・コチニータピビルとはどんな料理なの?
・気になる歴史や起源
・家庭でつくる本格レシピ
・コチニータピビルが食べられる東京のレストラン
をくわしく紹介していきます。
ぜひ最後までご覧になってみてください!
もくじ
コチニータピビルとはどんな料理?
コチニータピビルとは?材料や気になる味
✔️コチニータ・ピビル(Cochinita Pibil)は、メキシコのユカタン州を代表する伝統的な豚肉の煮込み料理です。
材料は豚の肩肉のほか、メキシコ料理に欠かせないスパイス・アチョーテのミックスパウダーやオレガノ、クミン、ニンニク、オニオン、ビニャソチェなど、たくさんのスパイスやナランハ(ユカタン産の柑橘類)のジュース、などを使って作られます。
その味はジューシーな豚の旨味と程よい辛さと甘み、そして深みの感じるスパイスの香りが特徴です。
食べ方はメインの一品おかずとしての他、ワンプレートにライスなどど一所に盛り付けられたり、トルティーヤに包んで食べられたりしています。
コチニータピピルの意味
→マヤ語で「コチニータ」は豚肉、「ピビル」は蒸し焼きという意味なので、コチニータピビル→”豚の蒸し焼き”という意味。
本来は土の中及び熱い石を使い鍋を蒸して調理しますが、現在家庭やレストランではお鍋やオーブン調理によって作られていることが多くなっています。
コチニータピビルの起源・歴史
コチニータピビルの歴史は深く、その起源はマヤ文明(紀元前後から16世紀)の時期まで遡るといわれています。
それはマヤ文明の伝統的な蒸し料理の技法に由来した調理方法の影響が見られるため。
そこに加え、メキシコに進出してきたスペイン人が持ち込んだ調味料や料理の影響により現在の姿に近づいてきたと言われています。
コチニータピビルのレシピ
使う材料が意外と多いので”簡単に”とはいきませんが、日本の家庭でも調理は可能です。
お料理好きの方はLet’sチャレンジ!
材料
・バナナの葉
・アキオテペースト※
・オレンジジュース※
・黒コショウ※
・ニンニク※
・クミン※
・豚肩肉
・紫タマネギ
・オールスパイス
・塩※
・オレガノ※
・油
・オーブンバッグ(あれば調理しやすいがなくても良い)
バナナの葉やアキオテペーストは一般のスーパーでは手に入れづらかったりします。しかしこの2つはとても重要なので、是非揃えて本格的な味を楽しんでください!
✔️調理方法
- ミキサーで※の材料を混ぜ合わせソースを作ります。
- 鍋にオーブンバッグを敷き、その上にバナナの葉を敷き詰めます
(後に具材を包み込むのでバナナの葉も袋状になるように) - バナナお葉の上に肉を大きめの角切りにし、先ほど作ったソースをかけスライスした紫タマネギ、オールスパイスをのせ、バナナの皮で蓋をし包み込みます。
(この時ソースが馴染むよう、必要に応じて水を少々加えてください) - オーブンバッグを閉じ、鍋に蓋をして弱火〜中火で3時間加熱します。
お肉が柔らかくなっていない場合は、蓋をして再度30分加熱します。 - お肉が柔らかくなったら取り出し、細切りにして、少量の油で炒めたら完成!
頂く際はトルティーヤに包んで食べるのがオススメです!
コチニータピビルが食べられる東京のレストラン
「作るのはさすがに・・・汗」という方へ、東京にはコチニータピビルが頂けるメキシコ料理レストランがいくつかありますので紹介しますね。
ドンブランコ
東京都港区新橋3丁目18−7 桃山ビル 3階
サルシータ (SALSITA)
東京都港区南麻布4丁目5−65 広尾アーバン
テピートTepito
東京都世田谷区北沢3丁目19−9
この情報は記事執筆時のものですので、コチニータピビルを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみるのがおすすめです!
コチニータピビルまとめ
いかがでしたか?
コチニータピビルは日本ではまだあまり知られてはいないかもしれませんが、メキシコ料理の中で最も美味しい料理の 1 つとも言われているんですよ。
是非一度レストランやご自宅でその美味しさを楽しんでみてください!