辛味や酸味をはじめ様々な味が絡み合い多様な味わいを楽しめるタイ料理。
ここではそんなタイ料理の中でもちょっぴり変わった”付け合わせ”ケープムーを紹介!
ケープムーとはどんなもの?
✔︎ケープムーは豚の皮の素揚げで、タイ北部の都市チェンマイの料理として知られています。
もちろんそのままでも食べられますが(基本は薄ーい塩味)、現地では「ナムプリックヌム」や「ナムチム」といったソースにつけておやつとして食べたり、ナムギャオ(ヌードルスープの一種)やソムタムなどの付け合わせとして食べられています。
付け合わせの定番であるえびせんのクルプックと似たような食べ方・使われ方がされています。
私はこのケープムー、そしてタイのソーセージ・サイウアをアテにチャーンビアーなどのタイビールを楽しむのが好きです!
このケープムー、先ほどチェンマイ周辺の料理と紹介しましたが、現在ではバンコクをはじめタイ全土で売られて&食べられています。
ローカルマーケットやローカルスーパーなど至る所で売られているので、訪タイされたことがある方なら、気づかないうちに目にしてた事があるのではないでしょうか。
この”豚の皮揚げ”、じつはタイのみならず世界中で食べられているので、各国での呼び名も紹介しますね
・ブラジル:プルルッカ
・フィリピン、メキシコ:チチャロン
・インドネシア:クルプック
・カナダ:シュシチョン
・アメリカ:ポークリンド
・イギリス:ポークスクラッチ
などなど。
世界各国味はもちろん、作り方もほぼ同じというのも興味深いポイントです!
ケープムーの作り方
スタンダードなケープムーの作り方を紹介します!
[材料]
豚の皮:500g
お酢:60ml
醤油:大さじ1
塩:後述
油(ラード、植物油でもOK)
[作り方]
- 鍋に豚の皮を入れ、ちょうど浸るくらいに水を入れたらそこにお酢、塩を小さじ2入れに火が通るまで煮る
- 豚の皮を取り出し、お好みの大きさに切る
- 塩小さじ2,醤油大さじ1をまぶし全体になじませたら1日、天日で乾燥させる
- 弱火の油でじっくり揚げる
この作り方は先にお話ししたように”スタンダード”なケープムー、下味に醤油と塩味を使っていますが、にんにくをプラスしたり、チリパウダーやカレーパウダーをミックスしてアレンジするのもあり!
よりヘルシーに仕上げたい場合はノンフライヤー調理がおすすめ。
設定温度は200℃で時間は10分ほど(厚みや量によって調整してください)で美味しく仕上がりますよ!
冷凍の皮を用意しておけば便利!
ケープムーの通販情報
ケープムーはもちろん通販可能、保存も効くので買い置きしておくと便利ですよ!
プレーン味のもの↓
スイートチリソースでいただくと食べやすいですよ!
そして、ピリ辛ガーリックフレイバーのものはこちら↓
ケープムーまとめ
おやつ感覚でいただけて、お酒のつまみにもぴったりなケープムーはタイにおける付け合わせの王様!
美味しく楽しんでみてくださいね♪