ミークアンとはどんなもの？レシピから東京で食べられるお店まで

ベトナムの麺料理といえば「フォー」というイメージがありますが、他にも美味しい麺がたくさんあるのはご存知ですか？

その中でも、特に美味しいと評判なのが『ミークアン』です。

ここではそんなミークアンについて

などを詳しく紹介していきます♪

ミークアンとはどんなもの？

ミークアンとは？の具材や味

その特徴は何と言っても、米粉を使って作られた平打ちの麺ですね。

”きしめん”のような麺は程よいモチモチとした食感が美味しいです！

そして量が少なめ（ほぼ”汁なし”のお店もある）のスープは、鶏や豚、そして魚醤、そしてターメリックなどが使われた濃厚で複雑な味わいですが、ライムやたっぷりの野菜とともにいただくので意外とアッサリ。

具材にはエビやチキン、豚、そして野菜やピーナッツなど様々なものがのせられます。

先ほど”スープの量が少なめ”と言いましたが、”まぜそば”のように麺と具材、スープを混ぜ合わせて食べます！

ミークアンの起源や歴史

ミークアンの起源は16世紀半ばと言われています。

外国人商人で賑わう交易の場ホイアンにおいて、中国人が持ち込んだ麺料理とベトナム中部地域の料理、そして素材などと結びついて現在のミークアンになったようです。

ミークアンの言葉の意味

ミークアンの意味はそれぞれMì=小麦麺、そしてQuảng=地名（クアンナム省）ということで、『クアンナムの小麦麺』という意味になります。

この料理が生まれた地域、そして現在も親しまれている地域の名を冠したという訳ですね。

しかしミークアンの麺は米粉麺、なぜ”小麦麺”という名前なのかというと、「この独特な太さの麺はまるで小麦を使った麺だから」という理由なんですって（笑）

ミークアンのレシピ

材料で手に入りにくいものがあったり、手順も多めであったりと難易度は若干高めですが、ご家庭でも本格的な美味しいミークアンが作れます。

お料理好きの方は挑戦してみてはいかがでしょうか？

[材料（4人前)]

1. 丸鶏を薄めの塩水に10分ほどつけて臭みを抜き、水洗いして一口大に切る
2. ねぎ、玉ねぎを細かく刻んでおく
3. 鶏肉を、みじん切りにした玉ねぎの半分、ターメリックパウダー大さじ1/2、ミックスハーブ、味の素でよく混ぜて、15分間寝かせる
4. 鍋で油を温め、残りの玉ねぎのみじん切りとターメリックパウダー大さじ1/2を加えて炒める
5. ↑の鍋に鶏肉を加え、全体に火が通るまで炒める
6. ↑に水700mlとココナッツウォーター500mlを加え強火で沸騰させたら、魚醤、氷砂糖を加えてよくかき混ぜ、中火にし、約15〜20分間煮込む
7. うずらの卵を加え、さらに5分ほど煮て火を止める
8. 別の鍋で麺を茹でる（時間は麺に合わせ調節してください）
9. 器に麺を盛り、鶏肉、うずらの卵をのせ、スープを注ぎ、残ったネギやローストピーナッツ、野菜、黒ごまライスペーパーをトッピングしたら完成！

ミックスハーブはスーパーで小瓶が売られているのでそちらを使えばOK。

そしてコツはやはり鶏肉の煮込みスープ。

若干とろみが出るくらいしっかり煮込むと美味しいスープになりますよ！

✔️使うのはココナツミルクではなく、”ココナツウォーター”ね↓

✔️冷凍丸鶏を準備！

✔️幅10nnのライスヌードル

✔️黒ごま入りライスペーパー

ミークアンが食べられる東京のお店

バインミーシンチャオ 池袋店

都内に現在6店舗チェーン展開しているこちらでミークアンが食べられます。
他に、高田馬場、浅草、日本橋、蒲田にもありますよ。

東京都豊島区東池袋１丁目１４−１４ ザ・シティ 池袋 ２階

Saigon 究

こちらは川崎ですが、ミークアンが食べられるお店。

神奈川県川崎市多摩区菅１丁目３−２ コトブキビル 1F

バンブーベトナムキッチン

横須賀になってしまいますが、こちらでもミークアンが提供されています。

神奈川県横須賀市大滝町１丁目24-1F 三ツ星ビル

この情報は記事執筆時のものですので、バインセオを”狙い撃ち”される場合は、あらかじめお店にご確認してみるのがおすすめです！

ミークアンまとめ

ベトナム中部の名物料理ミークアンは汁なしっぽい麺料理で凝縮されたコクがたまらない旨メシです。

日本のベトナム料理店でもなかなか見ることができない料理なので、もし見つけたら即オーダーして味わっってみて欲しいです。

ホントに美味しいので是非！！！